電源方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 11:18 UTC 版)
単相交流25,000 Vで電力を供給する。饋電(きでん)方式については、東海道新幹線開業当初はBT方式だったが、現在では他の新幹線と共にAT方式に統一された。電源周波数は以下の通り。東海道新幹線では60 Hzに統一して給電している。静岡県の富士川を境に50 Hz(東側)と60 Hz(西側)の電源周波数区分が異なるが、50/60 Hz を共用とした場合 約 2.7t の車体重量増加が見込まれ将来的な経済性なども考慮し、当初から山陽方面への延長を構想していたため全線で60 Hzに統一し、車両側の特高圧機器の簡素化を図っている。なお、電源周波数区分50 Hzの地域では周波数変換所が設けられ、新幹線電源用に60Hzに変換している。 北陸新幹線は軽井沢駅 - 佐久平駅、上越妙高駅 - 糸魚川駅と糸魚川駅 - 黒部宇奈月温泉駅の計3か所に50/60 Hzの切り替えセクションが存在し、車両側も50/60 Hzの双方に対応している。 上記以外の各新幹線は沿線地域と同じ電源周波数で、山陽・九州は60 Hz、東北・上越・北海道は50 Hz。 いずれの電気方式においても、変電所間での位相(北陸新幹線においては周波数)の相違を解決する必要があるが、高速を維持するため連続力行運転を行うことから、変電所の饋電区間の境界は、在来線のようにデッドセクション(アーク発生防止のため惰行で通過する)ではなく、地上切替方式を採用している。切替区間はエアーセクションで区分され、その前後の変電所の双方から饋電でき、最初は進入側の変電所から饋電し、列車が切替区間に入ったことを検知すると進出側の変電所からの饋電に切り替える。この間はおよそ0.5秒程度であり、乗客が切替を感知することはほとんどない。 送電側の系統障害を避ける必要から、スコット結線変圧器や変形ウッドブリッジ結線変圧器、ルーフ・デルタ結線変圧器を用いて三相交流から90度位相の異なる2組の単相交流が作られ、それぞれ上り線と下り線に給電されている。変電所の設置間隔は約 20 km 毎である。
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電源方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/13 16:53 UTC 版)
電池方式 工事用棒電池や単1電池2~3本を使用して点滅する製品、夜間点灯でおよそ2~10日程度の点灯が可能。 ソーラー方式 最近主流になりつつある太陽電池を使用した物。ソーラー部で発電した電気を蓄電池に貯め、夜間は蓄電池より電気が供給される。太陽が当たっている限りほぼメンテナンスフリーだが、蓄電池の交換を1~3年ごとに行う必要がある。 商用電源方式 商用電源を使用した物で、点滅部が電源ケーブルで接続されている。点滅部が1単位当たり10~15程度付いている。連結が可能なので電源の取り回しが容易。 特殊電源方式 風力を使用した装置。点滅部が円形をしており、中心部に発電用のフィン(fin)が、その周囲をLEDが囲うように配置されている。車両の風圧や風を利用してその都度発電・点灯するので完全なメンテナンスフリーで使用が可能な製品。高速道路などで最近使われ始めている。
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電源方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 21:27 UTC 版)
AC100V式 電池交換が不要だが、停電時には全く機能せず、設置に電気工事士の資格が必要なため個人の利用者が自身で設置するには向かない。既存の住宅に設置する場合、建物の構造によっては天井に穴をあける必要が出たり、設置場所に制約がでるケースもある。これらの理由から、住宅を新築する際に設置されることが多い。 電池式 AC100V式と異なり、設置に資格は必要としないため、個人の利用者が自身で設置しても問題はない。また 電気配線工事が不要であるため、既存住宅への設置に適している。リチウム電池で5年や10年間動作するものが主流となっており、電池寿命を音声やブザー音で知らせるものもある。電池交換が可能なタイプと、不可能なタイプがあり、電池交換不可能なタイプは機器寿命と共に警報器自体を取り替える必要がある。
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