フォルクスワーゲン グループ ジャパン 年表

フォルクスワーゲングループジャパン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 09:41 UTC 版)

年表

  • 1953年昭和28年)- ヤナセがフォルクスワーゲンを輸入。1954年から正式な販売権(日本全国販売権)を取得し販売していた。
  • 1983年(昭和58年)
    • 7月:フォルクスワーゲン株式会社を東京に設立する[注 2]
    • VWブランド輸入累計20万台に到達。
  • 1984年(昭和59年)- 日産自動車サンタナの生産販売を開始した。
  • 1989年平成元年)
    • 8月 - フォルクスワーゲン アウディ 日本株式会社(VAN)に社名変更[注 3]。輸入販売権を取得。
    • VWブランド輸入累計30万台
  • 1990年(平成2年)
    • 2月 - 千葉県千葉市に本社を置く輸入車ディーラー・株式会社ファミリーの松戸店が「ファーレン松戸店」に転換。ファーレン店第1号となる。
    • 4月 - 愛知県豊橋市にインポートセンター建設用地を取得。
    • 8月 - バンズ ファイナンス株式会社を設立。オートローン、オートリース、クレジットカードの発行・運営、ディーラー向けファイナンス業務を手がける。
    • 11月 - 系列販売店をオープン。この時点では店舗名はファーレンに統一されていなかった。
  • 1991年(平成3年)
    • 3月 - VANが日本自動車輸入組合(JAIA)に加盟し、フォルクスワーゲン車の輸入を開始する。前述のとおり、この頃はヤナセも正式輸入業者であり、両社で併売されていた。
    • 4月 - 専用埠頭への入港開始。フォルクスワーゲンAG、トヨタ自動車、VANの販売提携合意。
    • VWブランド輸入累計40万台
  • 1992年(平成4年)
    • 5月 - 愛知県豊橋市に本社を移転。アウディ車の輸入も開始する。トヨタがフォルクスワーゲン・アウディ車販売店鋪「DUO」をオープン。ヤナセ、「ファーレン店」、「DUO店」の3販売チャネル制となる。
    • 12月 - ヤナセはフォルクスワーゲンの輸入販売を終了。アフターサービスのみ継続した。これにより「ファーレン店」とトヨタ系の「DUO店」の2販売チャネルとなる。
    • 12月 - バブル崩壊で赤字となっていたジヤクスの株の過半数を取得し、ヤナセの撤退で穴が開いた関東地区のディーラー網を拡充する。このときジヤクスはルノーを輸入販売するインポーターだった。
  • 1993年(平成5年)
    • 5月 - インポートセンターが本格操業。
    • 販売拠点100店舗を達成。
  • 1995年(平成7年)- VWブランド輸入累計50万台に到達。
  • 1996年(平成8年)
    • 4月 - VAN累計10万台に到達。
    • 9月 - フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社(VGJ)に社名変更。
    • 販売拠点200店舗を達成。
  • 1997年(平成9年)
    • 1月 - ウェブサイト「フォルクスワーゲン ワールド」を開始。
    • 12月 - アウディAGがファーレン東京株式会社の公開買付を実施。
    • VWブランド輸入累計60万台、VAN/VGJ累計20万台(含むアウディ)に到達。
  • 1998年(平成10年)
    • 2月 - アウディAGによるファーレン東京の株式公開買付けが終了し、同社の88.55%の株式を取得。
    • 4月1日 - ファーレン東京がアウディジャパン株式会社に商号変更。アウディ車販売は分離される。別途、独フォルクスワーゲングループ100%出資の販売会社としてファーレン東京が設立。以前のファーレン東京の業務内容は同社に営業譲渡され、全販売拠点並びに全従業員を引き継ぎ、営業を開始する。
    • 4月 - フォルクスワーゲン アウディ パーツセンター(VAPC)を設立する。認定中古車制度開始。
    • 12月 - アウディAGがアウディ ジャパンの全株式を取得する。
  • 1999年(平成11年)- 林文子ビー・エム・ダブリュー東京新宿支店長からファーレン東京の社長に就任。バブル時に投資した不動産の借入が本業を圧迫していた同社を1年後に黒字化した。
  • 2000年(平成12年)- VWブランド輸入累計70万台、VAN/VGJ累計30万台(含むアウディ)に到達。
  • 2001年(平成13年)
    • 1月1日 - ファーレン東京がフォルクスワーゲン東京株式会社に社名変更。
    • 1月 -
      • ヤナセがアウディジャパンと契約し、アウディ車販売を再開。
      • ロールスロイス&ベントレーモーターカーズジャパン事業部(のちベントレー モーターズ ジャパン)が東京オフィスで営業開始。
  • 2002年(平成14年)
    • ロールスロイスベントレーの輸入を開始。なおロールスロイスの取扱はBMWとの関係で2003年で終了し、翌年からロールスロイスモーターカーズリミテッドに移る[7]
    • 1月1日 - 価格改定。
    • 9月 - インターネットラジオ「VWeb Radio」(ヴィーウェッブ レディオ)を開始。
    • 10月 - アウディジャパンが、ヤナセとの合弁でヤナセアウディ販売株式会社を設立。
    • 国内年間新車登録台数過去最高の61,121台を記録。
  • 2003年(平成15年)
    • 1月31日 - ベントレーモータース ジャパン事業部が、コンチネンタルGTを日本でプレビュー。
    • 7月23日 - VAN/VGJ累計50万台(含むアウディ)に到達。
    • 9月 - 純正部品・アクセサリーの保証期間を従来の1年から延長し、2年間とする。
  • 2005年(平成17年)
    • ヤナセが2004年に設立した子会社・ヤナセヴィークルワールド株式会社が、VGJとの契約の下でフォルクスワーゲン車の販売を再開した。
    • 6月 - VWブランド輸入累計100万台。豊橋インポートセンターで記念式典を開催。[2]
  • 2007年(平成19年)‐ アウディジャパンがヤナセアウディ販売を買収し、インポーター直販ディーラー「アウディジャパン販売株式会社」を設立。ヤナセは同年10月に子会社「ヤナセオートモーティブ株式会社」を設立し、アウディ車販売を継続する。
  • 2009年(平成21年)12月 - トヨタ自動車との販売提携を終了。それに伴い2010年12月31日付でDUO販売網が消滅する。
  • 2011年(平成23年)5月1日 - フォルクスワーゲン東京がフォルクスワーゲンジャパン販売株式会社に社名変更。
  • 2016年(平成28年)11月15日 - 新品タイヤに対する保証としては日本初となる「Volkswagen タイヤパンク補償サービス」を実施[8]
  • 2018年(平成30年)8月1日 - フォルクスワーゲングループに属する、オーストリア拠点の販売会社「ポルシェホールディングGmbH」[注 4]が、日本法人「PAIGジャパンオートモビルインベストメント合同会社」を設立。
  • 2019年(平成31年)1月18日 - フォルクスワーゲンジャパン販売の全株式をPAIGジャパンオートモビルインベストメントに譲渡[9]
  • 2020年令和2年)4月1日 - アウディジャパン販売の全株式をPAIGジャパンオートモビルインベストメントに譲渡[10]
  • 2022年(令和4年)1月1日 - VGJが、アウディジャパンおよび同社傘下のランボルギーニジャパンを吸収合併。これにより、アウディ・ベントレー・ランボルギーニの各ブランドビジネスはVGJの統括下に入る。各ブランドの販売網は従前通り別々に運営される。

注釈

  1. ^ 当時の代表取締役社長であった庄司茂のアイディアから生まれたスローガンで、ドイツ語で「ワーゲン」はという意味となっている為に本国のCEOであったマルティン・ヴィンターコルンは難色を示したものの、庄司は強引に押し通したが、同年の7月末で突如退職してしまった。
  2. ^ [1]には設立年月日として1983年(昭和58年)7月(フォルクスワーゲン 株式会社)
  3. ^ [2]には、「フォルクスワーゲングループジャパン株式会社は、フォルクスワーゲングループの日本法人として、フォルクスワーゲンAGの100%出資のもとで1989年に設立されました。」と上記と異なる記述もある。
  4. ^ 自動車メーカーのポルシェとは関係がない別会社。フェルディナント・ポルシェの長女「ルイーゼ・ピエヒ」が経営していたが、2011年に全保有株をフォルクスワーゲングループに売却した。

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