二重音字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 16:22 UTC 版)
二重音字(にじゅうおんじ)または二重字(にじゅうじ)とは、アルファベット2字を組み合わせることで、それぞれの字が持っていなかった新たな音を示すことである。しばしば、二重音字によってのみ表記可能な発音(音素)がある。同じ字を2つ重ねたとき、1字の場合と発音が変わらない場合、発音が長くないし強くなる場合、発音が変化する場合(無声化など)がある。ヨーロッパでは特に西欧の言語に多く見られ、スラヴ系言語ではあまり見られない。
- ^ “Digraph”. Twinkl. 21/03/2024閲覧。
- ^ Brooks (2015) Dictionary of the British English Spelling System, p. 460 ff
- ^ https://teflpedia.com/Split_vowel_digraph
- ^ https://www.twinkl.jp/teaching-wiki/split-digraph
- ^ https://www.fireflyeducation.com.au/support/series/soundwaves/articles/what-is-a-split-digraph
- ^ https://www.gaddesdenrow.herts.sch.uk/split-vowel-digraphs/
- ^ https://www.youtube.com/results?search_query=split+digraph
二重音字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/03 04:22 UTC 版)
アルバニア語では、有声後部歯茎摩擦音[ʒ]を表す。 キリル文字のЖのラテン文字転写に用いられる。 中国語のピンインでは、無声そり舌破擦音の無気音[ʈʂ]を表す。 このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。
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二重音字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/26 14:18 UTC 版)
「ガイ式ラテン・アルファベット」の記事における「二重音字」の解説
3つの二重音字・「dž」、「lj(英語版)」、「nj(英語版)」はそれぞれ1文字とみなされる。したがって: 辞書においては、「n」の見出しの後に独立した「nj」の見出しが設けられ、「njegov」は「novine」よりも後に配置される。同様に、「bolje」は「bolnica」より後に配置される。 M J E NJ A Č N I C A 看板などで縦書きにする場合、「dž」、「lj」、「nj」はひとかたまりに書かれる。例えば、両替所を意味する「mjenjačnica」を縦書きにする場合、「nj」は4文字目の枠にひとかたまりで書かれている(左の例を参照。なお、「mj」は二重音字ではなく2つの独立した文字であり、mとjは1文字目、2文字目に分かれて書かれている)。 クロスワードパズルにおいて、「dž」、「lj」、「nj」はひとますに入れられる。 看板などで文字間にスペースを開けて書かれる場合でも、「dž」、「lj」、「nj」はそれぞれひとかたまりで書かれる(例:M J E NJ A Č N I C A)。 頭文字のみを大文字にして書く場合、二重音字の最初の1つめだけが大文字で書かれる。例えば、「Njemačka」のように表記し、「NJemačka」とは書かない。すべてを大文字で書く場合、「NJEMAČKA」のように表記される。Unicodeにおいては、「nj」に対応する大文字は「Nj」とされる。
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二重音字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/22 19:37 UTC 版)
「DJ (曖昧さ回避)」の記事における「二重音字」の解説
いくつかの言語では二重音字として使われる。 スウェーデン語の語頭ではj インドネシア語の1972年までの旧正書法でʤ(新正書法ではjと綴る)
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二重音字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 02:07 UTC 版)
「ウェールズ語の正書法」の記事における「二重音字」の解説
二重音字ch、dd、ff、ng、ll、ph、rh、thはそれぞれ2つの記号を使って書かれるが、これらはすべて単一の字母と見なされる。これは、例えばLlanelli(南ウェールズのタウン)が、英語では8つの字母なのと比較して、ウェールズ語では6つの字母と見なされることを意味する。その結果として、これらはウェールズ語のクロスワードではそれぞれ単一のマスしか占めない。Llそれ自身は実際に中期ウェールズ語では合字として書かれていた。並べ替えは、アルファベットに一致して行われる。例えば、laはlyより前に来て、lyはllaより前、llaはmaより前となる。自動並び換えは、本物の二重音字と字母の並置を区別するために追加の情報が必要な場合があるため、複雑になることがある。例えば、llom は llong(船)の後に来る(ng は /ŋ/ を表わす)が、llongyfarch(祝う; llon〔陽気な〕+ cyfarch〔挨拶する〕に由来)より前に来る(nとgは /ŋɡ/ と別々に発音される)。 上記の二重音字は単一の字母と見なされるものの、単語の頭を大文字にする必要がある時は1つ目の構成字母だけが大文字にされる。 Llandudno, Ffestiniog, Rhuthun等(地名) Llŷr, Rhian, 等(個人名) Rhedeg busnes dw i. Llyfrgellydd ydy hi.(二重音字で始まる文) 二重音字中の2つの字母は、単語全体が大文字で書かれる時のみ、両方とも大文字にされる。 LLANDUDNO, LLANELLI, Y RHYL(ポスターまた標識など) 単一の字母としての二重音字の地位は、ウェールズ国立図書館(英語版)やカーディフ大学のロゴで使われている図案化された形式に反映されている。
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