UFJ JCBカード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 13:53 UTC 版)
「UFJカード」の記事における「UFJ JCBカード」の解説
「UFJ JCBカード」は、三菱UFJニコス(旧株式会社三和カードサービス)が株式会社ジェーシービー(JCB)のフランチャイジー(FC)として発行していたJCBカードである。なお、同社はこれ以外にJAバンクとの提携による「JA JCBカード」も発行(旧協同クレジットサービス株式会社から承継)していたが、券面のデザインが異なっていた。 JCBのFCとして発行していたため、利用する事が出来る加盟店はJCBの加盟店であり、三菱UFJニコスのVISA・MasterCard・Nicos加盟店で利用することはできなかった。また、利用できるサービスはJCBグループのものであり、UFJカード独自のサービスを利用することはできなかった。 なお、UFJカードグループの中にも三菱UFJニコスと同様にJCBのFCとしてJCBカードを発行していたものがあるが、「UFJ JCBカード」と称されるのは、三菱UFJニコスがJCBのFCとして発行していたものをいう。 一般、ゴールド以外の主なカードは以下の通り。 Arubara リボルビング払い型カード、年会費は無料。。 グランデ 先述の「PREMIO」に相当する準ゴールドカード。本会員が2,625円、家族会員が1,050円。 ジェイ・ワン 学生専用のクレジットカード。年会費は在学期間中が無料、卒業後が945円。 USドルカード 決済を米ドルで行うクレジットカード。三菱UFJ銀行の旧UFJ店、もしくはインターネット支店の外貨普通預金(米ドル)を利用代金引落口座に利用する事が出来る。 Arubaraは2008年9月、グランデとジェイ・ワンは2009年12月18日、一般とゴールド、及びUSドルカードは2010年10月31日をもって新規募集を終了し、以降三菱UFJニコスとしてはMUFGカードの1つとしてのJCBカード(加盟店開放型)発行を促進しており、FC業務は既存会員のサポートと一部法人向けカードの募集を除いて縮小傾向にあったが、2021年11月16日付でジェーシービー本体に業務を譲渡したため、発行済みカードはJA JCBカードを含めて自動的にジェーシービー発行扱いに移行し、更新時に順次プロバーカードのデザインに切り替わる(JA JCBカードについては未定)。これに伴い三菱UFJニコスのウェブサイトからもUFJ JCBカードの項目が削除されている。
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