故事来歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 09:47 UTC 版)
うな丼は「牛久沼が発祥の地」と言われており、国道6号沿いをはじめとした牛久沼付近(龍ケ崎市庄兵衛新田町など)には現在でも鰻料理店が多く、「うなぎ海道」として人気が高い。 金竜寺には「牛になった小坊主」という昔話が伝わり、牛久沼の名称はこの伝説に拠るとも言われる。 金竜寺のあるなまけ者の小坊主は、毎日の勤行(ごんぎょう)を怠ってゴロゴロ寝てばかり。とうとう小坊主は本当に牛になってしまいました。初めて恥を知った小坊主は、沼に入水(じゅすい)しようと決心して岸へ向かいました。しかし寺の住職は小坊主に同情し入水を止めようとして、水の中に入る牛のしっぽを握り引き戻そうとしました。ところが、しっぽはぶっつりと切れてしまったのです。牛はそのまま水底に沈んでしまいました。がっかりした住職は、手に残されたしっぽで払子(ほっす)を作りました。その払子は、今も寺宝として保管されています。 また、牛久沼には昔から河童伝説(UMA)の伝説があり、牛久沼沿いの遊歩道は「牛久沼かっぱの小径」と命名された。
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