プレイヤー陣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 06:44 UTC 版)
「とある魔術の禁書目録のゲーム」の記事における「プレイヤー陣」の解説
幻想片影 《プレイヤー》 無能力者の学生(レベル0)。困っている人を放っておけない性格だが、結果が出せないことにコンプレックスを抱いている。能兎黒栗と出会い、彼女の能力開発・右腕装着型の試作ブースターの実験体となって超能力・魔術問わずにあらゆる異能を再現する事が可能な「幻想片影(イマジンシャドウ)」を開花させる。他者の過去を覗く事や干渉も可能と成り得る異能故か科学・魔術の両サイドから狙われる事となる。 《科学者》としてのウサミミに疑問を持つ一方で、《女の子》の彼女を守るという想いが芽生え、揺れ動くこととなる。 事件解決後、自身や能兎姉妹の様に能力実験や魔術の影で苦しむ人々の救済を目指して学園都市を脱走、上条や美琴の手荒い見送りを受けて旅立つ。 能兎黒栗の実験が原因でミーシャ=クロイツェフ(サーシャの姿を借りたガブリエル)が現界し、その暴走を止める後始末を引き受けてから彼女と度々交戦、宿敵関係となる。 能兎黒栗(のと こくり)/黒ウサミミ ヒロインにしてナビゲーター。頭に兎の耳を付けた、赤と青のオッドアイの少女。女子高生というが、ややそれよりも外見年齢は幼い。普段は白衣を着用しており、学園都市の学生でありながら優秀な科学者であり、また学園都市の暗部や魔術サイドにも精通している。 幻想影片の秘密を解明することを目的としているが真意は不明。また統括理事会の命を受けて行動しているともいう。時折、幻想片影に対して《科学者》としてと《女の子》としての二つある感情の間に板挟みになることがあり、また普段の大人びた言動からは想像できないような子供染みた一面も持つ。幻想片影やシリーズ主要人物が他作品の世界に漂流したり、反対に漂流者が学園都市に現れる事件《コラボイベント》は全て彼女の影がある。好物はモンブラン。なお、前述通りの小柄だがその実、着やせするタイプで白衣の下は所謂隠れ巨乳と呼んでも差し支えない発育の持ち主である。 学園都市の学生でもあり、能力者と魔術師を目視で判別するという「色別信号(ディスティンクション)」という能力を有している。オッドアイはその副産物で、青色の右目が能力者を、赤色の左目が魔術師を判別する事が出来る。『異なる世界の存在、自分達の住む世界との関連』を謳う研究に明け暮れており、頭の耳はAIM拡散力場を放出してソナーのように対象のデータを取得する量子演算機である。 実は第1部における学園都市は幻想片影の無意識領域の中で彼女も幻想片影の無意識が生んだ夢の世界の存在だった。 『Ⅱ』での彼の目覚めと共に強く求められたことで再現される。第1部と変わって黒衣姿。 能兎白栗(のと はくり)/白ウサミミ 『Ⅱ』より登場する新ヒロイン。現実世界の学園都市で幻想片影に能力を与えた張本人。容姿は黒栗に酷似しているが、気の弱い小動物のような性格をしている。黒栗とはもう一人の自分と言って良い存在だが姉を巡って争い、後に幻想片影によって和解する。 期間イベントには最後を除いて一切関わらない。 敵キャラクター 能兎栗(のと りつ) 本作のラスボス。夢の世界における黒栗の、現実世界での白栗の姉。幻想片影の前身である能力と魔術の競合実験の事故で暴走状態のまま眠りに付く。 黒栗は姉を目覚めさせること、白栗は暴走した力が学園都市に災厄を齎す前に彼女を殺害することを目的としていた。 白栗が危惧した通り彼女の目覚めが近づくにつれ、彼女の試作幻想片影とも言える能力で学園都市には特定人物の姿と能力まで再現した投影が現れ、住人を襲撃する様になる。なお、彼女の覚醒を目的とする黒栗やゾーィは投影をある程度操れる。 本人が目覚めた時は人格も凶暴化しており、妹である黒栗や白栗にも冷淡な言葉を向ける。 ゾーィ=マクレガー 土の属性を操る魔術師。親友の能兎姉妹の競合実験に協力し、魔術サイドからは暗黙のルールを破った危険因子とされている。 穏やかな性格で当初は白栗を守るプレイヤー陣営だったが、内心では栗の為に他者の犠牲は厭わないという考えに達し、一度は被害拡大の阻止を優先した白栗を最初から切り捨てるつもりだった。 狂想片影〈シャドウチューン〉 ウサミミ(能兎白栗)が幻想片影を生み出す過程で求めるレベルまで至れなかった元無能力者達。失敗の烙印を押されたことに個々に思うことがあり、能兎黒栗の話に乗って成功例である幻想片影を襲撃する。 グラはアニメに登場したモブキャラ(武装無能力者、警備員、置き去り、天草式等)の流用。 仮想片影〈ヴァーチャルシャドウ〉・仮想黒兎〈ヴァーチャルラビット〉 再び無意識領域に入った幻想影片と黒栗と出会う「過去のプレイヤーと黒兎」。当初はプレイヤー陣の存在に困惑していたが仮想黒兎は本人持ち前の頭脳で正体と目的に正解を導き出す。
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