霧箱
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霧箱を展示する施設
- 原子力科学館(茨城県那珂郡東海村)
- 国立科学博物館(東京都台東区) - 地球館地下3階で常設展示。
- 大阪市立科学館(大阪府大阪市)
- 名古屋市科学館(愛知県名古屋市)
- でんきの科学館(愛知県名古屋市)
- つくばエキスポセンター(茨城県つくば市)
- 日本科学未来館(東京都江東区)
- 新潟県立自然科学館 (新潟県新潟市)
- 高松市立こども未来館(ミライエ) (香川県高松市)-4F科学展示室
販売
- 1950年、アメリカ合衆国で子供向け玩具「ギルバートのU-238原子力研究室」として、ウイルソン霧箱が放射性物質などとセットで市販されたことがある[23]。
脚注
参考文献
- 『物理学辞典 三訂版』物理学辞典編集委員会編、培風館、2005年。ISBN 4-563-02094-X。
- 大野新一「霧箱によるα線飛跡観察からわかること」『放射線教育』第10巻第1号、2006年、 pp. 15-22。
- 小田稔 『宇宙線 改訂版』裳華房、1972年。ISBN 978-4785323059。
- 坂内忠明「霧箱の歴史」『放射線教育』第3巻第1号、2000年、 pp. 4-17。
- エミリオ・セグレ 『X線からクォークまで 20世紀の物理学者たち』久保亮五、矢崎 裕二訳、みすず書房、1982年。ISBN 978-4622024668。
- 早川幸男 『宇宙線 自然探求の歩み』筑摩書房、1972年。
- G・フレーザー 『反物質―消えた反世界はいまどこに?究極の鏡の謎にせまる』澤田哲生監訳、佐藤勝彦訳、シュプリンガー・フェアラーク東京、2002年。ISBN 978-4431709817。
- 宮下晋吉「実験装置としてのウィルソン霧箱史(Ⅰ)」『科学史研究 Ⅱ』第14巻、1975年、 pp. 145-153。
- 『宇宙線及び中間子論』湯川秀樹・小林稔・井上健共編、共立出版、1955年。
関連項目
- ^ a b 物理学辞典(2005) pp.539-540
- ^ 小田(1972) p.103
- ^ 小田(1972) p.102
- ^ 大野(2006) p.17
- ^ a b 飛跡の観察 有限会社ラド
- ^ a b 湯川・小林・井上編(1955) p.4
- ^ a b c “霧箱のはなし ― 放射線の飛跡が見える装置 ―”. 環境科学技術研究所. 2020年1月23日閲覧。
- ^ 坂内(2000) p.4
- ^ 坂内(2000) p.6 ウィルソンは当時J.J.トムソンの研究室に所属していた。
- ^ 宮下(1975) p.151
- ^ 坂内(2000) p.6
- ^ 坂内(2000) p.8
- ^ 坂内(2000) p.9
- ^ a b 坂内(2000) p.14
- ^ 早川(1972) p.41
- ^ 早川(1972) p.44
- ^ 湯川・小林・井上編(1955) p.8
- ^ フレーザー(2002) pp.138-139
- ^ 坂内(2000) p.11
- ^ 早川(1972) pp.185-193
- ^ セグレ(1982) pp.349-350
- ^ 坂内(2000) p.11、早川(1972) p.42
- ^ “1950年にアメリカで発売された世界一危険なおもちゃ。A.Cギルバート社の「子供用原子力研究セット」”. カラパイア (2019年8月24日). 2023年1月6日閲覧。
霧箱と同じ種類の言葉
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