キャスリーン・セベリウス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/23 01:52 UTC 版)
キャスリーン・セベリウス Kathleen Sebelius | |
---|---|
| |
生年月日 | 1948年5月15日(75歳) |
出生地 |
アメリカ合衆国 オハイオ州シンシナティ |
出身校 |
トリニティ・ワシントン大学 カンザス大学 |
所属政党 | 民主党 |
配偶者 | K・ゲイリー・セベリウス |
親族 |
ジョン・ギリガン(父,元オハイオ州知事) ケイス・セベリウス(義父,元連邦下院議員) |
在任期間 | 2009年4月28日[1] - 2014年6月9日 |
大統領 | バラク・オバマ |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2003年1月13日 - 2009年4月28日 |
副知事 |
ジョン・E・ムーア マーク・パーキンソン |
在任期間 | 1995年1月9日 - 2003年1月13日 |
州知事 | ビル・グレイヴズ |
2003年から2009年までカンザス州知事を務めた他、2008年度の一般教書演説に対する反対声明発表者や[2]、民主党全国州知事会会長など党内の要職を歴任した。バラク・オバマ政権で9代目アメリカ合衆国保健福祉長官を務めていたが[3]、2014年4月10日、医療保険制度改革の保険加入サイトで、不具合が起こった責任を取って辞任を発表し[4]、2か月後に退任した。
生い立ち・政界進出までの経歴など
1948年5月15日にオハイオ州シンシナティでカトリック教徒の家に誕生した。父のジョン・J・ギリガンは文学者で、また民主党員でもあり、後に下院議員やオハイオ州知事を務めた政治家である。彼女は、シンシナティ市内にある幼稚園から高校課程までの一貫教育を行っているカトリック系の私立学校「サミット・カントリー・デイ・スクール」を卒業後、同じくカトリック系の私立大学トリニティ・ワシントン大学に進学、さらにその後カンザス大学で行政学の修士号(行政学修士号(MPA))を取得した。
知事になるまでの政治経歴
カンザス州保険長官就任まで
セベリウスが政治家としてのキャリアをスタートさせたのは、カンザス州議会下院議員に就任した1986年のことである。彼女は1974年にカンザス州に移り住んだ後、1977年から1986年までの約10年間にわたってカンザス州法廷弁護士協会(現・カンザス州弁護士協会)の最高責任者兼チーフロビイストを務めた。その後、1986年にカンザス州議会の下院議員に就任してからは、1994年にカンザス州保険長官[5] の選挙に出馬するために議員を辞職するまでの8年間にわたって同職を務めた。
カンザス州保険長官として
カンザス州の保険長官に立候補・当選したセベリウスは、1995年から2003年にカンザス州知事に就任するまでの8年間にわたって長官を務めた。セベリウスが勝利するまで、保険長官のポストは長年にわたって共和党の政治家が就いてきたポストであり、そのためセベリウスの勝利は、政治・選挙予測の専門家たちを驚かせることとなった。ちなみにこの当選によりセベリウスは、当選までの10余年の間で、民主党員としてはじめて保険長官に就任した人物となった。
セベリウスは保険長官に立候補するにあたって、保険業界からの選挙資金の献金を辞退すると共に、在任中にはインディアナ州の保険会社による地元カンザス州で最大の健康保険会社、ブルークロス・ブルーシールド・オブ・カンザス(BCBSKS)[6] への買収提案を阻止するなどの業績を挙げた。特にこのBCBSKSの買収阻止は、アメリカで初めて買収提案が拒否された事案として、セベリウスの政治業績の中でも特に注目すべき業績である[7]。
カンザス州知事として
セベリウスは2002年のカンザス州知事選挙で初当選を果たし、その後2期約6年にわたって知事を務めた。ちなみに2002年の初当選により、セベリウスは父のジョン・ギリガン(元・オハイオ州知事)と共に、州は異なるものの全米初の父娘2代で州知事になった人物となった。
2002年カンザス州知事選挙 (1期目)
2002年の州知事選挙において、セベリウスは共和党候補のティム・シャレンバーガーを得票率53%対45%で破り[8]、州知事初当選を果たした。このセベリウスの当選によって、民主党は1995年にジョアン・フィニー知事(当時)が任期満了で退任して以来、およそ8年ぶりに共和党からカンザス州知事の座を奪還した。また、前述のフィニー知事はカンザス州初の女性知事でもあり、セベリウスはカンザス州で2人目の女性知事となった。
1期目の任期中において、セベリウスはタイム誌で「全米で最も素晴らしい州知事5人」の1人に選ばれるなど、その政治姿勢・政策は非常に高い評価を受けた。また当選以来、人気・知名度も着実に上昇し、2006年1月の調査では「全米で最も人気のある州知事ランキング」で12位タイに入るなど、知事としてのキャリアを着実に重ねていった[9]。
2006年カンザス州知事選挙 (2期目)
セベリウスは2006年5月26日に、2期目に向けて出馬することを表明した。その4日後には、カンザス州共和党の議長を務めていたマーク・パーキンソンが民主党に転向することを表明し、これを受けてその翌日には、セベリウスが退任予定であったジョン・ムーア副知事の後任としてパーキンソンを副知事候補(いわゆるランニング・メイト)に指名することを発表するなど、再選に向けた支持固めは着々と進んでいった。ちなみにパーキンソンは、1991年から92年まで州議会下院で、1993年から97年まで州議会上院でそれぞれ議員として活動するなどカンザス州政界で豊富な経歴を持つ人物で、また政治思想的には公教育への支援強化を支持しており、共和党内でも穏健派と見なされていた人物である。ちなみに前述のムーア副知事も、元々は共和党員であったがセベリウスを支持して民主党に転向、ランニング・メイトに指名されたという共通点を持っている。
セベリウスの対抗馬となったのは、共和党のジム・バーネット候補(カンザス州議会上院議員)であった。ちなみに選挙戦前の2004年時点では、カンザス州の全有権者のうち50パーセントが共和党員として登録しており、民主党員として登録しているのは27パーセントに過ぎず[10]、民主党セベリウス陣営にとっては不利とも思われる状況であった。しかし、同年9月1日に公表された世論調査会社ラスムセンが行った世論調査では、バーネット議員に対して11パーセントリードという大差を付け[11]、また別の世論調査では20%近くリードしているという結果が出るなどセベリウスのリードは盤石のもので、11月7日に投開票が行われた選挙では、得票率で57.8%対40.5%という20%近い大差を付け、地滑り的勝利を収めた。これでセベリウスは、知事としての最後の任期に入ることになる[12]。
2009年の財政危機に際して
セベリウスが知事時代に対応した問題の中でも最も大きな問題であったのが、2期目の2009年2月に発生した税収不足に伴う財政危機である。財政危機の度合いは深刻で、2009年2月には地元紙ウィチタ・イーグル紙が「カンザス州政府が税収不足のために税金の還付を停止しており、また州政府が職員に対して給与を支払えないおそれがある。」と報じた[13][14]。
セベリウスはこの財政危機に対応するために、州債の新規発行や、州当局が所管するあらゆる会計(企業会計など)から一般会計へ資金を繰り入れることなどを議会に要請した。しかし共和党の議会指導部は、このうち州債の新規発行案に対して難色を示し、「セベリウス知事が証書の発行を中止するか、議会を通過した予算削減法案にサインしなければ、州政府が債務を返済・償還することは不可能になるだろう。」と声明するなど対立、財政問題は膠着状態に陥った。
結局この膠着状態は、セベリウスが議会の要求した予算削減案を承認することで決着した。ただし、削減案自体は承認したものの、彼女はあまりにも削減幅の大きすぎると思われた部分については項目別拒否権を行使して対抗した。この結果、最終案では総額で3億ドルの予算が削減された。この削減においては教育予算も例外ではなく、教育予算からは700万ドルが削減された[15]。
- ^ a b カンザスシティ・スター紙の電子版記事より(英語・デイヴィッド・ゴールドスタイン記者とデイヴィッド・クレッパー記者の共同編集記事・4月28日(現地時間)配信)
- ^ CNNのサイトにアップロードされている反対声明の映像(英語)
- ^ 保健福祉省のホームページより(英語)
- ^ a b c “米セベリウス厚生長官が辞任へ、保険サイト不具合で批判”. CNN. (2014年4月11日) 2014年6月7日閲覧。
- ^ カンザス州保険長官は、カンザス州保険省の長として、州内で営業活動を行う保険会社に対する規制や監視、冊子発行や報道を利用した消費者への各種保険に関する教育・啓発、保険金支払いなどで問題が生じた場合の消費者保護、州内で販売活動を行う保険外交員への販売免許の交付など、各種保険に関する行政を管轄する。
- ^ ブルークロス・ブルーシールドは、独立系の民間保険会社や各州・各地域が運営する保険公社など計39社の連合体ブルークロス・アンド・ブルーシールド・アソシエーション(BCBSA)が展開する健康保険のブランドの名称である。
- ^ 野生の七面鳥を保護する運動を行っている国際的NPO、ナショナル・ワイルドターキー・フェデレーションのホームページに掲載されたセベリウスの特集記事より(英語・2004年10月27日(現地時間)配信)
- ^ CNNの2002年カンザス州知事・議会統一選挙特集サイトより(英語)
- ^ 世論調査サイト「サーベイUSA (ServeyUSA)」が集計した各州知事の支持率一覧より(英語・2006年2月14日(現地時間)公開)
- ^ CNNの2004年大統領選挙特集サイトに掲載されている集計データより
- ^ ラスムセン社のサイトに掲載されているカンザス州知事選挙に関する世論調査レポートより(英語・2006年9月1日(現地時間)配信)
- ^ カンザス州法には州知事の任期を制限する法律があり、これによって知事は最大で2期までに制限されている。
- ^ ウィチタ・イーグル紙の電子版記事より(英語・ジャニーン・コランダ記者の編集記事・なお、この記事は2008年2月16日にKansas.comに掲載されたものを元に編集され、2009年3月18日(現地時間)に配信されたものである)
- ^ 政治系サイトPolitico.comに開設されているベン・スミス記者編集のブログ記事より(英語・2009年2月16日(現地時間)配信)
- ^ ルイビル・ヘラルド紙電子版に掲載された記事より(英語・クリスティン・ワッグナー記者の編集記事・2009年2月25日(現地時間)配信)
- ^ ガヴァニング誌の公式ホームページGoverning.comに掲載された同誌2001年11月号の内容を紹介する記事より(英語・ロブ・ガーウィット記者の編集記事)
- ^ タイム誌の電子版記事「アメリカで最も素晴らしい州知事5人」より(英語・アマンダ・リプレー記者とタマルティ・カレン記者の共同編集記事・2005年11月13日(現地時間)配信)
- ^ キャピタル・ジャーナル紙の公式ホームページCJOnline.comに掲載された電子版記事より。(英語・クリス・ムーン記者とリック・アンダーソン記者の共同編集記事)
- ^ タイム誌の電子版記事より(英語・ペリー・ベーコン Jr.記者の編集記事・2005年11月13日(現地時間)配信)
- ^ ケイトー研究所が発表したレポート「ポリティカル・アナライシス 第581号」のオンライン版より(英語・スティーブン・シルヴィンスキー研究員の編集・2006年10月24日(現地時間)公開・PDF版)
- ^ ザ・ホワイトハウス・プロジェクトのホームページに公開されたレポートより(英語・2006年2月16日(現地時間)発表)
- ^ ワシントン・ポスト紙電子版に掲載された2004年大統領選挙における民主党の副大統領候補選びを特集する記事より(英語)
- ^ 政治系雑誌ザ・アメリカン・プロスペクトの公式ホームページに掲載された記事より(英語・2008年2月26日(現地時間)配信)
- ^ CBS Newsの公式サイトに掲載された記事より(英語・2008年1月29日(現地時間)配信)
- ^ オンライン日刊紙ビヨンド・クロンの記事より(英語・ジェシー・ゼルガー・ネイサン記者の編集記事・2006年4月24日(現地時間)配信)
- ^ ワシントン・ポスト紙の2008年大統領選挙における副大統領候補選びを特集する電子版記事より(英語・クリス・シリッザ記者とシャイラ・マーレー記者の共同編集記事・2008年5月11日(現地時間)配信)
- ^ CNNの政政治系サイトCNN Politics.comの記事より(英語・2008年5月13日(現地時間)配信)
- ^ 世論調査会社ラスムセンの公式ホームページに掲載されたボブ・ノヴァク本人編集のレポートより(英語・2008年5月26日(現地時間)配信)
- ^ 政治系サイト、ポリティクス・デイリーの電子版記事より(英語・ジェイ・オールビットン記者の編集記事・2008年6月3日(現地時間)配信)
- ^ トリブル・アド・エージェンシーの公式ホームページに掲載されたレポートより(英語・2008年8月18日(現地時間)配信)
- ^ CNN Politics.comに掲載されたバイデンが副大統領候補に決定した旨を伝える記事(英語・2008年8月23日(現地時間)配信)
- ^ CJOnline.comに掲載された電子版記事より(英語・ティム・カーペンター記者の編集記事・2008年1月16日配信)
- ^ CJOnline.comに掲載された記事より(英語・キャピタル・ジャーナル編集部名義での編集記事・2008年11月21日(現地時間)配信)
- ^ CJOnline.comに掲載された記事より(英語・ティム・カーペンター記者の編集記事・2008年12月7日(現地時間)配信)
- ^ CBS Newsの公式サイトに掲載された記事より(英語・2009年1月5日(現地時間)配信)
- ^ ニュースサイト“U.S. News & World Reports”に連載中のニュースブログ“Thomas Jefferson Street Blog”の記事より(英語・ボニー・エルベ記者の編集記事・2009年1月5日(現地時間)配信)
- ^ セベリウスの保健福祉長官指名受諾を伝えるロイターの記事より(英語・2009年2月28日(現地時間)配信)
- ^ FOX Newsの公式サイトに掲載された記事より(英語・2009年3月1日(現地時間)配信)
- ^ CNN Politics.comに掲載されたブラウンバック上院議員の引退を伝える記事より(英語・2008年12月17日(現地時間)配信)
- ^ 政治系サイト“FiveThirtyEight”に掲載された2009年2月版の上院各州ランキングより(英語・ネイト・シルバー記者の編集記事・2009年2月8日(現地時間)配信)
- ^ ワシントン・ポスト紙電子版に掲載されたセベリウスの国政進出に関する記事より(英語・AP通信のジョン・ハンナ記者が編集した記事の配信を受けたもの・2007年1月28日(現地時間)配信)
- ^ 政治系サイト“FiveThirtyEight”に掲載された記事より(英語・シーン・クイン記者の編集記事・2009年2月19日(現地時間)配信)
- ^ CNN Politics.comに掲載された記事より(英語・2009年3月2日(現地時間)配信)
- ^ セベリウスの納税漏れを伝えるロイターの記事より(英語・ジョン・オコーラガン記者の編集記事・2009年3月31日(現地時間)配信)
- ^ NYタイムズの電子版記事より(英語・ロバート・ピアー記者の編集記事・2009年3月31日(現地時間)配信)
- ^ シカゴ・トリビューンの電子版記事より(英語・ノアム・N・リーヴェイ記者の編集記事・2009年4月1日(現地時間)配信)
- ^ ウォールストリート・ジャーナル紙の公式サイトに掲載されている特集ブログ“Health Blog”に掲載された記事より(英語・サラ・ルーベンシュタイン記者の編集記事・2009年4月1日配信)
- ^ マイアミ・ヘラルド紙の電子版記事より(英語・デイヴィッド・ゴールドスタイン記者の編集記事・2009年4月1日配信)
- ^ MSNBCの公式サイトに掲載された記事より(英語・AP通信の配信記事・2009年4月1日(現地時間)配信)
- ^ CBS Newsの公式サイトに掲載されたセベリウスの承認を伝える記事より(英語・ブライアン・モンポリ記者の編集記事・2009年4月28日(現地時間)配信)
- ^ MSNBCの公式サイトに掲載された記事より(英語・AP通信の配信記事・2009年4月21日(現地時間)配信)
- ^ 冷泉彰彦 (2013年11月14日). “「オバマケア」のシステム不具合で窮地に立つオバマ”. ニューズウィーク 2014年6月7日閲覧。
- ^ “【アメリカを読む】混乱続くオバマケア”. 産経新聞. (2013年11月3日) 2014年6月7日閲覧。
- ^ “米オバマケア、加入者が目標の700万人突破=大統領”. Reuters. (2014年4月2日) 2014年6月7日閲覧。
- ^ “セベリウス米厚生長官が辞任、後任は行政管理予算局長=当局者”. Reuters. (2014年4月11日) 2014年6月7日閲覧。
- ^ Alex Wayne (2014年4月11日). “セベリウス米厚生長官が辞任へ、後任はバーウェルOMB局長”. Bloomberg 2014年6月7日閲覧。
- ^ ワシントン・ポスト紙の公式サイトに掲載されているクリス・シリッザ記者担当の政治ニュース・分析コラム“The Fix”の記事より(英語・2008年5月26日(現地時間)配信)
- ^ カンザス州保健環境省がまとめた人工妊娠中絶に関する年次データレポート一覧
- ^ 性と生殖に関する健康問題を取り扱うNPOアラン・ガットマチャー研究所の公式サイトに掲載されたレポートより(英語・レベッカ・ウィンド研究員の編集・2008年1月17日(現地時間)公開)
- ^ ラスムセン社のホームページに掲載されているボブ・ノヴァク担当のコラム記事より(英語・2008年5月26日配信)
- ^ カンザス州議会ホームページ上の「知事が拒否権を行使した法案一覧」より(英語・PDF版)
- ^ アメリカでの代替法案とは、その名の通り審議中の法案の代わりとなる法案のことを指す。通常は代替修正条項(Substitute Amendment)と代替法案(Substitute Bill)の2種類がある。詳細は こちら(ミズーリ州議会ホームページに掲載されている議会用語集(SubstituteはS行の最後に掲載))を参照されたい。
- ^ カトリック系のニュース配信サイト“Catholic News Service”の記事より(英語・デニス・サドウスキー記者の編集記事・2008年5月12日(現地時間)配信)
- ^ カトリック系のニュース配信サイト“Catholic Democrats”の記事より(英語・パトリック・ウィラン記者の編集記事・2008年5月14日(現地時間)配信)
- ^ カトリック系の総合サイト“Catholic Online”の政治系ニュース記事より(英語・カトリック系のニュース配信サイト“Christian Newswire” が配信した記事・2008年5月13日(現地時間)配信)
- ^ カトリック系のニュース配信サイト“カトリック・ニュース・エージェンシー”(CNA)が配信した記事より(英語・2008年5月12日(現地時間)配信)
- ^ 妊娠後期における中絶については、中絶問題が政治・宗教を絡めた大きな社会問題となっているアメリカにおいても特に論議が大きく、反対も根強い。ティラー医師のクリニックは、全米でも3件しかない後期妊娠中絶を取り扱うクリニックの1つであった。参考出典(後期妊娠中絶を取り扱うクリニックの件数など):“後期中絶クリニックの医師、教会で殺害される 米カンザス州”. AFP. (2009年6月1日) 2011年2月17日閲覧。
- ^ ちなみにティラー医師は、2009年5月31日(現地時間)にカンザス州ウィチタの教会で、中絶反対派と思われる男によって射殺された。“米ミズーリ州、中絶手術担当医が教会で射殺される”. ロイター. (2009年6月1日) 2011年2月17日閲覧。
- ^ CJOnline.comに掲載された電子版記事より(英語・ジェームズ・カールソン記者の編集記事)
- ^ 全米バイオエタノール推進知事連盟の公式ホームページに掲載されたセベリウス議長が行った連邦議会委員会での証言全文(英語・2006年3月28日(現地時間)公開)
- ^ CBS系の地方放送局WIBWの公式サイトに掲載されたニュース記事より(英語・2008年3月4日(現地時間)配信)
- ^ 環境保護に関するニュースや論説を展開するオンライン雑誌“Grist Magazine”の記事より(英語・ケイト・シェパード記者の編集記事・2008年7月10日(現地時間)配信)
- ^ 環境保護系のニュースを配信するサイト“Environmental News Service”の配信記事より(英語・2008年3月21日(現地時間)配信)
- ^ ニュース配信サイト“LJWorld.com”のに掲載された記事より(英語・スコット・ロスチャイルド記者の編集記事より・2008年6月2日(現地時間)配信)
- ^ LJWorld.comに掲載された記事より(英語・AP通信の配信記事・2004年4月16日(現地時間)配信)
- ^ USA Today紙の公式サイトに掲載された電子版記事より(英語・AP通信の配信記事・2004年4月16日(現地時間)配信)
- ^ ボストン・グローブ紙の公式サイトに掲載された電子版記事より(英語・AP通信のジョン・ハンナ記者が編集した記事の配信を受けたもの・2005年4月6日(現地時間)配信)
- ^ NYタイムズ電子版に掲載されたセベリウスのプロフィール(英語・2009年4月29日(現地時間)に保健福祉長官就任に伴って内容が更新されている)
- ^ カンザス地区裁判所のホームページより(英語)
- ^ セベリウスがフェスティバルを訪れたことを報じるタイムズ-ピカユーン紙の電子版記事(英語・2009年4月28日(現地時間)配信)
- 1 キャスリーン・セベリウスとは
- 2 キャスリーン・セベリウスの概要
- 3 評価
- 4 政治的な観測・今後の待望論
- 5 保健福祉長官として
- 6 政治姿勢・信条
- 7 家族・人物
固有名詞の分類
- キャスリーン・セベリウスのページへのリンク