ロビン・フッド

実用日本語表現辞典

ロビンフッド

「ロビンフッド」とは、中世の英国で活躍したとされる伝説的英雄の名前である。12世紀～13世紀頃に活躍したとされている。その物語が後世の吟遊詩人によって英雄譚として語り継がれた。現代でも映画やアニメの主人公として描かれ、親しまれている。。

ロビンフッドが実在する人物をモデルとして生まれたキャラクターなのか、それとも純粋に創作された架空のキャラクターなのかは、定かでない。

「ロビンフッド」は、イングランド中部の森に住んでいた義賊とされる。悪どい権力者から金品を取り上げ、それを貧しい民衆に施したという。ロビンフッドの素性や活躍ぶりは、必ずしも統一されておらず、作品によって設定は微妙に異なる。

「ロビンフッド」の語源・由来

「ロビンフッド」は、英語で「Robin Hood」と表記する。「ロビン（Robin）」は名前「ロバート（Robert）」の愛称である。「フッド（Hood）」は古英語の「hōd」が由来で、「帽子」を意味する。

「ロビンフッド」を含むその他の用語の解説

「ロビン・フッド（1991年のアメリカ映画）」とは

1991年の映画「ロビン・フッド」は、アメリカで制作された、ケヴィン・コスナー主演の映画である。ロビンフッドは十字軍遠征に参加し、辛くも生還して故国に帰ると、地方のお偉方であった父親が惨殺され、権力欲に取り憑かれた悪代官が圧政を敷こうとしてしたため、ロビンフッドは悪代官の勢力に果敢に立ち向かい、民衆をを圧政から救おうとするのであった。

「ロビン・フッド（1973年の映画）」とは

1973年の映画「ロビン・フッド 」は、ディズニーが制作したアニメ映画である。日本でも1975年に公開された。「ロビンフッド」はキツネに、相棒「リトルジョン」はクマに、その他の登場人物も全て動物のキャラクターとして描かれている。義賊ロビンフッドがプリンス・ジョン（ライオン）の圧政に反抗して貧しい人々を助ける姿がユーモラスに描かれている。

ロビン・フッド（2010年の映画）とは

2010年の映画「ロビン・フッド」は、ラッセル・クロウが主演を務めたアメリカ・イギリス合作映画である。監督はリドリー・スコット。十字軍の遠征から帰還した「ロビンフッド」は故あってノッティンガムの領土を統治する代官となり、民衆にも愛される。ドーバー海峡を渡って攻めてきたフランス軍と戦い活躍するも、最後は危険分子として指名手配され、シャーウッドの森に身を隠した。

「ロビンフッド（Fate/Grand Order）」とは

スマホゲー「Fate/Grand Order（通称FGO）」に登場する「ロビンフッド」は、「アーチャー」のサーヴァントである。レア度は星3。初期から実装されている。パーティ構成や運用によっては高い攻撃性能が期待できるキャラとして、評価が見直されている。

ロビンフッド（グランブルーファンタジー）とは

スマホゲー「グランブルーファンタジー（通称グラブル）」における「ロビンフッド」は、ジョブ名である。2020年に実装された。

ロビン・フッド（企業）とは

「ロビン・フッド」は、米国カルフォルニア州に本拠を置くフィンテック企業の名称でもある。手数料無料で証券売買ができるアプリや預金サービスなどの事業を行っている。

ロビンフッド ・ハットとは

「ロビンフッド ・ハット」は、バイカケット帽（bycocket）の別名または通称である。前側は細く、クラウンは高く尖り、後ろ側の縁には羽が付いている、という独特の形状をしており、ロビンフッドというキャラクターの外見上の特徴となっている。

（2023年4月25日更新）

デジタル大辞泉

ロビン‐フッド【Robin Hood】

読み方：ろびんふっど

英国12、3世紀ごろの伝説上の義賊。シャーウッドの森に隠れ、貪欲な僧侶や富裕な貴族らを襲い、略奪品を貧しい者に施したと伝える。多くの物語・詩・劇に登場する。

英国ノッチンガム城にあるロビン‐フッド像／撮影・shining.darkness http://os7.biz/u/EvD2B

短編小説作品名辞典

ロビン・フッド

作者池内紀

収載図書少年探検隊
出版社平凡社
刊行年月1992.6

ウィキペディア

ロビン・フッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/06 20:36 UTC 版)

ロビン・フッド (Robin Hood) は、中世イングランドの伝説上の人物である。まれに「ロビン・フード」と表記されることがある。

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ロビン・フッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/10/21 16:17 UTC 版)

「ポンテフラクト」の記事における「ロビン・フッド」の解説

15世紀のロビン・フッドに関する俗謡には、ロビン・フッド一味が活躍するバーンズデイル (Barnsdale) の森が出てくる。この森はポンテフラクトの南にある。特に、中世の俗謡(ballads)には頻繁にウェントブリッジ(Wentbridge)の村が出てくる。この村はポンテフラクトのはずれにあった。さらに、マイケル・ドレイトン(Michael Drayton)が1622年に編んだ『Poly-Olbion』（イングランド独特の「地誌詩 (Topographical poetry)」のひとつ）の詩歌28番（67-70）は、ロビンフッドの死に言及している。その終焉の地は、かつてのポンテフラクトに当たるカークビー(Kirkby)である。歴史家の S. A. La' Chanceは、ロビンフッドはカークビーの聖ニコラス医院で死んだと推測している。これはオールセインツ教会の付属医院だった。ウェイクフィールドのウェント川 (River Went) に架かる橋にある遺跡の案内銘板（ブルー・プラーク）にはロビンフッドに関連する言及がある。

ロビン・フッド（キツネ）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/03/13 19:26 UTC 版)

「ロビン・フッド (1973年の映画)」の記事における「ロビン・フッド（キツネ）」の解説

主人公。プリンス・ジョンが人々たちから巻き上げたお金を取り返し、国民たちに返している陽気な義賊。変装の達人で弓矢の腕前が優れていて、剣術も優れている。マリアンに恋心を抱いている。指名手配されているが、国民のほぼ全員が彼の味方である上に、プリンス・ジョン配下の兵隊達が間抜けである事もあって、捕まえられることはない。最後はマリアンと結婚する。

ロビン・フッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/06/05 23:15 UTC 版)

「我こそ勇者」の記事における「ロビン・フッド」の解説

スコットランドの英雄。代官に捕まり牢獄へ収監されるが、ジェリーとニブルスに救出された。

ロビン・フッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/09 10:13 UTC 版)

「ロビン・フッド」の記事における「ロビン・フッド」の解説

あだ名は大股のロビン（Robin Longstride）、ロクスレイのロビン（Robin of Loxley, or Locksley）など。

ロビンフッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/04/11 06:58 UTC 版)

「Zero Infinity -Devil of Maxwell-」の記事における「ロビンフッド」の解説

マレーネ率いる反時計機構組織で、構成員の中には刻鋼人機がいる。なお、ロビンフッドという名前はマレーネがつけたものではなく、時計機構側がつけたものである。

ロビンフッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/18 03:25 UTC 版)

「劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間」の記事における「ロビンフッド」の解説

中世イギリスの弓の名手。英雄の村では、村へやってきたばかりのタケルと弓の勝負を挑む。

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「ロビン・フッド」の例文・使い方・用例・文例

• 現代のロビン・フッド
• ロビン・フッドの伝説的な支持者
• ロビン・フッド
• この映画はロビン・フッドとして知られている伝説の人物についての物語だ。