よいとまけ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 13:55 UTC 版)
販売会社 | 三星 |
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種類 | 菓子 |
販売開始年 | 1949年 |
完成国 | 日本 |
関係する人物 | 小林正俊(三星初代社長) |
外部リンク | 株式会社三星 |
特徴
勇払原野に自生するハスカップの実のジャムをロールケーキの内側と外側にたっぷりと塗ったあと、グラニュー糖をまぶした菓子。表面にはベタ付かないように、オブラートが巻かれている。しかし切り分けるためにはオブラートが邪魔をし、かといってオブラートを取り外せば結局手がベタ付いてしまうので、自称「日本一食べにくいお菓子」[1]。このため、発売当初から食べにくいという客の声がよく届いたが、考案者の小林正俊は、苫小牧の象徴の丸太であると根気よく説明し、形を守ったという[2]。しかし、2009年に7等分に切れているタイプが発売され、翌2010年に元のタイプは販売終了となった。2012年1月には「あの食べづらさが懐かしい」というファンの希望に応え、そのままの形の「復刻版」が発売されている[3]。「よいとまけ、食べづらい。でも、とってもおいしい、よいとまけ」という歌詞の15秒のTVスポットCMも作成された。
2015年に通常の新商品としていちご味、2022年には期間限定でりんご味が発売された。
沿革
- 1912年 小林慶義(創業者)とその次男・俊二が苫小牧に和菓子店小林三星堂を開店。
- 1953年 俊二の長男・正俊(後の三星初代社長)が、「これぞ苫小牧だというお菓子を」と子供の頃よく口にしたハスカップを使った菓子を考案し、「よいとまけ」が発売される。
販売
全道各地の三星の売店のほか、道内おみやげ店やインターネット通販でも購入できる。
受賞歴
- 第22回全国菓子大博覧会名誉総裁賞受賞
コラボレーション
- チロルチョコ:2024年1月に、よいとまけの味を再現したチロルチョコをセブン-イレブン限定で発売した。
- 不二家:2024年1月に、よいとまけの味を再現したカントリーマアムをセブン-イレブン限定で発売した。
- ウマ娘 プリティーダービー:ホッコータルマエをモデルとするウマ娘をパッケージにあしらったコラボレーションバージョンが発売されていた[4]。 当該商品のJANコードに「02141」という数列が含まれているが、これは実馬のホッコータルマエがG1級競争10勝目を達成した2016年の川崎記念のタイム「2分14秒1」に由来する[5]。 その他、GI・JpnI競走応援イラストによいとまけが描かれていた[6]他、作中のホッコータルマエが登場するイベントにて、よいとまけを食レポする描写がある。
脚注
- ^ 楽天市場内の三星ホームページ。
- ^ 「よいとまけ生みの親 初代社長小林正俊の肖像」、三星ホームページ
- ^ 「日本一食べづらいお菓子」が復活
- ^ 販売ページ。2024年1月現在、当該ページから購入はできないが、店頭販売で購入できる場合がある。
- ^ “三星公式X(旧Twitter)”. 2024年4月12日閲覧。
- ^ ウマ娘公式X(旧Twitter)のポスト
品詞の分類
- よいとまけのページへのリンク