siege of kamakura (1333)とは? わかりやすく解説

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鎌倉の戦い

(siege of kamakura (1333) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/10 06:52 UTC 版)

鎌倉の戦い(かまくらのたたかい)は、鎌倉時代後期の元弘3年5月18日-5月22日ユリウス暦1333年6月30日-7月4日)に、相模国鎌倉(現在の鎌倉市)において、北条高時率いる鎌倉幕府勢と新田義貞率いる反幕府勢(新田勢)との間で行われた合戦。 なお、この元弘の乱の鎌倉における戦いの名称は、いわゆる歴史用語としては一定ではない。後世の史料上には「元弘三年の動乱」[3]のように見える場合もある。通称では「新田義貞の鎌倉攻め」「鎌倉攻め」「鎌倉防衛戦」などと呼ばれている。本項では5月18日より北条高時自害の5月22日までの鎌倉における戦いを「鎌倉の戦い」という便宜上の名称で記述する。


  1. ^ a b 『太平記』巻十「鎌倉合戦事」
  2. ^ Turnbull, Stephen (1987). Battles of the Samurai. Arms and Armour Press. pp. 27–28. ISBN 0853688265 
  3. ^ 「益田兼世証状」建武2年7月17日。本文は「元弘三年五月二十三日動乱の時」となっており、文中の人物の死去日である5月23日となっているが、動乱自体は鎌倉での戦いを指しているものと見られる。
  4. ^ 天文計算によれば、当時の5月18日が干潮にあたり、21日とした『太平記』の日付の記述は誤りである、とする指摘もある(石井進説・細井浩志『古代の天文異変と史書』(吉川弘文館、2007年)ISBN 978-4-642-02462-4 P22)。
  5. ^ 『太平記』巻十「高時並一門以下於東勝寺自害事」
  6. ^ 黒田俊雄『日本の歴史 8 蒙古襲来』(中公文庫、2004年) ISBN 4-12-204466-9 鎌倉の最期 材木座の人骨 p540~542
  7. ^ 日本史史料研究会監修・細川重男編『鎌倉将軍・執権・連署列伝』(吉川弘文館、2015年)P176


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