Microsoft SharePoint Online
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開発元 | マイクロソフト |
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最新版 | |
対応OS | Microsoft Windows/macOS |
種別 | グループウェア |
ライセンス | 月額課金サービス |
公式サイト | www.microsoft.com/ja-jp/office/365 |
Microsoft SharePoint Onlineは、マイクロソフトが開発したグループウェア/ポータルサイトのサーバー製品であるMicrosoft SharePoint Serverをマイクロソフト自身がホスティングをして提供しているクラウドコンピューティング型のサービス。Microsoft Office 365のブランドで提供されているサービスの一部。マルチテナント型と専有型の2種類の形態がある。現在はSharePoint Server 2013をホスティングしたサービスとなっている。
関連項目
外部リンク
SharePoint Online
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 00:04 UTC 版)
「Microsoft 365」の記事における「SharePoint Online」の解説
マイクロソフトがホスティングして提供するクラウドサービスの一つであり、ビジネスコラボレーション プラットフォームである。つまり業務で使用する共同作業の場を提供し、生産性を向上させるために支援していく。Microsoft SharePoint Onlineによって、組織内外に様々なポータルサイト(個人用サイト、チームサイト、イントラネットサイト、エクストラネットサイトなど)を作成できるようになっており、ドキュメントの公開や同時編集なども可能になっている。また、リストと呼ばれる簡易データベース的に利用できる機能などを持っていたり、ニュースフィードと呼ばれるマイクロブログ機能を備えているなど、業務チームメンバー間での情報共有とコミュニケーションを包括的に支援できるようになっている(ただし、Microsoft 365 ではコミュニケーションツールとして Yammer に置き換えることが可能になってるほか、Microsoft Teams といった新しいコミュニケーションツールが登場しており、コミュニケーションをすべて SharePoint で賄うというながれではなくなってきている)。ちなみに、以前は、インターネット公開用のWebサイトを作成することも可能であったが現在は廃止されており、クローズドな企業内または企業間での情報共有に利用されている。特に SharePoint Onlineでは設定によっては社外の利用者とのファイル共有などもできるようになっており(もちろん、組織内の管理者による許可が必要)、社外のパートナー企業間での情報のやり取りをセキュアに行えるようになっている。個人向けのファイルストレージとしてMicrosoft 365 にはOneDrive for Business(旧SkyDrive Pro)と呼ばれるサービスが提供されているが、これの基盤は SharePoint となっている。既定では1TBまで利用できるようになっており、Microsoft 365 のサブスクリプションによっては無制限に利用できるようになっている。SharePoint や OneDrive for Business はPCとの同期ツールが提供されており、オンラインやオフライン問わずファイルを閲覧したり編集したりすることも可能になっている。また SharePoint および OneDrive for Business はWindowsストアアプリやiPhone/iPadからアクセスできるアプリも提供されている。なお、オンプレミス(社内設置型) では最新版は SharePoint Server 2016が提供されており、SharePoint Online で提供されている機能を一定の時点で切り出して社内設置型用に提供するといった形態となっており、最新機能は SharePoint Onlineに先に投入される形になっている(クラウド ファースト)。場合によっては SharePoint Onlineでしか利用できない機能もあり、オンプレミス版の SharePoint と SharePoint Onlineでは利用できる機能差が年々大きくなっている。
※この「SharePoint Online」の解説は、「Microsoft 365」の解説の一部です。
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