シンチレータとは? わかりやすく解説

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シンチレータ scintillator


シンチレータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 18:17 UTC 版)

シンチレータen:Scintillator)は、高エネルギーの放射線(γ線、X線、α線など)を吸収して即時に蛍光(シンチレーション、放射線励起されることにより発光する特性[1])を示す蛍光体材料である。


  1. ^ Leo 1994, p. 158.
  2. ^ a b Leo 1994, p. 157.
  3. ^ Dyer 2001, p. 920.
  4. ^ Leo 1994, p. 159.
  5. ^ a b Leo 1994, p. 161.
  6. ^ Leo 1994, p. 167.
  7. ^ 野口勉、有機液体シンチレータの発光機構 応用物理 Vol.42 (1973) No.6 P.635-640
  8. ^ Lead Loaded BC-452 | Crystals” (英語). www.crystals.saint-gobain.com. 2022年10月29日閲覧。


「シンチレータ」の続きの解説一覧

シンチレータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 09:04 UTC 版)

ニュートリノ検出器」の記事における「シンチレータ」の解説

反ニュートリノ1956年サバンナ川原子炉近く初め検出された。フレデリック・ライネスクライド・カワン塩化カドミウム水溶液包含する2つ標的用いた2つシンチレーション検出器がこのカドミウム標的の横に置かれた。1.8MeVのしきい値エネルギー超える反ニュートリノ荷電カレント逆ベータ崩壊相互作用水中陽子起こし陽電子中性子生成した結果として生じ陽電子電子との対消滅それぞれ約0.5MeVのエネルギー光子ペア同時に生成する。これらを標的の上下の2つシンチレーション検出器それぞれ検出することができた。 カドミウム原子核により捕獲され中性子は約8MeVの遅延ガンマ線結果として生じ、それは陽電子消滅事象による光子から数マイクロ秒後に検出された。 この実験反ニュートリノ特有な識別特性与え、この粒子存在証明できるように、カワンとライネスによって設計された。全反ニュートリノ束を測定することはこの実験の目標ではなかった。したがって検出され反ニュートリノはすべて使用した反応チャンネルしきい値である1.8MeV以上のエネルギー持ったものであった(1.8MeVは陽子から陽電子中性子生成するのに必要なエネルギーである)。原子炉由来反ニュートリノのうち約3%のみがこの反応起こすのに十分なエネルギー持っている。 より最近建設されはるかに大きカムランド検出器では、同様の手法日本の原子力発電所にある53原子炉からくる反ニュートリノ振動研究するために使用された。より小さいが、より放射性純度の高いBorexino検出器太陽からのニュートリノスペクトルの最も重要な成分、それに地球原子炉由来反ニュートリノ測定することができる。

※この「シンチレータ」の解説は、「ニュートリノ検出器」の解説の一部です。
「シンチレータ」を含む「ニュートリノ検出器」の記事については、「ニュートリノ検出器」の概要を参照ください。

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