マリオパーティシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 04:46 UTC 版)
マリオパーティ | |
---|---|
ジャンル | パーティゲーム |
開発元 |
ハドソン(初代~DS) エヌディーキューブ(9~) カプコン(メダルゲーム版) |
発売元 |
任天堂 カプコン(メダルゲーム版) |
1作目 |
マリオパーティ (1998年12月18日) |
最新作 |
マリオパーティ スーパースターズ (2021年10月29日) |
公式サイト | ゲームアーカイブ|マリオポータル |
概要
すごろく風の「ボードゲーム」と「ミニゲーム」で最大4人(一部シリーズでは最大8人)で対戦し順位を競う、パーティゲームのシリーズ作品である。ゲームの開発は『8』および『DS』までは『ボンバーマン』や『桃太郎電鉄』を手掛けるハドソンおよび同社のソフト開発を協力していたシーエイプロダクション(『アドバンス』を除く。)、『9』以降はハドソンがコナミデジタルエンタテインメントに吸収合併されたことからエヌディーキューブ(ハドソンから移籍したスタッフが中心)が担当(シーエイプロダクションも引き続き開発協力)している。ウィルも『9』以降開発協力している。また、カプコンより本作をモチーフにしたアーケード用メダルゲームが発売されている。
ゲームは基本的にボードマップをすごろくの要領で移動して、プレイヤー全員が1回ずつ移動を終えたり特定のマスにとまると「ミニゲーム」をプレイする流れで進行し、規定のターン数が経過するなどの条件を満たすとゲーム終了となる。1作目から『マリオパーティ8』および『マリオパーティDS』までと、『マリオパーティ9』および『マリオパーティ10』ではボードゲームのルールが大幅に異なるが、ボードゲームとミニゲームで対戦するという基本的なゲーム内容は全編を通じて共通である(一部除く)。
シリーズで登場するプレイヤー及びサポートキャラクターはマリオシリーズのキャラクターが中心となっている。現在、途中で引退した者も含めれば、今までに使えたプレイヤーキャラクターは28人いる(一部のモードでのみ使用可能なキャラは除く)。なお、『マリオパーティ5』以降の据え置き型作品では必ず新規のプレイヤーキャラクターがおり、その中で現在もプレイヤーキャラクターとして使える者は12人となっている。この人数は第1作目『マリオパーティ』で使用できるキャラクターの人数(6人)より多く、これらがチラシ等での宣伝に利用されたケースもある。ちなみに、据え置き型ゲーム機用のマリオパーティシリーズは『マリオパーティ3』から『マリオパーティ8』までは、その作品での新プレイヤーキャラクターは次回作では最初から使用でき、新たなプレイヤーキャラクターが登場している。
海外では米国で非常に人気があり、「ミニゲームのやりすぎで手を痛めた」という事例[要出典]がある。NINTENDO64版およびゲームキューブ版と、2014年から2018年までは毎年新作が発売され、日本国内の売上では『2』・『8』・『DS』・『スーパー』・『スーパースターズ』の5作品がミリオンセラーとなっている。
シリーズ一覧
1998 | マリオパーティ |
---|---|
1999 | マリオパーティ2 |
2000 | マリオパーティ3 |
2001 | |
2002 | マリオパーティ4 |
2003 | マリオパーティ5 |
2004 | マリオパーティ6 |
2005 | マリオパーティ アドバンス マリオパーティ7 |
2006 | |
2007 | マリオパーティ8 マリオパーティDS |
2008 | |
2009 | |
2010 | |
2011 | |
2012 | マリオパーティ9 |
2013 | |
2014 | マリオパーティ アイランドツアー |
2015 | マリオパーティ10 |
2016 | マリオパーティ スターラッシュ |
2017 | マリオパーティ100 ミニゲームコレクション |
2018 | スーパー マリオパーティ |
2019 | |
2020 | |
2021 | マリオパーティ スーパースターズ |
発売中止の作品は除外する。日本の販売本数はエンターブレイン調べやメディアクリエイト調べのもの。WorldWideTotal(世界累計)はVGChartz[1]より。
据置向け作品
タイトル | 発売日 | ハード | 販売本数(日本) | 販売本数(世界) |
---|---|---|---|---|
マリオパーティ | 1998年12月18日 | NINTENDO64 | 71.4万本 | 270万本 |
マリオパーティ2 | 1999年12月17日 | 107.0万本 | 248万本 | |
マリオパーティ3 | 2000年12月7日 | 84.7万本 | 191万本 | |
マリオパーティ4 | 2002年11月8日 | ニンテンドーゲームキューブ | 90.3万本 | 246万本 |
マリオパーティ5 | 2003年11月28日 | 69.7万本 | 217万本 | |
マリオパーティ6 | 2004年11月18日 | 52.7万本 | 163万本 | |
マリオパーティ7 | 2005年11月10日 | 45.4万本 | 208万本 | |
マリオパーティ8 | 2007年7月26日 | Wii | 147.0万本 | 885万本 |
マリオパーティ9 | 2012年4月26日 | 70.0万本 | 311万本 | |
マリオパーティ10 | 2015年3月12日 | Wii U | 20.0万本 | 227万本 |
スーパー マリオパーティ | 2018年10月5日 | Nintendo Switch | 312万本 | 2034万本 |
携帯向け作品
タイトル | 発売日 | ハード | 販売本数(日本) | 販売本数(世界) |
---|---|---|---|---|
マリオパーティ アドバンス | 2005年1月13日 | ゲームボーイアドバンス | 25.6万本 | 98万本 |
マリオパーティDS | 2007年11月8日 | ニンテンドーDS | 216万本 | 931万本 |
マリオパーティ アイランドツアー | 2014年3月20日 | ニンテンドー3DS | 56.1万本 | 295万本 |
マリオパーティ スターラッシュ | 2016年10月20日 | 15.9万本 | 87万本 |
ミニゲーム集
タイトル | 発売日 | ハード | 販売本数(日本) | 販売本数(世界) |
---|---|---|---|---|
マリオパーティ100 ミニゲームコレクション | 2017年12月28日 | ニンテンドー3DS | 25万本 | 69万本 |
マリオパーティ スーパースターズ | 2021年10月29日[2] | Nintendo Switch | 211万本 | 1231万本 |
アーケード版
日本未発売の作品
- CARD GAME MARIO PARTY-e
- アメリカで2003年2月17日発売。ゲームボーイアドバンス・カードe対応ソフト。
- 日本では当初『マリオパーティカードe』として発売予定だったが、その後未定のまま発売されることは無かった。
注釈
- ^ 過去作品でミニクッパが登場していたミニゲームが再録された際はクッパJr.に差し替えられている。
- ^ 『マリオパーティ3』ではアイテムの「アフター5」を使用すると、以降は強制的に残り5ターンとなる。
- ^ a b c d 数字は通常のナンバリングタイトル、SPは『スーパー - 』、GBAは『 - アドバンス』、DSは『 - DS』、ITは『 - アイランドツアー』、SRは『 - スターラッシュ』、100は『 - 100 ミニゲームコレクション』、SSは『 - スーパースターズ』を示す。
- ^ ただし、『3』では蜃気楼による偽物のスターが配置されているマップもある。
- ^ 『10』、『スーパー』の10・15ターン、『スーパースターズ』の10~25ターンでは2種類。
- ^ 『9』ではリトルスターを5個、『10』ではリトルスターを10個、『スターラッシュ』の『キノピオパレード』では「ボーナスコイン」と称され、受賞したプレイヤーはコイン5枚をもらえる。
- ^ 『アドバンス』を除く。
出典
- 1 マリオパーティシリーズとは
- 2 マリオパーティシリーズの概要
- 3 プレイヤー
- 4 ボードゲーム
- 5 ミニゲーム
- 6 関連項目
固有名詞の分類
マリオシリーズ |
マリオ&ルイージRPG マリオとワリオ マリオパーティシリーズ スーパーマリオRPG マリオテニス64 |
ミニゲーム集 |
ファンディスク リズム天国ゴールド マリオパーティシリーズ 厳選テーブルゲーム おいしいパズルはいりませんか |
パーティーゲーム |
みんなのゴルフ4 あつまれ!!メイド イン ワリオ マリオパーティシリーズ Wii Sports お仕事式人生ゲーム めざせ職業王 |
コンピュータボードゲーム |
虫姫ぱい 国盗り頭脳バトル 信長の野望 マリオパーティシリーズ たけしの戦国風雲児 赤ずきんチャチャ |
- マリオパーティシリーズのページへのリンク