SubRipソフトウェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/10 03:14 UTC 版)
「SubRip」の記事における「SubRipソフトウェア」の解説
光学文字認識を使用して、SubRipは生放送のビデオやビデオファイル、DVDから字幕データを抽出し、抽出した字幕をそのタイミングでSubrip形式の テキストファイルとして記録する。 設定を変えれば、認識したビットマップ形式の字幕を保存し、別途ソースビデオから減算処理(消去)のために使うことが可能である。 実際に動かす時には、SubRipを認識するビデオソースと同じコーデック に正しく設定し、字幕エリアやフォント、スタイル、色およびビデオ処理に必要な要件をユーザーが調整することで字幕を認識する。 試行と微調整が済めば、SubRipは再生しているビデオソースファイル全体の字幕を自動的に抽出できる。 そしてSubRipは、各字幕の開始時刻と終了時刻、および字幕そのものの内容をテキストファイルである.srtファイルに記録する。 SubRipはビデオ本体からフレームを抽出するのにAviSynthを使用する。このプログラムでサポートされているすべてのビデオファイルから字幕をリッピングすることが可能である。 Subripのファイルフォーマットは、Matroskaマルチメディアコンテナフォーマットの Webサイトでの報告によれば、「おそらくすべての字幕フォーマットの中で最も基本的なもの」である。 SubRip(SubRip Text)ファイルは拡張子 .srtで命名され、空行で区切られたグループでフォーマットされたプレーンテキストで構成される。 字幕は1から順番に番号が付けられる。 使用されるタイムコード形式は、 時:分:秒,ミリ秒であり、時、分、秒は0詰めの2桁で、ミリ秒は0詰めの3桁(00:00:00,000)で表記される。秒以下を区切る小数点記号がコンマなのは、プログラムがフランスで書かれていることに由来する 。 各字幕を識別する連続した数値カウンタ 字幕が画面に表示され始める時刻、-->という記号、字幕が消える時刻 1行もしくはそれ以上の字幕テキスト この字幕の終わりを示すテキストを含まない空行 例: 16800:20:41,150 --> 00:20:45,109- How did he do that?- Made him an offer he couldn't refuse.
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