vizHouse(ヴィズハウス)
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「3DO M2」の記事における「vizHouse(ヴィズハウス)」の解説
vizHouse(ヴィズハウス)とは、松下電器産業が2000年に発売した建築プレゼンテーション用システム。パソコンを使わなくても「ゲーム機のような画像処理装置内蔵の専用ハードウエア」を使って、画面の指示に従ってマウスをクリックすることで、簡単に建物の間取り図と3次元モデルを作ることが出来る。また「付属の専用コントローラー」で建物内部をウォークスルーしたり、プレゼンテーションなどもできることをうたっていた。主に建て主とのプラン検討の初期段階での利用が想定されていた。 M2本体とセットと言う形で販売された、市場に出た事実上唯一のM2用ソフトである。M2本体とのセットでの価格は29万8000円。 現実には、松下グループの住宅事業部であるナショナル住宅産業(パナホーム)の住宅展示場で、顧客にモデルハウスの説明をするためのキオスク端末として使われていた。自社グループ内でハードウェア・ソフトウェアの開発のみならず住宅展示場の経営まで行っている、パナソニックだからこそ出来た展開である。
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