Unfixable Unfixableの概要

Unfixable

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/22 19:43 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
unfixable
中森明菜シングル
初出アルバム『FIXER
B面 雨月
リリース
規格 12cmCD
録音 2015年
STUDIO AT THE PALMS[1]
ジャンル J-POP
時間
レーベル ユニバーサルJ
作詞・作曲 Hilde Wahl
Anita Lipsky
Tommy Berre
Marietta Constantinou
チャート最高順位
中森明菜 シングル 年表
Rojo -Tierra-
(2015年)
unfixable
(2015年)
FIXER -WHILE THE WOMEN ARE SLEEPING-
(2016年)
FIXER 収録曲
Endless Life
(3)
unfixable
(4)
La Vida
(5)
テンプレートを表示

背景

「unfixable」は、2015年1月にリリースされた「Rojo -Tierra-」に続く楽曲で、2015年12月30日発売のスタジオ・アルバムFIXER』からの先行シングルとして、2015年9月30日に通常盤(12cmCD: UPCH-5853)、初回限定盤(12cmCD+DVD: UPCH-7048)、デジタル・ダウンロード配信の3形態で同時発売された。タイトルの「unfixable」は英語で「再生不能」の意味を持つ[2]。この楽曲は海外在住の4人の作家によって共同制作された全編英語歌詞のナンバーで、中森が全編英語詞の楽曲を発表するのは、『Cross My Palm』(1987年)以来28年振りとなる。カップリングの「雨月」は日本語歌詞であり、こちらは中森の活動休止中の心情を歌詞に込めた作品となった。中森は「雨月」について、「自分ではどうにもならない苛立ち、焦り…。でも、それを乗り越えようと頑張っていたら、少しずつ一筋の光が見えてくる…」とのコメントを発表し、自身でもこの曲を改めて聴くと涙が出てくるという[3]
中森は企画段階から本作の制作に参加しており、シングル候補曲として数曲を録音した中から、中森本人によって本曲が選ばれたという[2]。リリース当時、中森が本作のプロモーションを兼ねて音楽番組に出演することは無かったが、リリース直前の2015年9月25日放送のラジオ番組「吉田照美 飛べ!サルバドール」(文化放送)で本曲がオンエアされている[4]

批評

J-POPに詳しい音楽関係者は本作について、「バラードは歌姫・明菜の真骨頂と言えますが、ポップス系歌手の曲タイトルとしては異例でしょう。しかも、明菜の新曲だけにインパクトという以上に衝撃的」とコメントし[5]、『CDジャーナル』は本作について「タイトル曲は自身初となる全編英語詞となっており、"中森明菜の苦悩の日々"を歌った一曲となっている。タイトル曲、カップリング曲とともに彼女の内面に迫った世界観となっている」と批評した[6]

チャート成績

この楽曲は初週約0.5万枚を売り上げ、2015年10月12日付のオリコン週間シングルチャートに最高順位となる20位で初登場した[7]。同チャートには計5週に亘ってランクインしている[8]。配信部門ではレコチョクアルバム週間ランキング(9月30日〜10月6日)で3位を獲得した[9]






「Unfixable」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Unfixable」の関連用語

Unfixableのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Unfixableのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのUnfixable (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS