USJ開業後
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USJ開業後、ユニバーサルシティ駅を中心に乗車人員は増加し続け、2018年の乗車人員は1987年のJR発足時に比べ約3.7倍となった。特に朝は通勤時間帯とUSJの開園前時間が重なり西九条駅やユニバーサルシティ駅では混雑が激しくなっていた。また、2020年にはUSJの新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が開業予定でさらなる利用客増加が見込まれることから、JR西日本は2019年9月18日に以下の2つの取り組みによる輸送力強化と混雑緩和を進めることを発表した。 西九条駅の線路設備改良 先述のように、西九条駅ではJRゆめ咲線の主な発着ホームである4番線(2・3番のりば)を関西空港・南紀方面の特急と共用しているため増発が困難であり、ダイヤ上のネックとなっていた。そこで、西九条駅の渡り線の新設と信号設備の改良を行い、特急の運行を大阪環状線の内回り発着ホームである5番線(4番のりば)に移す。これにより4番線をJRゆめ咲線専用とし、1時間あたり最大9本の運行本数が12本に増強される。2020年に使用開始予定。 ユニバーサルシティ駅改札口改良 ユニバーサルシティ駅ではUSJの開園時間前である7 - 9時にかけて列車の到着時に混雑が発生していた。そこで、自動改札機の増設やUSJ側へ直接抜けられる改札口の整備など駅構内の改良工事を行い混雑緩和を図ることとなった。2020年5月ごろ竣工予定。
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