パーティキャラクター(メイン)
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「天外魔境 第四の黙示録」の記事における「パーティキャラクター(メイン)」の解説
雷神(らいじん)(声:関智一) 本作の主人公。普段は物静かだが、その内面には常に激しい闘志を秘めている魔物ハンター。捨て子であり、幼い頃から伝説の魔物ハンター・レッドベアに育てられる。左肩に「火の紋章」を持っている。戦闘では剣術がメインだが、奥義は魔法銃を使用する。雷王波や霊光波など雷や光の属性を持つ技が多い。16歳。 夢見(ゆめみ)(声:桜井智) 本作のヒロイン。サムの双子の妹で雷神とは幼なじみ。純情可憐で心優しい少女。不思議な夢を見ることができ、数奇な運命に導かれ雷神と行動を共にするようになる。ストーリーの重要なカギ握っている。ストーリー中盤で暗黒教団の象徴である「666」の獣の刻印を左胸に受けてしまうが、後にこれを克服し、刻印を火の紋章に変える。12歳。 小月院禅剛(しょうげついんぜんごう)(声:中嶋聡彦) ジパングかぶれのアメリカ人。東部の田舎町(メリーランド州のボルチモア)で肉屋を経営していたがサムライへの憧れを断ち切れず、妻ジュリア(声:久川綾)と2人の子供ルース(声:坂本千夏)とミカ(声:金月真美)を残して蒸発、放浪の旅に出る。見よう見まねで剣技を身に付け、格好も着流しに袴と草履、髷も結っており見た目はサムライらしくなっている。モンタナに日本庭園を建てており一般公開もしている。もっとも、庭園の中を見る限り禅剛が基本的にジパングに関する全ての事柄を勘違いしているのがわかる(アメリカ人が持つ誤った日本観そのもので溢れている)。情に厚く涙もろい。尻に自分で描いた偽物の火の紋章を持つ。雷神と出会った当初は大柄な見た目とは反して臆病であり戦いから逃げ出す、口先だけで調子の良い事ばかり言う頼りない性格だったが、ストーリーが進むにつれてコメディ要員から徐々に真のサムライらしい姿となっていく。奥義は紙切りや水芸など使える技から、握りっ屁や腹芸など味方にマイナス効果を与えるものまで様々。PSP版の追加シナリオにおいて、真の火の紋章を自らの意思で目覚めさせた際には、胸の中央に発現し、侍魂という最終奥義を習得する。35歳。 夕能(ゆうのう)(声:笠原弘子) 野性的で男勝りなインディアンの麗しき女戦士。一人称は夕能。「インディアン 嘘つかない」という風な助詞を抜かした言葉遣いで話す。シアトルで生まれ育ち、かつてはスカー・ウルフ、ロウ・ドッグと共にシアトルの3戦士と呼ばれる村の希望の星であったが、村人が夕能の常人を超える力を恐れ始めたため、現在はイエローストーンの山奥に一人で暮らしている。右胸に火の紋章があり、暗黒教団によってそれを悪魔の印と信じ込まされ悩んでいる。雷神と出会う事で火の紋章の本当の意味を知り、自分の中の魔物(強い力)を飼いならすため共に旅に出る。旅の中でかつての仲間達と敵対し、結果倒さねばならない運命を背負うが、その悲しみを強さに変える強い意志と心を持っている。戦闘では斧や弓を使用し、奥義は水、大地など自然の力を使った攻撃や、試練によって会得した獣の力を自身に宿す技も操る。17歳。 エース/チェリー・アープス(声:山口勝平) 普段は気弱な保安官チェリー・アープス。しかし、ひとたび仮面を身につけると、正義のアメリカンヒーロー・エースに変身。派手で女好き、お調子者で常に自分が一番でないと気が済まない性格になる。『天外魔境II 卍MARU』で登場し、『天外魔境 風雲カブキ伝』では主役を務めたカブキ団十郎の子孫にあたり、バカ笑いをした顔はカブキにそっくりである。カブキが後にアメリカに渡った際に、多くの女性と関係を持った結果の子孫の一人。戦闘では二丁拳銃を使う。奥義は銃を使うもの以外にロデオやロープなどカウボーイに因んだ技がある。PSP版の追加シナリオでは、獣神ロゴスに仮面が弱点だとバレてチェリー・アープスに戻ってしまうが、夕能とビリーに喝を入れられ、額に「火の紋章」を浮かび上がらせ、「怒りの鉄拳」という最終奥義を習得する。18歳。
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パーティキャラクター(サブ)
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レッド・ベア(声:森山周一郎) アメリカ中に知れ渡った伝説の魔物ハンター。60歳。両親を亡くした幼い雷神を引き取り、父として、また師匠として雷神を魔物ハンターとするべく全てを伝授してきた。強い者に対する厳しさと、弱い者に対する優しさを持っている。純銀のブリザードがアンカレッジの村を襲った際に子供をかばい深手を負ったため結果的に敗れ捕らわれの身となる。生かされはしたものの衰弱してしまい、ブリザードが倒された後に雷神に未来を託して息を引き取る。 星夜(せいや)(声:緒方恵美) 黒ずくめの服装に水色の髪を持つ男。穏やかな口調で話し雷神を導く運命論者。アラスカで雷神と出会い、隠された能力を引き出してくれる。その後幾度も雷神の前に現れ(時にはドラクロアの作った夢の中にまで)力を貸してくれる謎の多い人物。戦闘で霊体系のモンスターに通常攻撃でダメージを与えられるのは、雷神と星夜だけである。外見は28歳ほどだが実際の年齢は不明。偉大なるカルベとは面識があり、2000年以上前にも戦っているという話を聞く事が出来る。雷神がカルベに勝利した後、暴走したカルベ本体を食い止めるためその身を犠牲にするがエンディングで陰から雷神たちを見守る形で姿を現す。 ボブ(声:入道) 素朴だが熱い男で、レゲエを聞くと血が騒いで踊り出し、自分を押さえきれず暴れ出す。ボブはそれを魔物と恐れ、ジャマイカ一の格闘家であったにも関わらず現在はメキシコでボブスレーのコーチをしている。同じく自身に魔物を宿す夕能の言葉により恐れていた自分の中の魔物と向き合い飼い慣らす決意をする。素手の格闘技で戦うため武器装備もバンデージやグローブである。28歳。 火門(かもん)(声:山寺宏一) Dr.Mによって作られた忍者型ロボット。最初はDEVOの番人であるロボット3号という敵として現れるが、3度に渡る雷神達との戦いで受けたダメージで暗黒回路が破損し初期状態に戻った。そこでエースが冗談半分で言った「Dr.Mを倒してみろ」という命令を実行するため、雷神たちの仲間となる。火門という名前は、仲間になった際エースが早く来るように言った「カモン(come on)」という呼びかけが、識別コード名として登録されたもの。戦闘では刀と分身の術や火の鳥を放つ奥義を使う。Dr.Mの待つシアーズタワーではセキュリティトラップへの対処能力を遺憾なく発揮し雷神達をサポートする。タワー最上階でDr.Mを追い詰めるが、Dr.Mが持っていた笛で火門の暗黒回路が復元され再び敵となってしまう。戦いに敗れ悪あがきのようにクナイを四方八方に投げ倒れる。エースは火門の裏切りに幻滅するが、Dr.Mの究極破壊砲が発射時に爆発したのは刺さったクナイが原因であり、火門が自分たちを救ったのでは?と気付かせる。雷神達がDr.Mを倒した後は再び正気に戻るが、すでに身体は修復不可能な程破壊されていたためソルトレイクに眠る切り札のありかとロボットにも友達が出来た喜びを伝え爆散する。 NPC(声:横山智佐) 描いた絵が実体化する絵の具によって生み出された絵人間。プレイヤーがエディット機能による顔の作成と命名をすると仲間になる。自分の名前をうまく言う事が出来ない(当時は音声合成技術がゲーム分野では使われていなかったため、声優が一文字ずつ発声した音声で表現していた)。ソルトレイクシティ中の人間の体が青くなるという事件を解決するため原因となった絵本に入る能力を持っている。本の中にいるプップクプーを正気に戻し事件は解決したが、自身が流した喜びの涙による水で絵の具が溶けて消滅してしまう。絵人間が残した涙のしずくは虹の橋となり、ミズーリの壊れた橋を繋ぐことになる。
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