あわら市 概要

あわら市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/15 18:33 UTC 版)

概要

室町時代以前から古代北陸道において越前の北の玄関であり竹田川を利用した船運の川港として発展してきた宿場町をルーツに持つ金津地区、明治時代芦原温泉が涌出したことで温泉街として大きく発展した芦原地区の2つを中心市街とした福井県最北の市。

毎年春に行われる真宗大谷派の伝統行事である蓮如上人御影道中の目的地である吉崎東別院の所在地。

地理

位置

大まかには、小高い加越台地の北部と福井平野の南部、刈安山を擁する山岳地の東部に分けることができる。

地形

山岳

主な山

河川

主な川

湖沼

土地

平野
台地

気候

日本海側気候である。また、豪雪地帯に指定されている。

人口

あわら市と全国の年齢別人口分布(2005年) あわら市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― あわら市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

あわら市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

健康

  • 平均年齢 50.9歳(2020年国勢調査)

隣接自治体

福井県
石川県

歴史

近代

明治時代
  • 1884年明治17年)6月 - 芦原温泉(あわらおんせん)が開湯。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、坂井郡北金津町、南金津村及び新町の区域をもって、坂井郡金津町が発足する。
  • 1897年(明治30年)- 北陸本線森田 - 小松間が開業。金津駅が開設される。
  • 1912年(明治45年)5月 - 芦原に電灯がつく。
大正時代

近現代

昭和時代
  • 1928年昭和3年)12月 - 三国芦原電鉄の福井口 - 芦原(現・あわら湯のまち駅)間が開業。
  • 1935年(昭和10年)2月 - 坂井郡芦原村が町制施行して、坂井郡芦原町となる。
  • 1954年(昭和29年)10月 - 坂井郡金津町、伊井村坪江村細呂木村及び吉崎村が合併して、改めて坂井郡金津町が発足する。
  • 1955年(昭和30年)2月 - 坂井郡金津町が同郡剣岳村を編入する。これにより、金津町は概ねあわら市合併前の町域となる。
  • 1955年(昭和30年)3月 - 坂井郡芦原町、本荘村及び北潟村が合併して、改めて坂井郡芦原町が発足する。これにより、芦原町は概ねあわら市合併前の区域となる。
  • 1956年(昭和31年)
    • 松平試農場を坂井農業高校に承継する。
    • 4月23日 - 芦原駅前から出火、温泉街へ延焼して旅館20軒を含む441戸を全焼。さらに約500m離れた舟津地区へ飛び火して60戸が全焼[1]
  • 1963年(昭和38年)4月 - 北陸本線福井 - 金沢間が複線電化して開業する。
  • 1972年(昭和47年)3月
    • 国鉄三国線廃止。
    • 北陸本線金津駅を芦原温泉駅に名称を変更する。
    • 京福電気鉄道芦原駅を芦原湯町駅に名称を変更する。
  • 1975年(昭和50年)9月 - 北陸自動車道福井 - 高岡間が開通する。この時点では、現在のあわら市域内にインターは設置されなかった。
  • 1984年(昭和59年)9月 - 北陸自動車道金津インター開設。

現代

平成時代
  • 2003年平成15年)7月20日 - 京福電気鉄道芦原湯町をあわら湯のまち駅に名称を変更する。
  • 2004年(平成16年)3月1日 - 坂井郡芦原町及び金津町が合併して、あわら市が発足する。市役所は旧金津町役場に設置。

令和


  1. ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、113頁。ISBN 9784816922749 
  2. ^ 北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業 各地は観光客でにぎわう”. NHK (2024年3月16日). 2024年3月17日閲覧。
  3. ^ 市長の部屋 | あわら市ホームページ”. www.city.awara.lg.jp. 2022年2月4日閲覧。
  4. ^ “橋本市長の辞職に同意=既婚女性にキス-福井県あわら市議会”. 時事ドットコム. (2017年12月19日). https://web.archive.org/web/20171222052141/https://www.jiji.com/jc/article?k=2017121900757&g=pol 2017年12月19日閲覧。 
  5. ^ “あわら市長が辞職願提出、公務中キスで混乱招く”. 日刊スポーツ. (2017年12月19日). https://www.nikkansports.com/general/news/201712190000397.html 2017年12月19日閲覧。 
  6. ^ 広域連合の紹介 概要”. 坂井地区広域連合. 2024年3月28日閲覧。
  7. ^ 議会の構成”. あわら市. 2021年8月30日閲覧。
  8. ^ 福井県知事・市町長および議会議員の任期満了一覧. 福井県HP 最終更新日 2021年7月2日
  9. ^ 連携の実現について福井新聞の取材に対し、芦原図書館館長の小林孝男は「利用者の希望に応えることができてうれしい」と述べた。「県境越え図書貸し出しスタート あわら市と加賀市の4図書館」福井新聞.2016年11月27日閲覧。
  10. ^ a b 姉妹都市交流”. あわら市. 2024年3月26日閲覧。
  11. ^ a b c 災害時応援協定”. あわら市. 2024年3月26日閲覧。
  12. ^ 新郷小学校 ホームページ「休校のお知らせ」”. あわら市. 2017年4月23日閲覧。
  13. ^ 乗合タクシー(デマンド交通)について - あわら市
  14. ^ a b c d あわら市の指定・登録文化財”. あわら市 (2023年4月6日). 2024年1月18日閲覧。
  15. ^ a b c d e f g h i j k l 福井県市町勢要覧(令和4年)あわら市の頁”. 福井県 (2023年2月24日). 2024年2月21日閲覧。






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