白浜駅
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白浜駅* | |
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駅舎(2013年12月) | |
しらはま Shirahama | |
◄紀伊富田 (2.9 km) (4.3 km) 朝来► | |
所在地 | 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田1475 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | W 紀勢本線(きのくに線) |
キロ程 |
275.4 km(亀山起点) 新宮から95.2 km |
電報略号 | シラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
709人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1933年(昭和8年)12月20日[1] |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 |
* 1965年に白浜口駅から改称。 |
概要
日本三古湯のひとつである白浜温泉の玄関口。特急「くろしお」の全列車が停車し、さらにそのうちおよそ半数が当駅で新大阪・京都方面へ折り返す。
コンコース・待合室・こ線橋など駅構内は、社員による季節ごとの装飾を施している。このほか、白浜町内の白良浜が、アメリカ合衆国ハワイ州のワイキキビーチと友好姉妹浜提携をしていることもあり、夏季(6月1日 - 8月31日)には白浜町の観光業界全体での取り組みとして、駅係員・駅レンタカー社員・キヨスク店員がアロハシャツを着用するなどの試みが実施されており[3]、北陸本線加賀温泉駅と姉妹駅提携がされている。
歴史
1933年(昭和8年)12月、国有鉄道紀勢西線の紀伊田辺駅から紀伊富田駅までの開通と共に紀勢西線の白浜口駅(しらはまぐちえき)として開業し、1965年(昭和40年)3月1日に現在の駅名に改称された。この日には同線の紀伊椿駅(現・椿駅)および紀伊湯浅駅(現・湯浅駅)、阪和線の金岡駅(現・堺市駅)がそれぞれ改称されている。
年表
- 1933年(昭和8年)12月20日:国鉄紀勢西線の白浜口駅(しらはまぐちえき)として開業[1][4]。
- 1959年(昭和34年)7月15日:現在の紀勢本線が全通、紀勢本線所属となる[1]。
- 1961年(昭和36年)1月15日:貨物の取り扱いを廃止[4]。
- 1965年(昭和40年)3月1日:白浜駅に改称[4]。
- 1985年(昭和60年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1][4]。
- 2009年(平成21年)7月15日:紀勢本線全通50周年記念として亀山駅 - 当駅間でキハ85系による臨時快速列車を運転。なおキハ85系が紀伊勝浦駅 - 当駅間で運転されることは初めてであり、当駅にて紀勢本線全通50周年記念臨時快速キハ85系、くろしお15号381系、オーシャンアロー22号283系が一堂に並べられた。
- 2012年(平成24年)6月1日:地区駅長制度導入により管理駅から外れ、地区駅長が配置される[6]。
- 2016年(平成28年)12月17日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[7]。ICカード専用簡易改札機で対応。
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 2005年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故により自粛していた時期がある。
- ^ a b c d e 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、378頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c “モダンな駅舎に変身 南紀観光の拠点・白浜駅”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1985年10月4日)
- ^ a b 地区駅長制度:JR西が導入、来月から4駅 自治体、住民と連携 /和歌山 2012年5月22日配信
- ^ 和歌山県内の特急 「くろしお」号停車駅で、ICOCAがご利用できるようになります! 西日本旅客鉄道 ニュースリリース 2016年8月9日
- ^ こども110番の駅 実施駅 - JR西日本(2012年3月15日閲覧)
- ^ a b c d “白浜駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月30日閲覧。
- ^ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』
固有名詞の分類
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