旅客ターミナル国内線エリアとは? わかりやすく解説

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旅客ターミナル国内線エリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:46 UTC 版)

那覇空港」の記事における「旅客ターミナル国内線エリア」の解説

滑走路北端東側位置し1999年国内線ターミナルビルとして整備された。北側位置する国際線ターミナルビルとは際内連結ターミナル施設接続している。 設計安井建築設計事務所宮平建築設計事務所共同担当RCPC造で地上5階地下1階建。1999年平成11年3月25日竣工同年5月26日供用開始その後増築繰り返し行われ2013年9月20日延床面積5,862平方メートル第三次増築部が竣工チェックインカウンターなどが増設され、翌9月21日供用開始した滑走路向かって2本のフィンガー突き出しており、南側フィンガー日本航空JALグループが、北側フィンガー全日本空輸ANAグループ使用する36番ゲートは、36A・36B(エプロンでは36R・36L)の2箇所運用しているが、2機駐機できるのはかつてANA利用されていたボーイング737-500に限られるボーイング737であっても737-700および737-800NGシリーズ)が駐機する際は、もう片方搭乗口使用できないため、500型が退役後は36A/36Bが同時に使用されることはない。また、21番24番27番・31番・34番・41ゲートは、搭乗橋1本で乗降する小型機ボーイング737エアバスA320)から中型機ボーイング767)までしか駐機できない。なお、かつて運航していた第一航空運航便は不定期便扱いのため、ターミナルビル外の第一航空事務所以前ターミナルビルにあった)の専用カウンター受付後、同社格納庫前からの搭乗となっていた。 当初旅客ターミナルビルは、1959年昭和34年4月に、旧国際線ターミナルと後の第2国内線ターミナル位置現在の44スポット付近) に完成し同年5月9日供用開始した1975年昭和50年4月沖縄国際海洋博覧会あわせて現在の貨物ターミナル付近に国内線用の「暫定ターミナルビル」が完成日本本土との路線が主に発着し、「本土ターミナル」や「第1ターミナル」などと呼ばれたこれに伴い当初旅客ターミナルは「第2ターミナル」となり、主に南西航空離島路線発着使用した1987年昭和62年2月現在の51スポット付近に新たな第2国内線ターミナルビル完成 したが、現在の国内線ターミナルビル供用に伴い国内線の第1・第2ターミナルビル廃止撤去された。 館内中央部2階から4階までの吹き抜け大きくとられており、この空間2階部分)を利用してイベントや場所貸しによるプロモーション活動などが行われることもある。1階到着ロビーには観光案内所レンタカー受付カウンタークレジットカード利用者ラウンジなどが、2階には手荷物検査場・搭乗口土産店およびコンビニエンスストア薬局銀行店舗金融機関ATM手荷物一時預かり所コインロッカーなどがあり、3階には搭乗手続きを行うチケットカウンターなどの施設それぞれ設けられている。レストランが1,3,4階にあるほか、無料展望デッキ3階屋外南北分かれて設置されている。2階には中規模フードコートがある。 モノレールゆいレール)の那覇空港駅立体駐車場との連絡通路2階接続道路1階3階取り付けられており、車両動線区分されている(但し、レンタカー送迎路線バスなど1階のみで着発する交通機関もある)。 国内線ターミナルビル運営は、1959年から県内企業出資する那覇空港ターミナル(NATCO)が担ったが、公共性確保ターミナルビル統合整備のため、現在の国内線ターミナルビル供用開始した1999年からは、沖縄県那覇市航空会社などが出資する第3セクター那覇空港ビルディング (NABCO)が運営している。 免税店 搭乗待合室内には国内唯一の国内線エリア内免税店DFSギャラリア」がある。2002年沖縄振興特別措置法改正設けられ特定免税店制度に基づき設けられており、クリスチャン・ディオールロエベモエ・エ・シャンドンなどのLVMHブランド中心とした香水宝石、酒や時計などの高級ブランド品免税で買うことができる。この店舗近接して那覇市内にある「DFSギャラリア・沖縄」で購入した免税受取カウンター設置されている。 ラウンジなど 空港ビル会社および航空会社により、以下の空港ラウンジ設置されている。また、要人向けの「特別待合室」が2室設置されている。 場所名称席数備考一般区域1F ラウンジhana48空港ビル会社運営 搭乗待合室ダイヤモンドプレミアラウンジ 60サクララウンジ 85サクララウンジANNEX 28番搭乗口付近 ANAスイートラウンジ 70ANAラウンジ 170その他の施設 ビュースポット(4F屋内無料見学者デッキ3F屋外無料手荷物預かり所 コインロッカー 総合案内カウンター4Fを除く各階観光案内所 那覇バス 空港事務所 店舗外ATM2F中央琉球銀行 沖縄銀行 沖縄海邦銀行 コザ信用金庫 JAおきなわ ゆうちょ銀行 セブン銀行 イオン銀行 国内線ターミナルビル:旧拡張計画について 国土交通省2008年にまとめた基本計画では、国内線ターミナルビル南北拡張し最終的に4本のフィンガーに計23基のボーディングブリッジ現行13基)を持つ「際内兼用」型ターミナルビル整備するとしていた。 また、現国内線旅客ターミナル建設時にはターミナルそのもの滑走路反対側(現航空機格納庫側)に移設する沖合展開も検討されことがあるが、後述埋め立て問題や、都市モノレール計画の見直しなど交通アクセスに難があったため却下された[要出典]。

※この「旅客ターミナル国内線エリア」の解説は、「那覇空港」の解説の一部です。
「旅客ターミナル国内線エリア」を含む「那覇空港」の記事については、「那覇空港」の概要を参照ください。

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