市川團十郎 (12代目)
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受賞歴
- 1986年3月 第7回松尾芸能賞大賞
- 1989年6月 第45回日本芸術院賞
- 1995年 眞山青果賞大賞
- 1998年 歌舞伎座『極付幡随長兵衛』にて芸術祭賞演劇部門優秀賞
- 2000年 博多座『恋湊博多諷』、国立劇場『本朝廿四孝』、歌舞伎座『大杯觴酒戦強者』にて第7回読売演劇大賞優秀男優賞受賞
- 2000年 歌舞伎座『江戸城総攻-麟太郎と吉之助』にて第19回眞山青果賞大賞
- 2007年 フランス芸術文化勲章コマンドゥール、紫綬褒章[13]をそれぞれ受章
- 2011年 第27回浅草芸能大賞
- 2012年 日本芸術院会員
- 2013年 正五位、旭日中綬章
出演歴
歌舞伎
- 『義経千本桜』 - 佐藤忠信・平知盛・いがみの権太の三役(国立劇場)
- 『勧進帳』 - 武蔵坊弁慶
- 『助六由縁江戸桜』 - 花川戸助六実は曾我五郎
- 『与話情浮名横櫛』 - 与三郎
- 『毛抜』 - 粂寺弾正
- 『暫』 - 鎌倉権五郎景政
- 『若き日の信長』 - 織田信長
海外公演
- 1982年6月-7月 アメリカ公演(ニューヨーク)
- 1985年7月-8月 アメリカ公演(ニューヨーク・ワシントン・ロサンゼルス)
- 1988年7月-8月 オーストラリア公演(ブリスベン・メルボルン・バース)
- 1989年9月 ヨーロッパ公演(ブリュッセル・東ベルリン・ドレスデン・ウイーン)
- 2004年10月 パリ公演
- 2007年3月 パリ・オペラ座公演
その他の舞台
テレビドラマ
- 若さま侍捕物帖(1967年、日本テレビ) - 若さま役
- 遠山の金さん(1967年、日本テレビ) - 遠山金四郎 役
- 春の雪(1970年、フジテレビおんなの劇場) - 松枝清顕役
- 春の坂道(1971年、NHK大河ドラマ) - 徳川家光 役
- 宮本武蔵(1975年、フジテレビ) - 宮本武蔵 役
- 元禄太平記(1975年、NHK大河ドラマ)
- 午後の恋人(1979年、フジテレビ) - 樋口浩之 役
- 花道は炎のごとく(1985年、日本テレビ) - 初代團十郎 役※襲名記念作品
- 天下の副将軍水戸光圀 徳川御三家の激闘(1992年、テレビ東京) - 水戸光圀 役
- 花の乱(1994年、NHK大河ドラマ) - 足利義政 役
- 炎の奉行 大岡越前守(1997年、テレビ東京) - 大岡忠相 役
- 元禄繚乱(1999年、NHK大河ドラマ) - 歌舞伎役者 役
- 仲蔵狂乱(2000年、朝日放送) - 中村仲蔵 役
- あの戦争は何だったのか 日米開戦と東條英機(2008年、TBS) - 山本五十六 役
映画
- 流れの譜(1974年6月22日、松竹) - 菅原忠礼 役
- 花のお江戸の釣りバカ日誌(1998年12月23日、松竹) - 庄内藩藩主 役
- 利休にたずねよ(2013年12月7日、東映) - 武野紹鴎 役
ドキュメンタリー
CM
社会的活動
「国際化社会になるにあたって、日本人のアイデンティティの拠り所の1つとして歌舞伎を役立てて欲しい」[16]との思いから、青山学院大学文学部客員教授[17]や早稲田大学特命教授[18]を務めるなど、大学教育の場で歌舞伎を通した日本文化の啓蒙・教育活動に熱心に取り組み、文化庁文化審議会委員として日本文化発展を願う立場から積極的に発言を行っていた。また、長男:海老蔵と共に歌舞伎の海外公演にも積極的に取り組んでいた。
また、九世市川團十郎が神奈川県茅ヶ崎市に別荘を所有していた縁や、茅ヶ崎市出身の宇宙飛行士:野口聡一との親交などもあって茅ケ崎駅北口ペデストリアンデッキに十二世團十郎の手形モニュメントが設置され、2010年4月17日に除幕式が執り行われた。
2011年7月1日より、2年の任期で全国骨髄バンク推進連絡協議会の会長に就任していた[19]。
役職
- 文化庁文化審議会委員
- 同 国語分科会委員
- 全国骨髄バンク推進連絡協議会会長(2011年7月1日 - 2013年2月3日)
- ^ 月刊演劇界発行『最新歌舞伎俳優名鑑』2006年2月特別増刊 のP.166に 身長170cm・体重70kg と掲載。
- ^ a b c d e f g 「梨園の若さま市川海老蔵物語 ぐっとにらんだでっけえ未来」『主婦の友』56(1)(668) 1月特大号、主婦の友社、1972年1月、239-243頁。
- ^ 「宇宙と歌舞伎は同じこと」 ロングインタビュー:突き抜けた瞬間 WEB R25
- ^ a b 大島幸久、2017、「名優の食卓 最終回 十二代目市川團十郎〈後篇〉」、『演劇界』(2017年4月号)、演劇出版社
- ^ “歌舞伎界のビッグイベント襲名披露興行 華やかな一方で過去には悲しいドラマも”. 日刊スポーツ (2022年11月3日). 2022年11月5日閲覧。
- ^ 歌舞伎座. “市川團十郎 舞台復帰”. 2008年11月26日閲覧。
- ^ nikkansports.com (2008年10月29日). “団十郎血液型AからOに「性格変わらず」”. 2009年11月23日閲覧。
- ^ 屋号等の関連で、真言宗・成田山新勝寺の檀信徒と思われがちだが、実は市川團十郎家は浄土宗・増上寺の塔頭・常照院の檀家であり、この事は上演前の鼎談で語っている。
- ^ “歌舞伎俳優の市川団十郎さん死去 66歳”. nikkansports.com. (2013年2月4日) 2013年2月4日閲覧。
- ^ 団十郎さんショック…松竹株が急落 朝日新聞 2013年2月6日閲覧
- ^ 団十郎さん雪の舞う中、近親者で密葬 日刊スポーツ 2013年2月6日閲覧
- ^ 藤十郎ら弔辞へ 團十郎さんに最後のお別れ サンケイスポーツ 2013年2月27日閲覧
- ^ “團十郎 紫綬褒章を受章”. 歌舞伎美人 (2007年4月28日). 2023年7月3日閲覧。
- ^ “大看板 團十郎への道”. NHK. 2021年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月31日閲覧。
- ^ 「開局7周年特別企画 THE MOON〜人類の夢・月世界の未来〜」 BSジャパン
- ^ 團十郎 2008年
- ^ 市川團十郎氏(2007年度客員教授)による日本文学科集中講義が書籍化されました。 青山学院大学ニュース
- ^ 文化の多様性を保つために日本の伝統文化の価値を見直そう。 読売新聞×早稲田大学 キャンパスナウ 錦秋号
- ^ 市川団十郎さん:骨髄バンク推進協会長に(毎日新聞、2011年6月5日)
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