とんねるずのみなさんのおかげでした
(新食わず嫌い王決定戦 から転送)
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『とんねるずのみなさんのおかげでした』は、フジテレビ系列で1997年6月26日から2018年3月22日まで毎週木曜日 21:00 - 21:54(JST)に放送されていた日本のお笑いバラエティ番組。とんねるず(石橋貴明・木梨憲武)がメイン司会を務める長寿番組および冠番組。ステレオ放送、文字多重放送(2005年 - )、ハイビジョン制作が実施されていた。通称『みなさん』。
注釈
- ^ 2005年6月9日から2008年5月22日まではモノラル放送かつモノステレオ放送を実施した。
- ^ 最終回に限り、番組のエンディングで締めとして行われた。
- ^ 2013年以降。
- ^ 3時間・3時間半の場合は19:57から放送開始し、4時間・4時間半の場合は19:00から放送開始されていた。
- ^ ゴールデン・プライムタイムの番組全般では2020年に放送開始30年を迎えた『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ制作・継続中)が1位となり、3位には『奇跡体験!アンビリバボー』の24年(2021年10月現在)が続く(『とんねるずのみなさんのおかげです』『ラスタとんねるず'94』『とんねるずの本汁でしょう!!』を含めない場合は2位に繰り上がる)。
- ^ なお、とんねるず2人のレギュラー番組が報道特別番組により途中で中断するのは『おかげです』時代や他局を含めても史上初の出来事だった。
- ^ ただし、当番組内でのタイトルは『とんねるずアワー 祝っていいとも!』。
- ^ 高久誠司は欠席。また、一時加入の荒井千佳も出演した。
- ^ a b 2018年3月22日(最終回)を除く。
- ^ 矢島美容室の作詞も担当。
- ^ 通称:美術番長清原
- ^ SP版は週末午後に放送。このため、通常版とSP版の放送順が入れ替わる場合があった。
出典
- ^ “フジ「みなおか」&「めちゃイケ」来春終了 業績不振で大ナタ”. スポニチアネックス. (2017年11月3日4時20分) 2017年12月7日閲覧。
- ^ “「とんねるずのみなさんのおかげでした」来年3月で終了 30年超の歴史に幕”. スポーツ報知. (2017年12月7日) 2017年12月7日閲覧。
- ^ 木梨憲武、とんねるずの今後「やり方は変わらない」,日刊スポーツ,2018年1月26日
- ^ フジ「みなさんのおかげ」30年 名物P・石田弘氏が語るとんねるずの魅力 スポニチアネックス 2017年9月25日
- ^ 「楽しくなければテレビじゃない」って言っても、わざわざ人を傷つけてはならない。保毛尾田保毛男への違和感。 秋元祥治・滋賀大学客員准教授 2017年9月29日
- ^ レインボー・アクションは、フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした 30周年SP」の放送内容に関し、断固抗議いたします。 特定非営利活動法人レインボー・アクション
- ^ 2017年9月28日放送 フジテレビ系列「とんねるずのみなさんのおかげでした 30周年記念SP」の番組内容に関する抗議文 (PDF) 「なくそう!SOGIハラ」実行委員会 2017年10月16日
- ^ “「保毛尾田保毛男」批判に、フジ・宮内社長が謝罪”. ハフィントン・ポスト. (2017年9月29日19時28分) 2017年11月3日閲覧。
- ^ ミッツ・マングローブ「保毛尾田保毛男を狩る、分別できない人たち」 AERA dot. 2017年10月15日
- ^ 文藝春秋2018年二月号、平成24年 フジテレビ民放三位転落の引き金、吉野嘉高、287-288頁
- ^ “フジ「みなおか」&「めちゃイケ」来春終了 業績不振で大ナタ”. スポニチアネックス. (2017年11月3日4時20分) 2017年11月3日閲覧。
- ^ “とんねるず熱唱!「みなさんのおかげでした」最終回に松田聖子と野猿が登場”. 音楽ナタリー. ナタリー (ナタリー). (2018年3月19日) 2018年3月23日閲覧。
- ^ “「みなさん」最終回でとんねるず熱唱、野猿も集う「さいごのうたばん」”. お笑いナタリー. ナタリー (ナタリー). (2018年3月20日) 2018年3月20日閲覧。
- ^ “「みなおか」最終回 ラストは石橋&木梨熱唱 深い愛情にじませ「フジテレビをおちょくるなよ」”. スポーツ報知. (2018年3月22日) 2018年3月23日閲覧。
- ^ a b c “「みなさん」最終回は9.7% とんねるず熱唱「フジテレビをおちょくるなよ」で瞬間最高12.1%”. スポーツ報知. (2018年3月23日) 2018年3月23日閲覧。
- ^ 最終回 後藤次利公式ブログより 2018年3月16日 2018年3月23日閲覧
- ^ Twitter @KyojiTWJ Kyoji Yamamoto(山本恭司)2018年3月20日
- ^ “『みなさん』シリーズ最高は29.5% - 各歴代視聴率ベスト5”. マイナビニュース. マイナビ (マイナビ). (2018年3月22日) 2018年9月20日閲覧。
- ^ “葛城ユキ バラエティーでの“人間大砲”で胸椎骨折の重傷事故”. 日刊ゲンダイ (2012年11月26日). 2017年11月3日閲覧。
- ^ “腰椎破裂骨折から復活したお笑い芸人「ずん」のやすさん、最悪のケースでは後遺症が残ることも......”. ヘルスプレス/ (2015年8月2日). 2017年11月3日閲覧。
- ^ “おぎやはぎ・小木博明さんが骨折 フジ番組収録中に転倒”. 朝日新聞. (2017年6月5日17時40分) 2017年11月3日閲覧。
- 1 とんねるずのみなさんのおかげでしたとは
- 2 とんねるずのみなさんのおかげでしたの概要
- 3 概要
- 4 出演者
- 5 コーナー・企画
- 6 関連商品
- 7 FNS27時間テレビ
- 8 事故
新・食わず嫌い王決定戦
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「とんねるずのみなさんのおかげでしたのコーナー一覧」の記事における「新・食わず嫌い王決定戦」の解説
1997年6月26日放送開始。石橋が石田弘に「誰でも嫌いな食べ物ってあるよね。そういうのを1個入れといて、将棋みたいな感じで対決させるってできないかな」といった話を持ち掛けた事が企画の発端となっている。当番組においてのとんねるずとゲストとのトークを兼ねたメインコーナーというべき存在である。『とんねるずのみなさんのおかげです』において1995年5月4日にスタートしたコーナー「食わず嫌い王決定戦」のリニューアル版。 開始当初は石橋とゲスト1名の直接対決で木梨は別室で対戦の様子を見守り、解説する(ひやかす)役目だった。その対戦が3週続いた後、今度は木梨がゲストと対戦する予定だったが、木梨自身に嫌いな食べ物がなかったため、急遽、2組のゲストを招き、石橋、木梨それぞれのチームに分かれお互いの嫌いな料理や食材を探り当てるという今の形となる。主に男性ゲストは木梨側、女性ゲストは石橋側に多く座るが、時には両者とも同性ゲストのみで対決する事が見られた。 ルール ゲストは好きな料理3品と嫌いな料理1品をあらかじめオーダーし、先手、後手の順に相手の料理を1品ずつ指定し、トークを兼ねながら試食させる。 4品全て食べ終わったところで相手の嫌いな料理を予想し、色紙に書く(筆入れ)。 先手、後手の順にお互いに色紙に書かれた品目を見せ(披露・坂口哲夫による「先(後)手○○(名前)披露!」の掛け声が入る。石橋がその際に「バスン!」と発するのが定番となっている)、「なぜ、そう思われますか?」(海外からのゲストには「Why do you think so?」、2度目以降は「これはどうしてでしょう?」)の牧原俊幸アナウンサーの問いかけに、予想の根拠を発表する。 そして色紙に書かれた料理が出され、ゲスト2組が同時に食べる(この時、坂口による「実食!」の掛け声が入る)。 この際、好きな料理であれば「大好きです(大好き)」(「おいしいです」「うまいです」など)、嫌いであれば「参りました(参った)」(「大っ嫌いです(大っ嫌い)」「ごめんなさい(すみません)」など)と言う。どちらかが「参りました」と言った時点で勝敗が決定。一度目で両者とも「参りました」が出ない場合は延長戦となり、別の料理を予想し、筆入れからやり直しとなる。両者とも「参りました」と言った場合や、最後の1品を残して「参りました」が出なかった場合は引き分け。また、「参りました」は視聴者には解るような描写がなされている。 ゲストが2人組の場合は1人あたり2品、3人組の場合は3品に減って1人あたり1品(1人が2品、2人が1品ずつの、4品の場合もある)、4人組の場合は1人あたり1品、それ以上のグループの場合は試食するメンバーがあらかじめ決められ、1人あたり1品、計3品か4品試食する。2013年12月12日放送分のももいろクローバーZ対田中将大戦や、後述の2014年3月27日放送分のタモリ対いいとも!火曜レギュラー戦のように、それぞれ当時5人であったため1人あたり1品の計5品で対戦することもあり、どちらの回共に5品対4品戦う構成であった。 コーナーの体裁上、「嫌いな料理を当てられないように大好物のフリをして食べなければいけない」ため、ゲストにはある程度の演技力が求められる。しかし、対決中にあまりにも分かりやすいリアクション(拒否反応)を見せてしまい、その時点で嫌いな料理が分かってしまうゲストも多く存在した(代表例として泉谷しげる・大竹しのぶ・伊藤英明・蒼井優・勝俣州和などが挙げられる)。その中でも特に泉谷と大竹はリアクションが顕著であり、2006年9月28日放送回では同コーナーの400回突破を記念してこの2人が対決する「最弱王決定戦スペシャル」が放送された事がある(結果はどちらも当てられ引き分け)が、7年後の再戦では泉谷が勝ったので食わず嫌い最弱王は大竹になった。このため同コーナー内で分かりやすいリアクションをゲストが見せた場合は必ずと言っていいほどこの2人が引き合いに出されていた。また、逆に好きな料理をわざとまずそうに食べたり、変な食べ方をしたりなど異色の演技を見せて相手を騙す出演者(代表例として堺正章など)も多数いた。 テーブルには各ゲストの料理があらかじめ出されているが、この料理は見本であり、裏ではフードコーディネーター等が在中して料理を調理、相手が料理指定後に出来立てのものを持って来る。 また、木梨チームのゲストが登場するなり、石橋がコップに入った水を机にかけて攻撃することがあったり(大泉洋や志村けんなど)、好きな料理と思われるものを食べさせてもらえなかったり(勝俣州和や笑福亭鶴瓶など)されるなど、ぞんざいに扱われるゲストもいる。 ゲストが実際に食事をすることから箸の持ち方や食べ方がネット等で話題になることもあり、その中にはゲストにとってマイナスイメージが付く回もあった。 ゲストの書いた色紙は不正解の物も含め、番組携帯サイトでの応募により視聴者にプレゼントされる(2004年以前はハガキでの応募)。 コーナー冒頭には、ゲストがお土産(お菓子・軽食類)を持ってくる演出があった(ただし、ゲストがジャニーズ事務所所属タレントの場合は店名を言わず「お気に入りの○○」というぼかした表現が使用されていた)。また、不定期にお土産で美味しかったものをランキングする企画も放送されていた。 2009年7月16日以降はさまざまなコーナーが放送されるようになったため、「食わず嫌い」は特別ゲストやスペシャルのみで行う不定期のコーナーとなった。 筆入れからの進行役は基本的には牧原俊幸が担当するが、スケジュールの都合で伊藤利尋が担当することもある。ハワイで行う場合は進行役がつかずにとんねるずが進行する。 2007年12月13日放送分からは、「実食」で行われる際の坂口の掛け声に合わせて、石橋が「実食!」とアントニオ猪木風に叫ぶのが恒例になっている(場合によっては坂口の「実食」を言う前後に言ったり、ゲストにちなんだモノマネをする場合もあった)。もう一つの恒例ネタとしては、1回目の「実食」が終わったときに、石橋がゲストに対し「このスタジオはお化けがでる」と脅し、スタジオ裏からこっそり登場する牧原アナウンサーにビックリするという展開もある。 2010年3月25日の放送ではとんねるずのコンビ結成30周年を記念して、コーナー初のとんねるずがゲストで「石橋貴明vs木梨憲武」が実現した。とんねるずの代わりの司会は所ジョージ(石橋側)とビートたけし(木梨側)が行った。 2013年11月7日の放送では『おかげです』時代を含めた番組25周年記念をして、とんねるずと矢沢永吉が対決した。また、矢沢は番組初出演。スタジオセットもスペシャル仕様となった。 2014年3月27日の放送では同年3月31日で放送終了を控えていた『森田一義アワー 笑っていいとも!』の司会のタモリといいとも!火曜レギュラーの対決が実現した。なお、とんねるずも同番組末期に特別レギュラーとして出演していた。 2018年3月の番組終了に伴い、2017年4月27日に放送された木村拓哉vs杉咲花の回がこのコーナーの実質上の最終回となり、番組のエンディングのナレーションで『1995年5月4日に前身番組の「みなさんのおかげです」のコーナーが始まった、「新・食わず嫌い王決定戦」は今回のコーナーを持ちまして、閉店とされていただきます。22年間のご成長ありがとうございました。』のテロップを書いていた。 番組末期のセットは5代目であり、総じて和食料亭風の落ち着いた雰囲気が特徴。また、スペシャルで放送されるときは、通常のセットと異なる特別セットで行われる時がある。 エンディングは服部克久作曲の「エメラルド・モーニング」である。
※この「新・食わず嫌い王決定戦」の解説は、「とんねるずのみなさんのおかげでしたのコーナー一覧」の解説の一部です。
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