北九州市成立以降 - 昭和時代
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「北九州市」の記事における「北九州市成立以降 - 昭和時代」の解説
1963年2月10日 - 門司市・小倉市・戸畑市・八幡市・若松市の5市が合併(新設合併)し、北九州市が発足、仮市役所は旧戸畑市役所となる。市名の第一候補は「西京市」であった。同日、北九州市発足記念の切手が一種(10円)発行された。 3月11日 - 議員定数188人で初市議会開催。 3月14日 - 市章を制定する。 4月1日 - 北九州市が政令指定都市に指定され、門司区・小倉区・戸畑区・八幡区・若松区の5区を設置。各行政区域はほぼ合併前の各市域に対応する(一部変更あり)。三大都市圏以外で初の政令指定都市となった。翌4月2日、北九州市歌が制定される。 9月1日京浜工業地帯、阪神工業地帯と同時に、ばい煙規正法対象地域となり、同日より施行、市内120の工場、事業所が対象となる。 各区で発行していた「区報」を廃止、集約した「北九州市政だより」創刊号発行。 市立戸畑商業高校(現北九州市立高校)開校。 11月28日 - 紫川事件発生。 1964年1月1日 - 旧門司市とそれ以外の旧4市で分かれていた水道組織を統合、北九州市水道局発足。 1月17日 - 八幡西区熊手の麻生市場で火災。全焼36店舗、半焼8店舗。 4月1日 - 門司、小倉、洞海の3港を統合し、名称を北九州港と改め、管理運営組織として北九州港管理組合発足。 4月10日 - 皿倉山頂に帆柱スカイラインリフト設置、運用開始。 9月27日 - 国鉄戸畑駅2代目駅舎(民衆駅)が開業、併せて駅前広場整備。 10月31日 - 門司港駅と山口県の下関駅間を運行していた国鉄関門連絡船廃止。 1965年2月4日 - 合併後初の市議会議員選挙により、市議会議員の人数が64人となる。 9月10日 - 旧5市から引き継がれ二重行政状態となっていた各部署・機構を再編、同日より発足。 1966年4月15日 - 鞍手郡宮田町(現宮若市)に、北九州市が総工費の半分強を負担した力丸ダムが完成、同ダムから八幡区(同八幡西区)の穴生浄水場まで導水管を敷設し、1日あたり11万2千トンの取水開始。 6月4日 - 国道3号戸畑バイパス開通。 1967年9月23日 - 同年の梅雨明け以降西日本で続いていた干ばつの影響 により、取水制限、併せて12時間断水実施、同年10月27日に解除。 1968年小倉区(現小倉北区)のカネミ倉庫の製品によるダーク油事件(2月 - 3月)、カネミ油症事件(6月頃 - )が相次いで発生。 9月25日 - 市立小倉病院内に、九州初、および市立としては日本国内初となる「北九州市立がんセンター」完成、同10月1日より診療開始。 1970年4月5日 - 若松区頓田貯水池に隣接する響灘緑化自然公園に、日本国内10番目、市立のものとしては初となる「玄海青年の家」完成。 4月20日 - 若松区二島に、同区役所島郷出張所、若松農政事務所、若松消防署島郷出張所が入居する合同庁舎開業。 5月9日 - 洞海湾の入口付近で浚渫船が機雷に接触して爆発。4人が重軽傷 12月23日 - 八幡区(現八幡東区)桃園に、完成時点で日本国内最大のプラネタリウムを持つ、市立宇宙科学館開業。 1971年3月29日 - 小倉城内1、2階を改装、郷土資料館開業。 1972年3月12日 - 市内の大部分の地域で市内局番の3桁化(従来の番号の末尾に1または2を追加) 4月10日 - 小倉区城内に現北九州市役所庁舎竣工。 5月15日 - 戸畑区の旧松本家住宅(西日本工業倶楽部)が重要文化財に指定される。 7月 - 昭和47年7月豪雨により、市内約4千世帯に被害。 10月16日 - 北九州国定公園が指定される。 1973年11月14日 - 関門海峡に関門橋が開通。 1974年1月12日 - 北九州市立総合体育館開業。 4月1日 - 小倉区を小倉北区と小倉南区に、八幡区を八幡東区と八幡西区にそれぞれ分区。同時に若松区浅川、小敷の一部を八幡西区へ、および旧小倉区山路地区と戸畑区弘文町を八幡東区へそれぞれ編入。 11月3日 - 北九州市立美術館開業。 1975年3月10日 - 山陽新幹線開業。小倉駅に全列車停車。 11月1日 - 若松区内の貨物専用路面電車、北九州市営軌道線廃止。 1979年3月8日 - 北九州直方道路黒崎インターチェンジ-馬場山出入口間供用開始、北九州道路との直結により、関門橋以東の中国自動車道と、八幡インターチェンジ以西の九州自動車道を結ぶ都市間高速道路としての機能を果たす。 10月 - 八幡西区黒崎地区の副都心化を意図した再開発により、黒崎駅前を整備、黒崎そごうを核テナントとする巨大商業施設「メイト」完成。 12月7日 - 戸畑祇園大山笠が重要無形民俗文化財に指定される。 1980年10月20日 - 北九州高速道路の最初の区間となる日明出入口-篠崎北出入口間(現北九州高速1号線、同2号線、同3号線)開通。 1981年6月16日 - 部落解放同盟幹部が土地転がしにより北九州市住宅供給公社に土地を高額で買い取らせた事件が報道され、その後翌年にかけて当時の谷伍平市長に対する住民訴訟や、暴力団工藤會組員による部落解放同盟幹部への暴行事件などに発展(北九州土地転がし事件)。 1982年4月1日 - 北九州市第二庁舎開庁。 1983年 - 洞海湾においてクルマエビ漁を再開、湾内の水質汚染等の影響により1963年を最後に漁業権が消滅し漁業が行われなくなって以来20年ぶりに漁業が再開される。 1985年1月9日 - 北九州モノレール小倉駅(現平和通駅)-企救丘駅間開通。 4月1日 - 国鉄香月線廃止に伴い、八幡西区の香月駅が閉鎖。 1987年3月9日 - 国鉄日豊本線城野駅-下曽根駅間に安部山公園駅が臨時乗降場として開業、同年4月1日、国鉄分割民営化によりJR九州に移管した際に正式な駅に昇格。 1988年3月13日 - JR九州門司港駅-門司駅間に小森江駅開業。 3月31日 - 九州自動車道門司インターチェンジ-八幡インターチェンジ間開通、中国自動車道と九州自動車道が直結。 12月19日 - JR門司港駅が重要文化財に指定される。
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