矢沢永吉とは?

矢沢永吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/25 01:02 UTC 版)

矢沢 永吉(やざわ えいきち、1949年9月14日 - )は、広島県広島市南区仁保出身[1]のロックミュージシャン[2]。身長180cm、血液型B型[3]




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  1. ^ 1978年10月頃、TBSクイズ番組ベルトクイズQ&Q』で、「テレビの歌番組に、まだ一度も登場したことのない有名なロック歌手。さて、だれでしょう」答え「矢沢永吉」という問題が出された[5]
  2. ^ 当時の雑誌インタビューでは「歌番組ィーッ?どっこのチャンネルひねっても同じ顔ばかり並んでからに"賄賂"もらってるのか、プロダクションから金ころがしてんのか知らんけど。矢沢のシングルが1位になったからって何で出なくちゃならんの。誤解しないように言っとくけど、テレビ拒否じゃないの。いい番組なら、こっちから頼んででも出たいし、実際出たこともある」「ソロシンガーになって売れなきゃハナもひっかけられないこの世界で自分の道を切り拓いてきた。その中で得た三つの宝、レコード制作、ナマのステージ、そして"矢沢ファミリー"。あのテの番組にハイ、そうですかって出てしまえば、俺がこの数年間やってきたことは、みんなウソになっちゃうわけョ」などと話している[7]。「時間よ止まれ」が大ヒット中の1978年6月にフジテレビの『ザ・ポップ』に出演して「鎖を引きちぎれ」など6曲歌った他、同年11月に日本テレビが矢沢の特番を放送した[8]
  3. ^ 1970年代後半は仲のよかった「吉田拓郎のセイ!ヤング」に1979年7月7日にゲスト出演した。
  4. ^ 連続ドラマ主演を渋ったが、秋元康に「矢沢さん、怖いんですか?」と言われ、「何にも怖くないよ!じゃあやってやるよ」と出演が決まった[15][16]
  5. ^ 矢沢がギターを学んだ山中ジャズスクールは、当時のまま、現在も広島市に現存している。建物の外観も当時と変わらない[38]
  6. ^ 『成りあがり』には、『週刊平凡』と記載。
  7. ^ タオルはソロになってから、ステージで動き回り、汗を大量にかくので、途中でスタッフに「ちょっとタオルくれ」って言ったのが始まり。最初は手ぬぐいみたいな小さいタオルで拭いていたが、「もうちょうと大きいのくれ」とバスタオルを使うようになった。人に使われたくないから、「名前ちゃんと入れとけ」とロゴ入りタオルになった。最初にうちは、汗拭いちゃスタッフに投げ返していたが、めんどくさくなり、タオルを肩にかけて歌ったら、それがサマになった。白のスーツはただ着てみたいと思ったから着た。まだ専属のスタイリストなんていない時代、ファッションにも興味がなく、どこで買えばいいか分からないから、当時住んでいた弘明寺商店街テイラーで作ってもらった[70]
  8. ^ 長者番付は翌1979年は2位だったが、美空ひばりが不動産を処分したために1位を明け渡したもので実質は二年連続1位だった[88]
  9. ^ 1995年の著書では「20年前の日本のロックって、そのへんのジャリが集まってセンズリかいているような音楽だった。エレキギター持って女の子にキャーキャー言われても、コンサートを開けるのは東京、大阪ぐらいでね。まだまだマイナーだったのよ。都会を離れて地方でもやれるようになったのは、キャロルが最初だった。全国ツアーってヤツ。それを具体的に定着させたのは、矢沢だったんじゃないかな」と述べている[89]
  10. ^ 「だいたい昔は、ロックでメシ食ってるヤツなんていなかったもの。"ミュージシャンは金持つな"という風潮があったしね。ファッションだったのよ。だけどオレはそういうのイヤだった。(中略)アーティストとしての権利を主張することは、これからの時代、絶対必要だとオレは信じた。でも当時の芸能界でそんなこと言うヤツ、誰もいなかった。だからオレ、浮いてたよ。"にぎりの矢沢"って言われてた。にぎりってのはドケチっていうことね。守銭奴扱いよ。中にはオレに賛同してくれたミュージシャンもいたけど、いざとなると自分の身がかわいいんだな。体制側についちゃうんだよ。だけどオレは貫き通した。自分が守るためってのもあったけど、芸能界のカラクリにハラがたったからよ。(中略)オレ、雑誌のインタビューなんかで芸能界をバンバン批判した。しまくったよ。テレビ局から、芸能プロダクションから、レコードカンパニーから。だって、オレの方がスジ通ってると思ったもの。(中略)そりゃあね、風当たりムチャクチャ強かったよ。芸能プロダクションとしちゃあ、ミュージシャンが賢くなるのは困る。音楽バカでいてくれたほうが都合がいいのよ、コントロールできるから。実際、オレを潰そうとしたとこもあったしね。矢沢がバンバン発言するようになって、だんだんみんな目覚めてきたよね。この世界も、オレが正しいと思った方向に変わってきた」などと述べている[80][89]
  11. ^ 「成りあがり」の「広島」「横浜」「キャロル」「E・YAZAWA」の四章は、「成りさがり」では「所沢」「都内」「有楽町」「スター」「G・TOKORO」「成りさがり」の六章の構成になっている。
  12. ^ 1978年に小学館より刊行された赤貧の少年時代を綴った自伝。インタビュアーに糸井重里を起用し、独特の矢沢口調で構成されている[106]ベストセラーとなり、そのサクセス・ストーリーは社会現象にまで昇華した[41][60]。本作はアーティストの自伝本のはしりでもある[21]。当時の週刊誌には「編集スタッフのひとり、ルポライターの糸井重里」と書かれている[5]
  13. ^ 山崎眞行の店で矢沢が早い時間から飲んでいた。その日は酔いが早かった。矢沢はそのころ、キャロルの解散を考えはじめていた。いつもの矢沢とは違う、と山崎は感じとっていた。そこに女連れで、一見ヤクザ風の男がやって来た。男は山崎の知り合いで矢沢に男を紹介した。矢沢が「矢沢永吉です、よろしく」と男に手を差し出した。ところが、男は握手しようとしなかった。矢沢の手が宙に浮いたままになる。もう一度矢沢がいった。「矢沢永吉です」「お前、手ひっこめな」男がいった。一瞬、空気がけわしくなった。矢沢の手はそのままだ。「いいから、ひっこめな」「いや」矢沢がいった。「男が一度出した手はひっこめられない」「うるせえな、ひっこめろ」「ここでひっこめたら、オレは負けたことになる」「矢沢永吉だか、なんだか知らないけど、あっちにいけよ」「おたくが手を出すまで、オレは動かない」数秒のうちに爆発する気配となり、若い店員が割って入りその場は収まった。「また来るわ」と男は店を出て行った。「なんだ、いまのやつ?」矢沢が言った。「鉄板焼き屋です」「なにー!鉄板焼き屋!ふざけやがって。オレ、ヤクザかと思ってたのに」矢沢はまた急ピッチでウイスキーの水割りを飲み始めた[115]
  1. ^ 嬉一夫(中国新聞)『あの時この歌―戦後日本歌謡史―』渓水社、1983年、p212
  2. ^ a b c d e GARURU RECORDS | 矢沢永吉 | PROFILE
  3. ^ 矢沢永吉携帯公式サイト「E.YAZAWA」内コンテンツ「世話がやけるぜ」より
  4. ^ 永ちゃん 俺たちはもう一度走れるだろうか NHKスペシャル 2006年2月26日放送
  5. ^ a b c d e f g #新潮1978113、pp.175-177
  6. ^ a b c d e 矢沢永吉が成し遂げた偉業 - 日刊サイゾー
  7. ^ a b c d e f g h i j k #サンデー毎日1978730、pp.126-131
  8. ^ #写真集、pp.28-29
  9. ^ a b c d #吉見、pp.205-209
  10. ^ 特集 なつかしの番組 若い広場-NHKアーカイブス
  11. ^ a b c #写真集、p28
  12. ^ a b c d e f g h i j k l #R&Rぴあ、pp.64-65
  13. ^ a b c #TV SONGS、p38
  14. ^ a b #クロニクル1、p73
  15. ^ #写真集、pp.432-433
  16. ^ #カドカワ、pp.64-65
  17. ^ a b c d #クロニクル2、pp.81-83
  18. ^ 「引退をにおわせる作戦も!」矢沢ビジネス健在なぜ今“永ちゃん節”がメディア席巻なのか
  19. ^ a b メジャーレーベルを捨てた矢沢永吉の新作が音楽ビジネスを変える!?
  20. ^ はじめての「Last Song」矢沢永吉インタヴュー【1】 | GQ JAPAN
  21. ^ a b c #鈴木、pp.616-618
  22. ^ a b 矢沢永吉誕生(1949〜) - おんがく日めくり | ヤマハ株式会社
  23. ^ 矢沢永吉さんの名言について考える
  24. ^ #写真集、p.352
  25. ^ a b c #R&Rぴあ、pp.66-67
  26. ^ いつの時代も汗をかきただ走り続けてきた矢沢永吉|p4- WEB GOETHE ヒューマン
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  28. ^ a b c d e f ACTIVITY|矢沢永吉公式サイト|YAZAWA'S DOOR
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  30. ^ a b いつの時代も汗をかきただ走り続けてきた矢沢永吉|p3- WEB GOETHE ヒューマン
  31. ^ 「日本のロック愛 矢沢永吉107回の武道館」『BRUTUS』2010年3月1号、p83
  32. ^ 矢沢永吉、「時間よ止まれ」が36年ぶりに資生堂CMソングに復活
  33. ^ 佐伯俊道「修正娯楽派の戯言 第十九回 I'm just Lonely Boy」『シナリオ』2013年12月号、p.192
  34. ^ 『映画秘宝』2011年12月号。内藤誠インタビュー
  35. ^ 内藤誠『偏屈系映画図鑑』キネマ旬報社、2011年、pp.133、186
  36. ^ 「REVIEW 明日泣く」『キネマ旬報』2011年12月上旬号、p.102
  37. ^ 【オリコン】矢沢永吉ライブDVDが総合1位 最年長記録を66歳3ヶ月に更新”. ORICON STYLE (2015年12月9日). 2015年12月9日閲覧。
  38. ^ a b c d e f g #写真集、pp.116-117、182-185、192、252-253、246、250-253
  39. ^ a b c 「『成りあがり』の魂いまも ミュージシャン・矢沢永吉:上(逆風満帆)」 『朝日新聞be2010年6月26日朝刊
  40. ^ a b c d #カドカワ、pp.50-54、69
  41. ^ a b c 矢沢永吉『成りあがり』『アー・ユー・ハッピー?』電子書籍化!『成りあがり』 矢沢永吉 : 本よみうり堂 : 読売新聞
  42. ^ 矢沢永吉「マイク握って死にたい」 8日から全国ツアー - スポニチ
  43. ^ 小林武史 × 矢沢永吉 | エコレゾ ウェブ矢沢永吉「Last Song」インタビュー (2/4) - 音楽ナタリー Power Pushほぼ日刊イトイ新聞 - はっきりした形がほしい。-10
  44. ^ #塩沢、pp.22-23
  45. ^ 矢沢永吉 オリコン芸能人事典-ORICON STYLE
  46. ^ GOOD OLD ROCK AND ROLL キャロルから始まる、不良の、不良による、不良のためのロックンロール
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  48. ^ a b c d e #カドカワ、pp.55-56
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  50. ^ 今日と明日、2日間に渡ってゲストにお迎えするのは…矢沢永吉
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  52. ^ a b c d e f g h 矢沢永吉「誰にも真似できない自分になれよ」 p2- WEB GOETHE
  53. ^ a b c ほぼ日刊イトイ新聞 - みんなCM音楽を歌っていた。(6)
  54. ^ a b 11月18日ロック界のカリスマ 矢沢永吉に直撃インタビュー - スッキリ!!
  55. ^ a b 矢沢永吉 伝説のベストセラーが電子書籍化決定 - ウレぴあ総研
  56. ^ 矢沢永吉「誰にも真似できない自分になれよ」 p3- WEB GOETHE
  57. ^ “伝説”再び…矢沢永吉 40年ぶりロックバンド「Z’s」結成 スポニチ Sponichi Annex 芸能 2014年平成26年)2月27日掲載、2014年3月10日閲覧
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  68. ^ a b 矢沢永吉|WOWOWオンライン独占インタビュー全文
  69. ^ MISIA砂漠から熱唱 永ちゃんは豪快マイクターン ― スポニチ
  70. ^ #写真集、p75
  71. ^ #写真集、p.374
  72. ^ ほぼ日刊イトイ新聞 -ありがとうが爆発する夜
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  82. ^ 朝日新聞出版 最新刊行物:フリーペーパー:ジェイヌード
  83. ^ 今日は一日三昧(まるまるざんまい) - NHKオンライン
  84. ^ 矢沢永吉 - TOWER RECORDS ONLINE
  85. ^ a b c d #三橋、pp.187-188
  86. ^ a b #名曲事典、pp.454-455
  87. ^ 第64回 79年はロックの夜明け - 富澤一誠の55歳の決心!
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  97. ^ a b   緻密な戦略で成り上がった矢沢永吉に見る驚異的な「ビジネス力」
  98. ^ #カドカワ、pp.48-49
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  100. ^ ほぼ日刊イトイ新聞 - なんだ、これは!
  101. ^ #カドカワ、pp.75-83
  102. ^ 日刊ゲンダイ、2008年4月4日、18面
  103. ^ 永ちゃん最高!アーティスト5人が「VIP」で矢沢を熱弁 - ナタリー
  104. ^ a b I LOVE 永ちゃん! 舛添要一、リリー・フランキーが語る矢沢永吉
  105. ^ a b c 2009年9月号 | Rolling Stone(ローリングストーン) 日本版
  106. ^ a b ほぼ日刊イトイ新聞 - 大好きな「言葉」というもの。
  107. ^ 第 10回 「肯定」って、強いです。 - ほぼ日刊イトイ新聞
  108. ^ 矢沢永吉 | 出川哲朗 official ブログ by ダイヤモンドブログ
  109. ^ 『月刊キング』vol.1、2006年8月、講談社
  110. ^ “二宮清純レポート 三浦大輔 38歳・横浜DeNAベイスターズ 男はいかにして「成りあがる」べきか”. 週刊現代. (2012年8月30日). http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32848?page=7 2013年9月15日閲覧。 
  111. ^ <箱根駅伝2010を読む> エースの背中が見せるもの。(1/3)サンケイスポーツ 2009年11月2日
  112. ^ オフィシャルブログ「LOVEY-DOVEY」 - 伯父が矢沢のバンドメンバー"YOKAN"
  113. ^ From Artists... - TOWER RECORDS ONLINE矢沢永吉 CONCERT TOUR 2013 「ALL TIME HISTORY - A DAY-」in BUDOKAN
  114. ^ DON!』(日本テレビ系)、2010年10月15日放送(DON! - 1932年10月15日「オリコン創業者小池聰行さんが生まれた日」)。
  115. ^ #森永、pp.90-93







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