4月下旬の新緑時期から11月初旬の紅葉時期(冬期間は入場できません) 新潟県自然環境保全地域(龍ケ窪)、新潟県鳥獣保護区(龍ケ窪鳥獣保護区)に指定地域され、自然環境保全及び鳥獣保護が保たれている 大量の地下水の湧出によって形成されている沼の水を上水道、灌漑用水として利用。 7月、名水地に建立されている谷内、岡集落の神社で「巳祭り」が毎年行われる。程近い、沖ノ原台地では7月下旬から8月中旬まで津南の夏の風物詩として人気の「ひまわり畑」が美しい。目と鼻の先にある、竜ケ窪温泉「竜神の館」では、季節の「山菜」及び近隣農家が丹精込めて生産した新鮮な「津南高原野菜」や地元産大豆と名水を使った地元婦人グループ手作りの「名水豆腐」(数量限定)が販売される。 | | 水質・水量は、選定当時とほぼ変わらず、良好な状態を保っており、水質は、ミネラルの含有量(蒸留残留物)が適度に含まれ、硬度が低く(軟水)、臭気度は無く、残留塩素値も低く、水温は年間を通して7~8度と変化が少ない等々「おいしい水」の要件を満たし、極めて良質なものである。湧水量は毎分30トン、日量43,000トンを有し、水深1.5m、面積11,900㎡(南西から北東方向に、長形220m、短形70m)の池の水が1日に1回入れ替わる。 「昔、越後の国の南のはずれに、妻有の里・芦ケ崎という村がありました。ある年、長い日照りが続き村人はヒエやアワどころか水一滴なく苦しい生活をしていました。ある時、一人の青年が、天上山へ何か食べるものはないかと捜しに出かけました。すると昼寝をしている龍を見つけました。龍のそばに卵があったので、龍が眠っているすきに卵を盗みました。そして、その大きな卵を村に持ち帰り、村人と相談した結果、せめて年寄りと子供にだけでも食べさせることにしました。卵を割り始めると、卵の中の龍の子が母親龍に助けを求めました。するとそこへ、怒り狂った龍が現れ、村人を食い殺そうとしました。庄屋をはじめ村人は「子供だけは助けてほしい」と頼みました。龍は必死の村人に心を打たれ、村人のために三日三晩雨を降らせ、池を造ってやりました。村人たちは喜んで龍に御礼を言うと、龍は「この池は、お前たちの美しい心の象徴だ。しかし、人の心の曇る時、この池は涸れてしまうであろう。」と言い残して消えました。村人は、この池を「龍ケ窪」と名づけ大切にし、神社を建てて龍神様をお祀りしたということです。」という話が残っている。 地元芦ケ崎小学校児童及び立石地区住民による周辺の清掃活動。地元環境保全グループ「龍ケ窪対策委員会」による管理、監視、清掃活動等保全活動を積極的に行っている。 |