Xe4/4 9923-9924形
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「レーティッシュ鉄道ABe4/4 31-37形電車」の記事における「Xe4/4 9923-9924形」の解説
ベルニナ線ではもとクール・アローザ線の患者輸送車のDk 3503号車を1960年に改造した救援車であるX 9004号車をポスキアーヴォ駅常駐としてXe4/4 9920形などで牽引して使用することとしていたが、これをABe4/4 51-56形の増備によって余剰となったABe4/4 31-37形を改造した救援電車で置き換えることとなり、ABe4/4 37号機と36号機を1997、98年に改造した機体がXe4/4 9923号機および9924号機である。 車体は車体中央の旧2等室窓一箇所分を機材の積降用のクレーンを装備したプラグドア式の機材搬出入口として、車体後位側の旧2等室に棚等を設置して工作機械や復旧機材を搭載する機材庫とし、車体前位側の旧1等室に作業着用ロッカーなどを設置している。また、床下にも機材搭載用の機器箱を設置しているが、走行機器類は原形のままとなっている。 塗装は事業用車標準の、車体がオレンジ色をベースに車体側面下部左側にレーティッシュ鉄道のマークが、右側に機番と形式名が、正面右側前照灯上部に機番が入るもので、屋根および屋根上機器はライトグレーもしくは銀、床下および台車はダークグレーとなっている。
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