ロシア語検定試験
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 17:43 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ロシア語検定試験 Тест по русскому языку как иностранному | |
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英名 | Test of Russian as a Foreign Language(TORFL) |
略称 | ТРКИ |
実施国 | 世界各地 |
資格種類 | ロシア連邦認定の国家試験 |
分野 | 語学 |
試験形式 | 筆記および会話 |
認定団体 |
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等級・称号 | 入門レベル・基礎レベル・第1レベル~第4レベル |
公式サイト | http://taibunkyo.jp/staticpages/index.php/exam |
特記事項 | ロシア語能力検定試験とは異なる |
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ロシア語検定試験[1](ロシアごけんていしけん、ロシア語:Тест по русскому языку как иностранному、英語:Test of Russian as a Foreign Language)はロシア語を母語としない学習者向けに行われるロシア語の検定試験である。ロシア語表記の略称からТРКИ(テ・エル・カ・イ、テルキ)[2]、あるいは英語表記からTORFLと略される。日本では専らТРКИと表記される。
日本においては日本対外文化協会や札幌大学[3]が試験を実施している。また、大阪大学においても1月下旬から2月上旬にかけて基礎レベル以上の試験が行われている。特に基礎レベル、第一レベルの合格は外国語学部ロシア語専攻の1年生、2年生にとっての進級要件となっていることもあり、毎年数十名が受験する。
検定レベル
検定レベルは6段階になっている。
レベル | 概要 | 得られる資格など | 語彙 |
---|---|---|---|
入門レベル | 基礎的なロシア語を理解し、平易なロシア語を聞き、話し、書く能力。限られたレベルでの日常生活の会話が可能。 | 750 | |
基礎レベル | 基礎的なロシア語を理解し、平易なロシア語を聞き、話し、書く能力。 限られたレベルでの日常生活やロシア文化圏での会話が可能。 |
ロシア市民権の取得に最低限必要とされる。 | 1,300 |
レベル1 | 社会生活に必要とされるロシア語の能力。 日常生活、文化、教育、専門分野においてのある程度のコミュニケーションが可能。 |
ロシアの大学に入学する際に最低限必要とされる。 | 2,300 |
レベル2 | 文化、教育、専門分野における高いレベルのコミュニケーションが可能。 | ロシアの大学院(人文社会科学系学部以外)に入学する際に必要とされる | 10,000 |
レベル3 | すべての分野における高いレベルのでコミュニケーションが可能で、ロシア語を用いて科学分野の研究を行うことも出来る。 入門レベルのロシア語を教えることも可能。 |
ロシアの大学院(人文社会科学系学部)に入学する際に必要とされる | 12,000 (うち7000が表現語彙) |
レベル4 | ロシア語ネイティブと同等のコミュニケーション能力。 | 20,000 (うち8,000が表現語彙) |
検定制度
レベル4を除き[4]辞書の利用が部分的に可能である。 対外文化協会で実施される受験者数には制限が設けられており、全てのレベル合計で100名[2]までが受験可能となっている。
脚注
- ^ ロシア語表記や英語表記では「外国語としてのロシア語試験」という意味になるが、日本では専ら"外国語としての"を省いた「ロシア語検定試験」と表記されるため本項目でもこれに倣った。
- ^ a b ロシア語検定試験実施要項
- ^ 2012年度ロシア語能力検定試験実施のご案内 - 札幌大学
- ^ ロシア語検定試験について - 東京外国語大学
関連項目
- ロシア語能力検定試験 - ロシア語能力検定委員会が日本語話者向けに実施している検定試験。
外部リンク
- ロシア語検定試験 - 日本対外文化協会
- ロシア語検定試験について - 東京外国語大学
- ロシア連邦教育省認定ロシア語検定試験について | 筑波大学CEGLOC公式ホームページ
「Test of Russian as a Foreign Language」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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