ちゅうごく‐じどうしゃどう〔‐ジドウシヤダウ〕【中国自動車道】
中国自動車道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 08:31 UTC 版)
中国自動車道(ちゅうごくじどうしゃどう、英語: CHUGOKU EXPWY[1])は、大阪府吹田市から兵庫県、岡山県、 広島県、島根県を経由して山口県下関市へ至る高速道路。略称は中国道(ちゅうごくどう)。高速自動車国道であり、政令による正式な路線名は中国縦貫自動車道である。
注釈
- ^ 宍粟JCT - 佐用JCT間は、「E29」、落合JCT - 北房JCT間は「E73」、千代田JCT - 広島北JCT間は「E74」がそれぞれ重複付番されている。
- ^ その一方で兵庫県内(特に福崎IC以東)や大阪府内においては、冬タイヤ着用が求められる事はほとんどない。
- ^ 最高速度の節、および、交通量の節を参照。
- ^ 高速道路計画当初は、山陽・山陰の各中心都市へは中国自動車道から上記各自動車道という支線により高速道路網を構築する計画であり、一部残存区間があるものの2020年7月現在では進捗中である。
- ^ 同様の例として、安代JCT、長岡JCT、更埴JCT、川之江東JCT、日出JCTがある
- ^ 前年(1969年)に開通した中央高速道路(現・中央自動車道)の暫定2車線の対面通行区間であった中央線を、破線(追い越し可能区間)で供用した結果、正面衝突事故が相次いだため、警察庁から日本道路公団に営業路線名で「高速道路」の名称使用を自粛するよう要請があり、暫定措置として1972年まで法定路線名をそのまま使用した。なお、開通時には、現在と同じく中国自動車道の名称が使われた。『交通工学』1970年春季増刊号・田中敬一・田口二朗「万国博関連道路計画について」写真より
- ^ 同時期に開催されていた日本万国博覧会会場へのアクセス路線として北大阪急行電鉄が会場線という臨時線を、1970年2月24日から1970年9月14日まで現上り線の敷地を利用して万国会場前まで供用していたため、現下り線部分を暫定2車線対面通行にして開通させた。なお、前述の中央高速での反省を踏まえ、中国吹田IC - 中国豊中IC間は追い越し禁止区間(中央線を黄色の実線で供用)とされた。
- ^ 当初の実験期間は、2005年3月15日までだった。
- ^ なお、北房IC側の4 kmは、道路改良工事により最高速度が80 km/hに緩和された。
出典
- ^ “Japan's Expressway Numbering System” (PDF). Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “高速道路ナンバリング一覧”. 国土交通省. 2017年5月5日閲覧。
- ^ a b c d 下荒磯 滋「中国自動車道(下関~小郡間)工事報告」『道路』第392号、日本道路協会、1973年10月、23-32頁、2023年2月24日閲覧。
- ^ “【関西の議論】中国道“名物”「宝塚トンネル常時渋滞」の本当の理由…2年後には劇的解消“秘策”が”. MSN産経ニュース関西版 (産経新聞社). (2014年4月21日). オリジナルの2014年4月21日時点におけるアーカイブ。 2014年6月20日閲覧。
- ^ “関西中央環状道路”. 関西4環状ネットワーク. 国土交通省近畿地方整備局. 2013年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月20日閲覧。
- ^ この集中工事方式の高速道路の補修方法は、交通量が多い東名高速道路や名神高速道路でも採用している。
- ^ “E2A中国自動車道(吹田JCT〜中国池田IC)終日通行止めは6月28日(日)朝5時に終了いたしました。 — リニューアル工事へのご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました —” (PDF). 西日本高速道路株式会社 (2020年6月28日). 2020年6月28日閲覧。
- ^ “スマートインターチェンジ等の高速道路会社への事業許可および準備段階調査着手について” (PDF). 国土交通省道路局 (2023年9月8日). 2023年9月8日閲覧。
- ^ “平成28年度 新規事業候補箇所説明資料 一般国道491号(山陰自動車道) 俵山・豊田道路” (PDF). 国土交通省 中国地方整備局. p. 10 (2016年3月8日). 2017年3月20日閲覧。
- ^ 高速自動車道新聞 昭和63年8月11・21日合併号
- ^ 山内博 (2016年4月24日). “橋桁落下事故が発生した国道176号の迂回路として高速道路の通行料金を無料化”. クリッカー clicccar.com (三栄書房) 2018年4月14日閲覧。
- ^ 『E1A新名神高速道路(川西IC〜神戸JCT間)が平成30年3月18日(日曜)に開通します - 高槻JCT・IC〜神戸JCT間が全線開通します -』(プレスリリース)西日本高速道路、2018年1月24日 。2018年1月24日閲覧。
- ^ a b “E2A中国自動車道 湯田温泉スマートインターチェンジが令和2年3月21日(土曜)に開通します 名称は「湯田温泉スマートインターチェンジ」に決定しました - 休憩施設名称も「湯田PA」から「湯田温泉PA」に変更します -”. 山口市・西日本高速道路株式会社 (2020年1月29日). 2020年1月29日閲覧。
- ^ “E29播磨自動車道(播磨新宮IC〜宍粟JCT間)は令和4年3月12日(土曜)に開通します - E29中国横断自動車道姫路鳥取線が全線開通します -”. 西日本高速道路株式会社 (2022年2月10日). 2022年2月10日閲覧。
- ^ “E2A 中国自動車道 吉和SA(上下線)閉店のお知らせ”. 西日本高速道路. 2022年9月1日閲覧。
- ^ E2A 中国自動車道(吹田JCT~神戸JCT)のリニューアル工事 令和5年1~4月の交通規制の日程をお知らせします - 西日本高速道路 (PDF)
- ^ a b 岡田 篤正・八木 浩司 『図説 日本の活断層 ―空撮写真で見る主要活断層帯36ー』 p.151 朝倉書店 2019年2月20日発行 ISBN 978-4-254-16073-4
- ^ フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 2』講談社、2003年。
- ^ 『『高速道路外ガソリンスタンドサービス社会実験』の開始 ― ETC車限定・中国道 吉和ICおよび六日市IC ―』(プレスリリース)西日本高速道路、2015年4月16日 。2016年4月11日閲覧。
- ^ “高速道路外ガソリンスタンドサービス社会実験(ETC車限定)を昨年度に引き続き継続します”. 西日本高速道路 (2016年4月18日). 2016年6月25日閲覧。
- ^ “高速道路外ガソリンスタンドサービス社会実験(ETC車限定)を昨年度に引き続き継続します”. 西日本高速道路 (2017年4月19日). 2017年4月23日閲覧。
- ^ “中国自動車道 江の川PA(上下線)営業店舗のないPAでの新たな取り組み”. 西日本高速道路. 2023年1月7日閲覧。
- ^ 【別紙】トンネル内の道路附属物一斉点検結果(その他構造物)
- ^ “令和2年度全国道路・街路交通情勢調査の延期について” (PDF). 国土交通省 道路局 (2020年10月14日). 2021年4月4日閲覧。
- ^ 『NEXCO西日本中国支社管内のお盆期間における高速道路の渋滞予測 ― 8月11日と12日に最大25km の渋滞発生!渋滞を避けた分散利用を ―』(プレスリリース)西日本高速道路、2012年7月13日 。2018年4月14日閲覧。
中国自動車道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 02:27 UTC 版)
市内にインターチェンジ (IC) はない。なお、最寄のインターチェンジは宝塚IC・中国池田IC(岡山方面)または中国豊中IC(吹田方面)である。
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中国自動車道
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中国自動車道では、吹田JCTと西宮北ICの間が不通となった。このことから、近畿地方内で京阪神を経由せずに、三重県亀山市(東海道沿線)や滋賀県米原市(中山道沿線)周辺から兵庫県姫路市(山陽道沿線)まで行くには、北近畿の福井県敦賀市(北陸地方南部)から兵庫県和田山町(現・朝来市)までを通らなければ到達できないということが指摘されている。近年、論議がかまびすしい道州制においてもこの北近畿迂回路の存在から「地域的・交通的問題を解決するには、交通的一体性を重視した枠組みにすべき」という意見が出されている。
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