terminate and stay residentとは? わかりやすく解説

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Terminate and Stay Resident

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 03:43 UTC 版)

Terminate and Stay Resident (TSR) はMS-DOS(など[1])のオペレーティングシステムにあるシステムコールの1つで、プロセスを終了させてシステムに制御を戻すが、そのメモリは残しておくという機能を提供する。しばしば、割込み(キー押下など)を契機として制御を戻すことで、擬似的なマルチタスクを実現するなどに使われた。このシステムコールを利用するプログラムも一般にTSRと呼ばれる。TSRプログラムには、OSがサポートしていないハードウェア用のデバイスドライバとして機能するものや、スケジューリングやアドレス帳などのよく使う小さなユーティリティプログラムなどがある。


  1. ^ PC DOS等のMS-DOS類似品以外にも、シングルタスクのOSにおいて似たような機構はあり得るが、当記事ではもっぱらMS-DOS系の機能を説明する。
  2. ^ 以下、この記事ではPC DOS等も含めた総称として「MS-DOS」と呼ぶ。
  3. ^ しかし、メモリを断片化を防ぐため、実際には結構なノウハウがある。
  4. ^ もっとも、Microsoftから出ていた書籍のサンプルコード中で使用している例は存在していた、という微妙さであったが


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