Sバーン列車の運行開始と第一次路線拡張
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「ケルンSバーン」の記事における「Sバーン列車の運行開始と第一次路線拡張」の解説
1975年6月1日にS11系統がまずケルン・コルヴァイラー - ベルギシュ・グラートバッハ区間で導入された。Sバーン列車運行のための電力供給施設はケルン・ミュールハイム - ベルギシュ・グラートバッハ区間で備えられた。 S11: ケルン・コルヴァイラー - ロンゲリヒ - ニッペス - ケルン - 見本市=ドイツ - ミュールハイム - ベルギシュ・グラートバッハ ケルン・ロンゲリヒ駅からSバーンの新線が分岐して、ヒォルヴァイラー町へ続く。1977年5月S11系統はヒェルヴァイラー北駅まで延長された。初期には141形電気機関車とプッシュプル方式のN客車(n-Wagen)が投入された。 S11: ケルン・コルヴァイラー北 - コルヴァイラー - ロンゲリヒ - ニッペス - ケルン - 見本市=ドイツ - ミュールハイム - ベルギシュ・グラートバッハ 1984年にシティーバーン系統が廃線危機に瀕したケルン・カルク - オーバーラト線、オーバーラト - ディーリングハウゼン区間およびディーリングハウゼン - グンマースバッハ区間に導入され、218形ディーゼル機関車と改造されたN客車がオレンジ色・灰白色の「ポップ配色(Pop-Farbschema)」の塗装で運行された。シティーバーンの試験運営の成功は非電化Sバーンの計画に影響を与えた。1980年末までS11系統はケルン・ヴォリンゲン、ノイスの経由でデュッセルドルフまで延長された。当時にX客車(x-Wagen)と111形電気機関車が新たに投入された。 1985年3月ホーエンツォレルン鉄道橋の拡張工事が開始されて、2本の線路、3.5 m幅の人道・自転車道が追加で建設された。工事は1989年に完了して、見本市=ドイツ駅で拡張されたSバーン乗降場と連結された。1990年5月にケルン・ハンザリング駅がケルン都市鉄道の乗り換え駅として開業された。
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