死を呼ぶ暗号
(The Blind Banker から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/21 06:27 UTC 版)
『死を呼ぶ暗号』(しをよぶあんごう、英: The Blind Banker)は、BBCが2010年に制作したドラマ『SHERLOCK』のシーズン1・エピソード2である。『踊る人形』"The Adventure of the Dancing Men"(1903年)及び『恐怖の谷』"The Valley of Fear"(1914年)を原案としている。
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注釈
- ^ a b 字幕などでは「警部」とされているが、台詞では"Detective Inspector"と述べており、これを英国の警察制度 (Police ranks of the United Kingdom) にあてはめると「刑事課警部補」となる。
- ^ 他にも、事件現場にはヴァン・クーンの口中にあったのと同じ黒い蓮の折り紙が残されていた。
- ^ 劇中でシャーロックが言う通り、中国語で「蜘蛛」を意味する単語である[1]。
- ^ シャーロックのデビットカードを借り、投資銀行ではシャーロック宛の小切手を受け取っていた。スーリンの下宿に忍び込んだ際、鍵を開けてくれなかったシャーロックに怒ってジョンは悪態をついたが、その際皮肉として言った「僕はシャーロック・ホームズだ!」という言葉が誤解された。またサーカスのチケットはジョンが受け取ったが、元々シャーロック名義で予約されていた。
- ^ 「ピン」とされているが、実情は簪のようなものである。
- ^ 削除されたシーンから、これが則天武后の所有品だったことが示唆される(脚本131ページ、場面121)[2]。
- ^ モリアーティのイニシャルである。
- ^ プーレは放送当時、カンバーバッチのパートナーであった[3]。
- ^ エンドクレジットでは「オペラ歌手」とのみクレジットされている。
- ^ また、オークションサイトで売られている"Chinese Lovers in Boat"という名の絵は、平安時代の日本貴族の絵に見える(女性が十二単を着ている)など、中国と日本をごちゃごちゃに取り違えている描写も見られる。
出典
- ^ “蜘蛛の意味 - 中国語辞書 - Weblio日中中日辞典”. 2016年2月25日閲覧。
- ^ a b c “Sherlock - Series 1, Episode 2 "The Blind Banker" - Steve Thompson”. 2016年2月25日閲覧。
- ^ Sebastian Shakespeare (2015年10月21日). “SEBASTIAN SHAKESPEARE: Girl who broke Cumberbatch's heart to wed Sherlock actor”. デイリー・メール 2016年2月24日閲覧。
- ^ スティーヴ・トライブ (2014, p. 87)
- ^ 「この夏行きたい!! ロケ地を訪ねて in UK 『シャーロック』編」『洋画・海外TVドラマ専門誌ムービー・スター』Vol. 199(平成29年8月号)、インロック、2017年8月1日、37頁。
- ^ “National Antiques Museum”. BBC Sherlock. Sherlockology. 2016年2月25日閲覧。
- ^ スティーヴ・トライブ (2014, p. 91)
- ^ “あなたの知らないドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の秘密24”. ELLE. p. 3 (2017年1月19日). 2017年2月18日閲覧。
- 1 死を呼ぶ暗号とは
- 2 死を呼ぶ暗号の概要
- 3 スタッフ
- 4 脚注
- 死を呼ぶ暗号のページへのリンク