TransactionInterop.GetExportCookie メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

TransactionInterop.GetExportCookie メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

トランザクション オブジェクトをエクスポート トランザクション Cookie に変換します。

名前空間: System.Transactions
アセンブリ: System.Transactions (system.transactions.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Shared Function GetExportCookie
 ( _
    transaction As Transaction, _
    whereabouts As Byte() _
) As Byte()

Visual Basic (使用法)

Dim transaction As Transaction
Dim whereabouts As Byte()
Dim returnValue As Byte()

returnValue = TransactionInterop.GetExportCookie(transaction, whereabouts)

C#

public static byte[] GetExportCookie (
    Transaction transaction,
    byte[] whereabouts
)

C++

public:
static array<unsigned char>^ GetExportCookie
 (
    Transaction^ transaction, 
    array<unsigned char>^ whereabouts
)

J#

public static byte[] GetExportCookie (
    Transaction transaction, 
    byte[] whereabouts
)

JScript

public static function GetExportCookie
 (
    transaction : Transaction, 
    whereabouts : byte[]
) : byte[]

パラメータ

transaction

マーシャリングされる Transaction オブジェクト。

whereabouts

目的のトランザクション マネージャの位置を示すアドレス。このアドレスを使用することにより、2 つのトランザクション マネージャ間での相互通信が可能になり、これによってシステム間でのトランザクションの反映が可能になります。

戻り値
指定した Transaction オブジェクトを表すエクスポート トランザクション Cookie。

解説

トランザクションをエクスポートする場合は、このメソッドを呼び出します。転送される transaction は、トランザクション Cookie にマーシャリングされます。このトランザクション Cookie を目的のプロセスに送信できます。これを、プロセスまたはシステム間でのトランザクションの反映と言います。この反映は、ローカル トランザクションが反映先にプッシュされるプッシュ モデルと考えることができます。したがって、whereabouts に格納される情報は、目的のトランザクション マネージャを示している必要があります。

各種の反映モデルの詳細については、TransactionInterop クラスの「解説」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TransactionInterop クラス
TransactionInterop メンバ
System.Transactions 名前空間