劉備三兄弟とその親族とは? わかりやすく解説

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劉備三兄弟とその親族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 06:12 UTC 版)

蒼天航路」の記事における「劉備三兄弟とその親族」の解説

劉備りゅう び、字・玄徳) 声:関智一 / 徳山靖彦三国志大戦) / 子安武人三国志大戦第2期)) 非常に長い腕大きな耳の持ち主自称幽州北斗七星」。一人称は「おいら」で、江戸っ子べらんめぇ口調関羽張飛には「長兄」と呼ばれる初登場時は、昼は草鞋売りながら、夜は侠の頭「鬼嚢(きのう)」として民草助けていた。関羽・張飛義兄弟契り交わし徒手空拳から天下を狙う。戦では二刀流で戦う。 自らを「天下の器」と評し数多く人心集める。本人意志にも拠らず民草に戴かれるほどの桁外れ人気(じんき)と底なし器量は「大嚢」と表現される一方で第六感任せのその行動は「梟雄」「鼠賊」「大うつけ」「反曹操掲げているだけ」とも非難される危機さらされる度に夢もプライド投げ捨ててしまう場面もしばしばあるが、幾多の困難を乗り越えて自らの器を再確認していく。 当初拠って立つ地をなかなか得られ流浪時代送っていたが、雌伏経て軍師である孔明始め優れた人材揃えるようになり、やがて天下一と言われる曹操軍定軍山勝利できるほどの勢力となった王欣太曰く登場人物の中では最も自分性格似ている」という。 関羽(かん う、字・雲長) 声:諸角憲一 / 私市淳三国志大戦) / 津田健次郎三国志大戦第2期)) 美髯をもち青龍偃月刀愛用する義侠理知富んだ士。肌の色赤み帯びている。自称義侠積乱雲」。「美髯団(びせんだん)」という義侠集団頭目として初登場若き日劉備出会い、その民を想う心意気打たれ張飛とともに義兄弟契りを交わす劉備には「関さん」、張飛には「雲長兄ぃ」と呼ばれる呂布互角に渡り合うほどの卓越した武芸者であるが、曹操降った際には為政者としての素質をも見出されるなど、敵味方越えて曹操からも高く評価される益州攻めの際は荊州守り任され劉備漢中王即位する北伐開始樊城攻め立て超人的な武威奮う関羽包囲網での激戦の後、孫権自らの手で首を落とされるあくまでも大地根ざした理想掲げ曹操とは対照的に、神へ昇りつめる存在である極めて重要な人物として描かれている。 重厚超然としていることが多く劉備どれほどうろたえていても落ち着いているが、時折激情を迸らせる描写みられる荊州雌伏にあってやさぐれかけていた劉備に対しても常に参謀諮問し、孔明淫猥言動劉備拒絶してもなお「曹操ならば用いる」と焚き付け、「あんたと一緒に天下行きたいのだ」と熱く述べるほど無比忠義劉備寄せている。 王欣太終盤活躍を描くにあたり、神である関羽への礼を失しないよう自分描いたイラストを基に神棚まで作ったという。 張飛ちょう ひ、字・益徳) 声:関貴昭 / 麻生智久三国志大戦虎髭生やし蛇矛を扱う、大酒飲み喧嘩っ早いが、侠気溢れ豪傑。字は正史通り益徳」だが、講談師などの間ではこの頃からすで演義の字「翼徳」が間違って流布している。劉備関羽には字(アニメでは姓名)で呼ばれる先に義兄仰いでいた関羽劉備義兄弟となったため、なし崩しに自身劉備義弟となってしまう。劉備関羽突飛な言動振り回される中、三兄弟の中では常識的な言動をとる。長坂の戦いでは天下無双の武を見せる。許褚人物評では「」。 糜亀姸(び きけん) 劉備の室。口元にほくろがあり、お亀顔。おっとりとしているが気丈な性格で、何か悩み事がある時に劉備はよく彼女を抱く。劉備からは「亀(かめ)ちゃん」と呼ばれていた。長坂の戦いにて、崩壊する馬車より阿斗を守るも重傷負い死去甘夫人(かんふじん) 劉備の室で、劉禅の母。長坂の戦いでは糜亀姸と同じ馬車にいたが、劉冀趙雲によって助け出される赤壁の戦いの後に死亡劉冀りゅう き、字・公徳) 声:松本さち 劉備長子劉備徐州にいた頃に生まれた思われる幼くして儒の思想語り、漢帝国への想いは父・劉備よりも強い。曹操徐州侵攻の際、関羽や他の劉備親族と共に捕虜となり数年曹操の下で暮らす。長坂の戦いの中で、父と自身天命を知るが、直後背中矢玉を受け死亡劉禅りゅう ぜん、字・公嗣幼名阿斗劉備の子。母は甘夫人長坂の戦い初登場利発快活な少年孫燁夏をよく慕っており、自らも関西弁で喋る。 劉封りゅう ほう劉備養子関羽最後出兵時に登場孟達と共に上庸城を守備した関羽軍へ要請通り援軍を出すよう慎重な孟達強く迫るが、その若さによる血気に逸る言動たしなめられる。 関平(かん へい) 関羽長子本格的に登場するのは終盤であるが、幼少期関平らしき人物長坂の戦い登場している。髯の長短以外は容姿性格とも関羽瓜二つ若者実戦経験がほとんど無いにもかかわらず満寵に「とんでもない血統」と驚愕されるほどの武の才能を持つ。一方で過剰に礼を重んじるなど古風合理性欠け一面がある。関羽包囲網最中陸遜討たれた。

※この「劉備三兄弟とその親族」の解説は、「蒼天航路」の解説の一部です。
「劉備三兄弟とその親族」を含む「蒼天航路」の記事については、「蒼天航路」の概要を参照ください。

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