裁縫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/16 00:45 UTC 版)
- ^ デジタル大辞泉
- ^ a b 『改訂新版 世界大百科事典』 「裁縫」
- ^ a b c d 笹本(山崎)明子「明治国家における女性役割と「手芸」」『千葉大学社会文化科学研究科研究プロジェクト報告書』第8号、千葉大学大学院社会文化科学研究科、1998年、1-15頁、ISSN 2434-8473、NAID 120005908260、2021=04-01閲覧。
- ^ “Hand Embroidery Stitches and Stitch Families” (英語). Sarah's Hand Embroidery Tutorials. 2022年7月10日閲覧。
- ^ “針箱[ハリバコ]”. www.city.iwakura.aichi.jp. 2022年7月10日閲覧。
- ^ Whiting, Gertrude (1971年). “Old-time tools and toys of needlework”. New York, Dover Publications. 2022年7月10日閲覧。
- ^ ミシン縫製工 H558 06~09 ハローワークインターネットサービス
- ^ ロボット化進む縫製工場 勝者は米国、敗者は? - WSJ
- ^ a b c d 基礎縫い 愛知和服裁縫業協同組合、2020年12月26日閲覧。
- ^ 手芸のことは、手芸に書くほうがよい 笹本の論文(1998)では、手芸と裁縫は異なる、と書いてある。 裁縫をもっと広く解釈していて、「糸や布を用いた手仕事」だという[3]。 この広義の意味で使うとすると、「手芸」という用語とどれだけ意味が重なるか、どのように「裁縫」と「手芸」という用語を使い分ければよいかが問題なるが、飯塚信雄は「裁縫」と「手芸」の違いについて、裁縫(針仕事)は純粋に機能性を求めるのに対し、手芸は機能性とともに装飾性を求める点で異なるとしているが、一方で手芸の場合は必ずしも針仕事に限られないという違いもある[3]。なお、日本語の「手芸」と「裁縫」の関係については、1895年(明治28年)高等女学校規程で裁縫が実生活の観点から必須科目、手芸が「勤勉ヲ好ムノ習慣ヲ養フ」観点から随意科目に編入され、目的の異なる科目として成立した経緯がある[3]。 裁縫は、簡単なものでは取れてしまったボタンを取り付け直したり、またはほつれてしまった部分を直すことであるが、手芸として高度化すると布から衣服を作り上げたり、ぬいぐるみなどの玩具に至るまで布製の物品を作ることも対象となる。 なおマジックペンの使用や布を縛ることも裁縫の一部として知られている[3]。
- ^ 大規模な縫製工場ではロボット化により裁縫に人間が関わらないこともある[8]。
- ^ 検反(けんたん)とは、衣服の材料となる布地に汚れや傷があるか無いかあらかじめ検査すること。衣服の材料の布地を古風な言い方では反物(たんもの)と呼んだので、反物を検査するからこう呼ばれるようになった。
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