リザインとは? わかりやすく解説

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resign

別表記:リザイン

「resign」とは、辞職することを意味する英語表現である。

「resign」とは・「resign」の意味

「resign」とは、「(職・組織などを)公式に辞任する」「辞職する」という意味の英語表現である。自分都合仕事辞める時、要職役職から自分意思で退く際に用いられるのが特徴例えば、「I am going to resign at the end of this week.」(私は今週末に辞職するつもりだ)というように用いられるちなみに、「resign」の名詞形は「退職」「辞職」という意味の「resignation」だ。例えば、「His boss asked for his resignation.」(彼のボス彼の退職要求した)というように使われる

「resign」の発音・読み方

「resign」の発音は、カタカナ表記で「リザイン」である。

「resign」の活用変化一覧

「resign」(原形)・「resigns」(三人称単数現在)・「resigned」(過去形)・「resigned」(過去分詞) ・「resigning」(現在分詞)

「resign」の語源・由来

「resign」の語源は、「signo帳簿記入する)」と「re反対)」という二つ単語である。

「resign」の覚え方

「resign」は「リザイン」と発音するので、「悪事バレ理財(リザイン)局を辞めた」と語呂合わせ覚えるといい。

「resign」を含む英熟語・英語表現

「resign from」とは


「resign from」とは、「~を辞職する」「~を退職する」という意味の自動詞である。通常、「from」の後ろには会社組織職種地位などを表す語が置かれる使い方の例を挙げると、「He resigned from his post.」(彼は役職辞した)となる。

「great resignation」とは


great resignation」とは、「大量自主退職時代」という意味の英語表現である。アメリカではコロナによる不況からの経済回復が進む中で、自主的に企業退職する人が急激に増加した。この現象のことを「大量自主退職時代」と呼んでいる。「大量自主退職時代になった理由は、長期的なリモートワーク影響だと考えられている。コロナ禍による長期的なリモートワーク通じて出勤時間削減ストレス低減生産性の向上など多くメリット人々体感した。すなわち、コロナ禍以前働き方最良というわけではないと痛感したことをきっかけに、働き方への柔軟性が高い企業転職する人が増加したのである

「resign」の使い方・例文

「resign」は、「会社や今あるポジション辞める」というニュアンス頻繁に用いられる表現である。ただかなりフォーマルな言い回しなので、ビジネスシーンをはじめ公式なメール文書などで用いられることが多い。

・The CEO resigned because criminal acts committed in the past come to light.
過去犯した犯罪行為バレてしまったことが原因で、CEO辞職した
・She resigned from teaching, because she was unfamiliar with the work environment.
(彼女は職場の環境慣れることができず、教師辞職した
I think that he will resign as prime minister, because his approval rating has fallen considerably.
支持率がかなり低下しているので、彼は首相辞任するだろうと私は思う)
・I don't want to resign my job at present, but if there's anything I don't like at work in the future, I am going to resign soon.
今現在自分仕事辞めたいとは思わないけれども、今後、何か嫌なことが職場であればすぐにでも仕事辞めるだろう)
The city council member resigned when he was found to have misappropriated funds.
(その市議会議員は、資金悪用したことがバレ辞任した
・She resigned from the chief of the restaurant, because she lost confidence in her talent as a chef.
自分料理人として才能自信持てなくなったので、彼女はレストランチーフの職を辞めてしまった)
・My father resigned from the publishing company last month, and the reason is because he found another job that he wants to do.
私の父先月、その出版社退職した、その理由は他にやりたい仕事見つけたからである)
・After the scandal, there was no other way to convince everyone than to resign.
不祥事のあと、辞任する以外にみんなを納得させる方法はなかった)
The prime minister of the country resigned because of poor health, and I am really shocked because he was admired by the people.
(その国の首相体調不良原因辞任した。彼は国民から慕われていたので私は本当にショックだ)
・The Member of the House of Councilors is going to resign before fulfilling some core political pledges. It can't be helped because the evil deeds of the past have been exposed.
(その参議院議員は、主要な公約を果たす前に自ら辞めることになるだろう、彼の過去悪事露呈してしまったので仕方がない

リザイン

英語:resign

辞める持する、といった意味の英語。特にチェスにおいて、自ら負け認め投了する際に発声するセリフとして用いられる将棋における「負けました」や「ありません」などに相当する

チェスでは、「リザイン」の発声代わりに、「負けました」と発声したり、自分キングの駒を倒す素振り見せ動作が行われたりすることもある。

投了

(リザイン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 14:52 UTC 版)

投了(とうりょう、英語: Resignation、Surrender、Concede)とは、ボードゲームなどのゲームにおいて、不利な方が負けを認め、本来の対戦終了となる条件が成立するよりも前にゲームを終えること。他の表現として「投げる」「ゲームを降りる」などとも言う。

概説

投了が行われる時機としては、勝利の見込みがない、戦意を喪失してしまった、などがある。単なる時間や労力の無駄をなくすためだけでなく、勝負にならない対局を継続することは対局相手に失礼になるとする考えがある。

一般に、投了優先の原則があり、反則等があっても指摘せずに投了した場合は投了を優先する。

オセロ

オセロでは石数によって勝敗を決定する場合が多く(先後二番打ち)、そうでない場合でも最終局面まで打って石差をはっきりさせるのが一般である。

バックギャモン

バックギャモンは勝ち方、負け方で得点が異なるため、終了間際までプレイする。「これは何点の勝ちになるのが確実」と判断されたとき、双方の合意で終局となる。

囲碁

囲碁では、自分の手番で「ありません」「負けました」「参りました」等と発して頭を下げることで、投了の意思表示をすることが一般的である。またアゲハマを盤上に置くことも投了の意思表示となる(アゲハマを持っていない場合に、自らの石を盤上に置くこともある。ただしこの場合は着手と紛らわしいため、2個以上の石を盤上に転がすように置くのが一般的である。)。 投了により勝敗の決着がついた場合、「中押し(ちゅうおし)勝ち」「中押し負け」と呼ばれる。日本囲碁規約では、第十一条において『対局の途中でも、自らの負けを申し出て対局を終えることができる。これを「投了」という。その相手方を「中押勝」という。』と定められている[1]。「中押し」とは「途中押し切り(勝ち/負け)」[2]の略である。

将棋

将棋では、自分の手番で

  • 「負けました」などと発声するか、
  • 頭を下げて駒台に手を置くこと

によって投了の意思を表示することができる[3]

特にプロやアマ高段者などの対局では、棋譜を汚さないように、上手い手を出現させた時点での投了、一手違いの形にしてからの投了などの美学が存在し、最終的に完全な詰みまで指すことはごく稀である。投げ場を求める、などと言われる。

将棋で投了となる局面は、大きく次の3通りに分けられる。

  1. 詰み - 自玉に王手がかかっており、自玉が即詰みとなることがわかったとき。前述の通り、最後の詰みまで指すことは稀。
  2. 必至(必死) - 自玉に必至がかかり、かつ相手玉が詰まないとき。また特に上級者の場合は、必至に類似したケースとして、自玉に王手がかかっているが即詰みでない状態、または自玉に詰めろがかかっているが完全必至でない状態であっても、自玉がどう受けても王手・詰めろの連続で最終的に必至がかかってしまう状態(寄り筋・一手一手)であることを読み切った場合に投了することも多い。
  3. 戦意喪失 - 駒損が著しい、攻めが続かなくなった(指し切り)、自陣だけが壊滅的な状態になっている(あるいはそれが避けられない)、一方的に入玉されたなどの理由で、勝ち目がないと判断したとき。

なお、二歩などの反則に対局者が気付かずに投了・終局となった場合、2019年6月10日改定後の将棋連盟対局規定では、投了に関わらず棋譜優先となり反則した者の負けとなる[4]千日手はこの限りではない[要出典](連続王手の千日手は適用内)。対局規定の改定前は、反則にかかわらず投了による終局・勝敗が優先であったが、現行の規定では棋譜優先で反則した者の負けである。

公式棋戦における逸話

2007年10月30日に行われた第66期順位戦C級2組6回戦・先手豊島将之四段-後手真部一男八段(段位は当時)の対局では、真部が直後に極めて有力な攻めの妙手を発見していたにもかかわらず、それを指さずに僅か33手で投了した。この時真部はを患っており、その妙手を指すと豊島が応手に困り長考に沈み、自らの身体が持たないであろうと判断して投了したという。

詳細は、真部一男#幻の妙手△4二角を参照。

連珠

連珠では、先に五連を作った者が勝ちとなり、黒が禁手を打った場合はその時点で白の勝ちとなる。しかし、相手が四三(白の場合は三三、四四も)を打ち、防ぐことが不可能な場合 は、五連を待たずに投了するのが一般的である。有段者の対局ではそれ以前に投了することも多いが、四追い勝ち(三や他の手を要さず、四の連続で勝つ)の途中で投了するのは美しくないとされている。

チェス

チェスにおいては、「(I) resign」「負けました」などと発し、握手をすることでゲームが終了となる。自分のキングを倒すことでも投了の意思は発せられる。倒すふりや、掴むだけであることが多い。

相手の手番で投了してもルール違反ではないが、相手の考慮を無駄にさせるため、投了は自分の手番で行なうのがマナーとされる。

TCG

トレーディングカードゲームでは投了などを認めているタイトル(遊☆戯☆王オフィシャルカードゲームが代表)と禁じているタイトル双方が存在する。後者の理由として、ゲームを意図的に長引かせる戦術トランスや「一回の勝利で2ゲーム分の勝ち点を得るカード」(遊戯王における【ヴィクトリー・ドラゴン】)が存在しているためなどがあげられる。

麻雀

麻雀では、1位や次戦に進出する可能性が現実的な方法で無くなってしまった場合であっても、明確に投了に相当するルールはなく、例えば日本で一般的なルールの場合、半荘や東風戦等のゲーム単位で見れば、ぶっ飛び終了にならない限りゲームが途中終了することはない。目無しになってしまった場合の具体的な善後策等については麻雀の目無し問題を参照のこと。

カーリング

「氷上のチェス」とも呼ばれるカーリングには、フィジカルスポーツでは類を見ない投了に相当するコンシードというルールがある。第6エンド以降に行なえる。 点差がついて残りのストーンを投げても逆転が極めて困難な場合、負けているチームが勝っているチームへ握手を求める。これを表明した時点で最終エンドまで達していなくても試合終了となる。

脚注

  1. ^ Ⅱ日本囲碁規約(ルール)逐条解説
  2. ^ 日本囲碁連盟 | 囲碁用語「中押し(ちゅうおし)」”. 2023年5月14日閲覧。
  3. ^ 日本将棋連盟|将棋の基礎知識|本将棋|4.王手と詰み
  4. ^ 例外として、反則が判明する前に同一棋戦の次の対局が始まった場合は、終了時の勝敗を優先する。

リザイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 04:22 UTC 版)

チェスのルール」の記事における「リザイン」の解説

一方プレーヤーがリザイン(resign, 投了)することによってもゲーム決着がつく。 通常リザインは自分の手番に行なうが、相手の手番でもルール違反ではない。 一般的なリザインの意思表示方法次の通り。 はっきりと相手に「I resign. リザインします」、日本人同士なら「負けました」「(指し手が)ありません」「参りました」などことばで伝える。 自分キングを倒す。(または、倒す振りをする。)

※この「リザイン」の解説は、「チェスのルール」の解説の一部です。
「リザイン」を含む「チェスのルール」の記事については、「チェスのルール」の概要を参照ください。

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