門司港駅とは? わかりやすく解説

門司港駅(旧門司駅)本屋

名称: 門司港駅(旧門司駅)本屋
ふりがな もじこうえき(きゅうもじえき)ほんや
名称(棟):
名称(ふりがな):
番号 2205
種別1: 近代産業・交通土木
国宝重文区分 重要文化財
指定年月日 1988.12.19(昭和63.12.19)
員数(数): 1
員数(単位):
代表都道府県 福岡県
都道府県 福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31
所有者名:
指定基準
管理団体名:
管理団体住所
管理団体指定年月日
構造形式 木造建築面積812.86m2、中央部二階建石綿スレート及び銅板葺、
四周上家附属鉄骨造鉄板葺、
南面上家突出部(第二乗降場上家一部) 鉄骨造桁行14.0m、
                    梁間6.1m、石綿スレート
時代区分 大正
年代 大正3(1914)
解説文: 門司駅は、明治二十四年に九州玄関口にあたる駅として作られその後昭和十七年の関鉄道トンネル開通ともなって門司港駅と改称された。
 本屋は、木造モルタル塗であるが、外壁を石貼り風にみせた洋風建築である。建物中央部は「門」をイメージした二階建で、その左右に平屋建部分配した左右対称端正な意匠になり、記念性を強く表現している。建物内外とも保存状態がよく、本屋周囲の上家のほか、乗降場の上家や、連絡船桟橋への通路など、当初附属施設もよく残っている。我国近代駅舎建築として貴重であり、現に駅舎として使われている点も評価される

門司港駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 15:44 UTC 版)

門司港駅(もじこうえき)は、福岡県北九州市門司区西海岸一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線駅番号JA31。同線の起点である[1]


注釈

  1. ^ 廃駅を含むと大社駅島根県出雲市)も該当する。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、4-10頁。 
  2. ^ a b 鉄輪、pp.52-53。
  3. ^ a b 『学研の大図鑑 JR全駅・全駅舎西日本編(JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州)』学習研究社、2004年4月30日、215頁。 
  4. ^ a b c 門司港駅”. 九州旅客鉄道株式会社. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
  5. ^ a b "国の重要文化財「門司港駅」を“完全復元”へ 1914年建設当時の姿に 宮内庁の資料が後押し"”. 西日本新聞 (2018年3月22日). 2018年3月22日閲覧。
  6. ^ a b c d “大正ロマン復元、JR門司港駅が全面開業 タモリさん駆け付け式典”. 産経ニュース. 産経新聞社. (2019年3月10日). https://www.sankei.com/life/news/190310/lif1903100031-n1.html 2019年3月10日閲覧。 
  7. ^ 鉄輪、p.49。
  8. ^ 鉄輪、p.83。
  9. ^ 日本鉄道旅行地図帳 関西1(今尾恵介監修 新潮社 2008年12月)p.14-15「特別企画 御召列車(一) 明治天皇が見た日本」
  10. ^ a b “JR門司港駅 駅前広場が一新 昔懐かしいレトロ調に” 交通新聞 (交通新聞社): p3. (1993年6月16日)
  11. ^ 鉄輪、p.190。
  12. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '94年版』ジェー・アール・アール、1994年7月1日、191頁。ISBN 4-88283-115-5 
  13. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '01年版』ジェー・アール・アール、2001年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-122-8 
  14. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  15. ^ 門司港駅が創建当時の姿に甦ります!』(プレスリリース)九州旅客鉄道、2017年3月21日https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2017/03/21/170321mojikosta.pdf2017年6月15日閲覧 
  16. ^ a b c d e 門司港駅グランドオープン”. 九州旅客鉄道. 2019年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月28日閲覧。
  17. ^ a b “門司港駅、大正の趣よみがえる 屋根飾り・窓口・暖炉…”. 朝日新聞社. (2018年11月10日) (2018-11-10発行). オリジナルの2018年11月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181110065542/https://www.asahi.com/articles/ASLCB219TLCBTIPE001.html?ref=rss 2018年11月10日閲覧。 
  18. ^ 2019 年 3 月 門司港駅グランドオープン” (PDF). 九州旅客鉄道 (2018年7月25日). 2018年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月10日閲覧。
  19. ^ a b 門司港駅グランドオープン日が決定しました―竣工から 105 年。建設当時の門司港駅が 2019 年3月 10 日に甦ります―” (PDF). 九州旅客鉄道. 2018年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月22日閲覧。
  20. ^ a b 【最新情報】門司港駅が創建時の姿で2019年3月10日グランドオープン!<多彩な記念イベントも!>”. 北九州市門司区役所. 2019年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月28日閲覧。
  21. ^ a b 松原岳弘「門司港駅保存修理工事について」『木材保存』第43巻第6号、2017年、348-350頁、doi:10.5990/jwpa.43.348 
  22. ^ 毎日新聞2010年3月6日[リンク切れ]北九州・門司港駅:老朽の駅舎、改修を/シロアリ被害や腐食、JR九州など協議
  23. ^ 門司港駅の保存修理工事に着手します (PDF) - JR九州、2012年7月13日
  24. ^ a b 2019年3月 門司港駅グランドオープン (PDF) - 九州旅客鉄道 2018年7月25日(2018年11月1日閲覧)
  25. ^ 2019年3月 門司港駅にオープン 「みかど食堂 by NARISAWA」 主なメニュー発表!! (PDF) - 九州旅客鉄道 2018年10月29日(2018年11月1日閲覧)
  26. ^ “門司港駅貴賓室を再現 JR九州、重文改修終え来月開業”. 産経ニュース. (2019年2月24日). https://www.sankei.com/region/news/190225/rgn1902250008-n1.html 2019年3月10日閲覧。 
  27. ^ a b 駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月21日閲覧。
  28. ^ 長期時系列統計 - 北九州市
  29. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月21日閲覧。
  30. ^ 『日本官僚制総合事典』東京大学出版会、2001年11月発行、240頁


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門司港駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 17:31 UTC 版)

鉄道少女ふたり旅」の記事における「門司港駅」の解説

1920最終回)話で登場駅前にある四大鉄道博物館一つ九州鉄道記念館訪問

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