ソフトウェア定義型ロボット
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/18 00:16 UTC 版)
ソフトウェア定義型ロボット(英: Software Defined Robot)とは、固定されたハードウェア・システムではなく、ソフトウェアによって機能・性能が決定・更新されるロボット[1]。
概要
固定化されたプラットフォームを有する従来のロボットとは異なり、SDRは更新可能なソフトウェア・アーキテクチャーに依存する。このシステムにより、ロボットメーカーは新しい主要な機能、性能と安全性の向上をソフトウェアの更新を通じて多くの場合リモートで継続的に実行できる[1]。
主な特徴
- アップデート: スマートフォンのように、通信でソフトウェアをインターネット経由で更新することにより、購入後も最新の機能や性能が追加される[1]。
- ビジネスモデルの転換: 販売後のアップデートやサブスクリプションにより、メーカーは「売り切り」から「ストック型」のビジネスモデルへ転換。
長所
- ロボットの整備に必要な専門的な知識を有する人が常駐しない(できない)環境下においても常に最新の状態を維持できる
- 購入後もアップデートにより継続的に機能が向上するので陳腐化が避けられる
- 初期不良があってもリコールせずにアップデートにより対応できる
短所
- クラッキングされるリスクがある
- 本来であれば所轄官庁に届け出てリコールすべき案件でもアップデートにより隠蔽される可能性がある
用途
遠隔地で活動するため現地でのアップデートが困難な惑星探査機ではSDRが有利になる。打ち上げ後、目的地に到達するまでの間にソフトウェアを更新することで機能を向上できる。また、太陽フレアや宇宙線等によって障害を受けても遠隔操作で更新することで被害を最小限に留められる。
参考文献
- Park, Hong Seong. "Exploring software-defined robotics: its requirements and applications of information models." 2024 24th International Conference on Control, Automation and Systems (ICCAS). IEEE, 2024.
- Park, Hong Seong. "Software-Defined Robotics: Architecture, Information Model, and Implementation." 2025 IEEE/SICE International Symposium on System Integration (SII). IEEE, 2025.
関連項目
注釈
- ^ a b c “協働ロボットとSDR:人間と機械の新たな共生時代へ”. 2026年2月17日閲覧。
外部リンク
- ソフトウェア定義型ロボットのページへのリンク