襲の色目

デジタル大辞泉

かさね‐の‐いろめ【^▽襲の色目】

読み方：かさねのいろめ

平安時代以降、公家社会に行われた衣服の表地と裏地、また衣服を重ねて着たときの色の取り合わせの種目。男子では直衣(のうし)・狩衣(かりぎぬ)・下襲(したがさね)などの、女子では唐衣(からぎぬ)・袿(うちき)・細長などの表地と裏地や、五つ衣(ぎぬ)・単(ひとえ)などの重なりの色の配合。男女とも季節や年齢などで着用する色が定まっていた。また、所持する懐紙の重なりの配合にもいう。

[補説] 江戸後期以降に使われはじめた語。

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襲の色目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/03 09:45 UTC 版)

襲の色目（かさねのいろめ）は、女房装束の袿の重ね（五衣）に用いられた襲色目の一覧。

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「襲の色目」の例文・使い方・用例・文例

• 薄青という,襲の色目
• 掻い練りという,襲の色目
• 楓という,襲の色目
• 燕子花という,襲の色目
• 唐撫子という,襲の色目
• 黄菊という,襲の色目
• 蘇芳という,襲の色目
• 木蘭という,襲の色目
• 樺桜という,襲の色目
• 氷襲という,襲の色目