現在おすすめです 年間を通じて堰には水が流れているが、特に4月の桜の開花時期は咲き乱れる桜の花と、雄川堰の清らかな流れを両方楽しむことができる。 周辺は雄川堰の清らかな流れに沿って、城下町小幡の古い家並みや桜並木が続いている。 標高1,370mの稲含山を水源とする雄川の中流部から取水し、城下町や昔の武家屋敷地帯を生活用水として潤ている他、その下流にある水田の灌漑用水として利用されている。 4月上旬 名水地周辺では、桜祭り(武者行列)が毎年行われ、多くの観光客が訪れている。 | | 水質、水量は選定当時とほぼ変わらず、良好な状態を保っている。水質はどちらかと言えばアルカリ性であり、BOD(生物化学的酸素要求量)は常時2mg/lを下回っていることからも、汚濁の少ない良好な状態と言える。 織田信長の二男、信雄が大阪夏の陣の功績により、元和元年(西暦1615年)7月23日に大和国松山(奈良県)三万石と、上州小幡二万石を家督相続させた後、織田宗家として小幡に陣屋を築いたときに整備したものである。織田氏及びその後を承継した松平氏は、御用水奉行を置き、水の大切さを説き、雄川堰の管理に力を入れたが、現在は地元住民の手により守られている。 地元住民により、毎週水路内のゴミ等の回収活動が行われる他、用水組合が年3回水を止めて清掃作業を行っている。 |