危ない

デジタル大辞泉

あぶな・い【危ない】

読み方：あぶない

［形］［文］あぶな・し［ク］

１ 災いが起こりそうである。危険だ。「—・い遊び」「—・い目に遭う」

２ すぐにだめになりそうである。消滅・破産・死などの状態が近い。「経営が—・くなる」「命が—・い」

３ 見通しが暗い。あてにならない。「明日の天気は—・いようだ」

４ 信頼の度が薄い。不確かだ。「その話は—・いなあ」

５ 不安定だ。「—・い足どり」

[派生] あぶながる［動ラ五］あぶなげ［形動］あぶなさ［名］

[用法] あぶない・あやうい——「危ない」は、「夜のひとり歩きは危ない」のように悪い結果になる可能性が高い場合に使われ、「危険だ」も同じ意味で使われる。◇「危ない」には、信頼度が低い、確実ではない、の意もある。「合格できるかどうか危ないものだ」など。◇「危うい」には、気がかりだ、不安だ、の気持ちが込められる。「危うい立場」と「危ない立場」には微妙なニュアンスの違いがみられる。◇「ところ」などを付けた形「危ないところを助かった」「危ういところを助かった」の場合では、両者とも用いられる。

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危ない

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 11:11 UTC 版)

和語の漢字表記

危 ない

1. 災（わざわ）いなどが起こりそうであること。 あぶない 参照。
   • 最前の手紙の中の文句に……私の生命（いのち）が危（あぶ）ない……今一人の相棒の生命（いのち）も駄目になる……とあったのを思い出したからである。（夢野久作『暗黒公使』）〔1933年〕

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「危ない」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女は病気で危ない状態だった
• 危ないからそれに触ってはいけません
• 小さい息子さんを通りで遊ばせるなんて，危ない目にあわせているようなものじゃありませんか
• 少しばかりの学問は危ない；生兵法はけがのもと
• 安全運転に関するこの映画を見れば彼も危ないまねはしないでしょう
• このはしごは使わないでください．危ないですから
• ちょうどその電車に間に合ったが，危ないところだった
• あなたは車は危ないと思いますか。
• 彼は危ない目に遭う。
• 彼は危ない目に遭った。
• この薬は少し危ないです。
• このままでは自分が危ない。
• 危ない目に遭った。
• 彼が危ないと言った。
• 彼は危ないと言った。
• 気をつけろ　危ない
• 「おい。走ると危ないぞ」「え？・・・わっ、わ、うわわ〜〜〜っ」「あーあー、言わんこっちゃない」
• 「危ないですから、俺が拾いますよ」「大丈夫だから・・・いたっ！」「ほら、いわんこっちゃない」