su (Unix)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 14:00 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動Unixコマンドであるsu(エスユー、ス)は、再ログインすることなく、シェルのユーザを切り替えるために利用される。Unixにおいて、マシンの管理作業を行う際にroot権限を得るために頻繁に使用されるコマンドである。KDEやGNOME等のようなデスクトップ環境において、root権限が必要なコマンドを実行しようとすると、一般的にパスワード用の入力フィールドがポップアップする。
概要
suは一般的に、コマンドラインのターミナルから実行される。suを実行すると、切り替え先ユーザのパスワードが要求され、認証が成功した場合は、そのアカウントへのアクセス権限が与えられる。
johndoe@klinger:~$ su
Password:
root@klinger# exit
exit
johndoe@klinger:~$
関連するコマンドとしてsudoがある。sudoを用いれば、別のユーザの権限でコマンドを実行できる。
sudoコマンド実行時、実行者であるユーザが、どのユーザの権限で、どういうコマンドラインを実行できるかといった情報は、一般的に/etc/sudoersで設定されている。 suを実行する際には切り替え先の権限のパスワードが要求されるのに対して、sudoを実行する際には自分のパスワードが要求される。 そのため、sudoを利用して作業をする人に対して切り替え先のユーザのパスワードを伝える必要がなく、ユーザーパスワードと管理者パスワードの両方を管理する必要がなく、パスワードが漏洩する危険性も軽減できる。Linuxディストリビューションによっては、suを利用してroot権限になることを禁止しており、root権限でコマンドを実行する場合は常にsudoを先頭につけることもある。
システム管理者は、不正な利用者によってroot権限を取得されないように、rootのパスワードを慎重に決定しなければならない。 Unixシステムによってはwheelグループが存在し、wheelグループに所属していないユーザはsuコマンドでroot権限を得ることができない。 この仕組みによって、侵入者がroot権限を得る可能性を軽減できる。 しかしながら、GNU suは思想的な理由によりWheelグループをサポートしない。
Windows XPにもrunasという類似コマンドが存在する[1]。
脚注
外部リンク
- Manpage of SU GNU 版 su、JM Project
- su Command man page(SunOS リファレンスマニュアル)
- su(1) man page(HP-UX リファレンス)
「su (Unix)」の例文・使い方・用例・文例
- これは学芸員のガイドツアーで私はFieldsの学芸員、Nick Alsumです。
- 等位接続詞 《and, but, or, for など; ⇔subordinate conjunction》.
- は pleasure と韻を踏む.
- (一年の)四季 《spring, summer, autumn [《主に米国で用いられる》 fall], winter》.
- 強変化動詞 《sing‐sang‐sung など》.
- (紀元前 60 年, Pompey /pάmpi|pm‐/, Caesar, Crassus /krsəs/の)第 1 回三頭政治.
- 翼ある馬 《Pegasus のこと》.
- “sufficient”と“enough”は類語である
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
- 『more surely(もっと確かに)』は副詞『surely(確かに)』の比較級である
- 『most surely』は形容詞『surely』の最上級である
- 母音の音質や長さが言語的な区別を示すために変化されること(sing sang sung songなど)
- 英国では『life insurance(生命保険)』を『life assurance』という
- 滝(たき)田(た)さんの英語の日記は http://www.wildlifedirect.org/asuka/ で読むことができる。
- su (Unix)のページへのリンク