河童伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 10:19 UTC 版)
現在の女神湖がある場所には、かつて赤沼の池と呼ばれる池があり、河太郎という名の河童が住んでいた。河太郎は道行く人々を池の中に引きずり込むという悪事を働いており、この話を聞いた侍の諏訪頼遠によって退治されてしまう。今後悪事を働かないと約束して、その夜のうちに赤沼の池を去った河太郎は、和田宿の裏山に作り出した池に移住した。その池は一夜にして出来たということから、夜の間の池と呼ばれるようになったが、元いた赤沼の池は涸れてなくなってしまった。
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河童伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 15:47 UTC 版)
松原川には河童伝説がある。河川の工事を命じられた奉行、兵部大輔は不足する作業員を補う為、人形に呪いをかけ働かせ工事が終わるとまた人形に戻し川に投げ捨てた。これを憎んだ人形は河童に姿を変え、特に兵主部(ひょうすべ)の一派は子供を川に引きずり込んで多くの命を奪った。そのため、城主鍋島藩主鍋島直茂は淀姫神社に願をかけ兵主部をとらえることに成功した。兵主部は元の人形に戻してもらえれば今後は子供達を護りますと頼み、以来子供達を水難より守っている、というものである。松原神社創建のころ(安永元年-1772年)作と伝えられる兵主部の木像が松原神社に奉納され、2010年に改めて松原河童社を創建し祀っている。この伝説を元に、松原川には河童の親子像が設置されており、長男河童の手を握ると石橋から水が噴出する仕掛けも作られている。また、佐賀を中心に活動しているローカルヒーロー「マツバライザーK」はこの兵主部の子孫という設定となっている。
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