残留塩素とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 化学 > 分子化学 > 塩素 > 残留塩素の意味・解説 

残留塩素

残留塩素は、塩素理によって水中残留している有効塩素のことです。塩素主な用途は、工業用及び家庭用殺菌・消毒剤と漂白剤で、水道水及びプール水の消毒食品工業における殺菌・脱臭にも使用されています。わが国では水道法により、水道水消毒行い給水栓で残留塩素を保持することが義務づけられており、1921年東京横浜液化塩素注入設備設置されたのが最初です。水道法施工規則では給水栓における遊離残留塩素を0.1mg/リットル結合残留塩素場合は0.4mg/リットル)以上、病原生物による汚染おそれがある場合は0.2mg/リットル結合残留塩素は1.5mg/リットル)以上保持するように塩素消毒をすることが義務づけられています。快適水質項目の目標値は「1mg/リットル以下」とされています。

残留塩素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 05:57 UTC 版)

残留塩素(ざんりゅうえんそ、英語: Residual chlorine)とは、水道の中に存在させることが必要な遊離残留塩素(ゆうりざんりゅうえんそ)と結合残留塩素(けつごうざんりゅうえんそ)とを合わせたもので、その水に含まれる物質に対する殺菌酸化反応に有効に作用し得る塩素化合物のことを指す。




「残留塩素」の続きの解説一覧

「残留塩素」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



残留塩素と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「残留塩素」の関連用語

残留塩素のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



残留塩素のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
九州環境管理協会九州環境管理協会
財団法人 九州環境管理協会(以下、「当協会」とします)ホームページに記載されている全ての文章、写真その他の画像等の著作権は、すべて当協会に帰属します。これらを無断で転載・複製することは、私的使用または引用として使用する場合を除き、著作権法で禁止されています。
京浜河川事務所京浜河川事務所
Copyright (C) 2024 京浜河川事務所 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの残留塩素 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS