新粒子の発見と拡散型霧箱の発明とは? わかりやすく解説

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新粒子の発見と拡散型霧箱の発明(1930年代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/23 14:22 UTC 版)

霧箱」の記事における「新粒子の発見と拡散型霧箱の発明(1930年代)」の解説

1932年カール・デイヴィッド・アンダーソンは、磁場中で霧箱観測をしていると、電子と同じ質量反対向きに曲がる飛跡発見した。これはポール・ディラック予言していた陽電子立証するものであった。この発見きっかけディラックは翌1933年ノーベル賞受賞しアンダーソン1936年ノーベル賞受賞した。 さらにアンダーソン1935年電子陽子中間の曲がり方をする飛跡発見した陽子質量電子1800倍であるが、この粒子電子200倍の質量であった。この粒子発見当初湯川秀樹予言した中間子であると考えられていたが、その後ミュー粒子ミューオン)と判明した1930年代には霧箱自体にも大きな変化見られた。1931年ジュセッペ・オキャリーニ計数管使用して霧箱自動膨張させる装置開発しブラケット共同実験行ったまた、1939年、A.ラングスドルフによって拡散霧箱発明された。これらはその後霧箱大きな影響与えた

※この「新粒子の発見と拡散型霧箱の発明(1930年代)」の解説は、「霧箱」の解説の一部です。
「新粒子の発見と拡散型霧箱の発明(1930年代)」を含む「霧箱」の記事については、「霧箱」の概要を参照ください。

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