黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 01:30 UTC 版)
RBMKの閉鎖
いままで建設された中で、チェルノブイリ原発の残りの3機の原子炉は、1号炉が1996年11月、2号炉が1991年10月、3号炉が2000年12月15日に閉鎖されたことで、現在ウクライナ領内で運転中の原子炉は無くなっている。そして、リトアニアのイグナリナ原子力発電所で運転されている2機のRBMK-1500のうち、1号炉は2004年12月末日に閉鎖され、2号炉は2009年までに閉鎖された。また、その他の旧ソ連諸国に存在するRBMKに関しては、現在のところ閉鎖の計画はない。
2021年12月20日クルスク原子力発電所のクルスク1号機が閉鎖[2]。同原子力発電所ほかレニングラード、スモレンスク原子力発電所では120万kW級VVERへの更新が行われている。
ロシア政府は残存するRBMK11基を最長45年運転をする予定[3]。
関連項目・出典
外部リンク
- ^ 燃料中のウランの残りはウラン238である。低濃縮ウランは、ウラン235濃度が0.7%である天然ウランを濃縮し、ウラン235濃度を2.0 - 2.4%として使用する。
- ^ “ロシアでRBMKのクルスク1号機が永久閉鎖”. 原子力産業新聞 (2021年12月27日). 2022年3月20日閲覧。
- ^ “ロシア スモレンスク3号機の運転寿命延長工事が完了 - 海外電力関連 トピックス情報 | 電気事業連合会”. www.fepc.or.jp. 2022年3月20日閲覧。
黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉と同じ種類の言葉
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