Re:packageとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > Re:packageの意味・解説 

リパッケージ

別名:再パッケージ
【英】repackage, repackaging

リパッケージとは、既にリリースされている製品何らかの変更修正加え新たにリリースし直すことである。または、そのようにしてリリースされ製品のことである。

リパッケージは、元々は「梱包し直す」といった意味であるが、「既にあるものを手直しして提供し直す」ことを指す場合も多い。最近では、スマートフォン向けアプリケーションストアで、他社提供しているアプリリバースエンジニアリングし、無断改変し、自社アプリとして配信する、といった行為を指す場合がある。

スマートアプリにおけるリパッケージの目的として、アプリ手っ取り早く開発するために不当に利用する場合や、利益を得るために広告追加しただけの複製自分名義配信する場合、または悪意あるコード組み込んで攻撃使用しようとする場合、などが考えられるという。


参照リンク
Cloned Android Apps: Symbiosis or Parasitic? - (F-Secure Weblog。英語)
モバイルのほかの用語一覧
モバイル端末:  野良アプリ  root化  ライブ壁紙  リパッケージ  SIMカードスロット  全部入りスマホ  シャオミ

Re:package

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/25 10:17 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
Re:package
livetune feat.初音ミクスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ハウステクノポップ
時間
レーベル ビクターエンタテインメント
チャート最高順位
  • 週間5位(オリコン
  • 2008年8月度月間21位(オリコン)
livetune feat.初音ミク 年表
Re:package
(2008年)
Re:MIKUS
(2009年)
テンプレートを表示

Re:package』(リ・パッケージ)は、音楽ユニットlivetuneが「livetune feat.初音ミク」名義でリリースした同人アルバム、および2008年8月27日ビクターエンタテインメントよりリリースされたデビューアルバム。

キャッチコピーは、「世界で初めての感動…遂に誕生した奇跡の命がここにある。」[1]

概要

クリプトン・フューチャー・メディアが販売している市販の音声合成ソフト、「初音ミク」が全曲にわたってボーカル音源として使用されている。収録曲の多くは本アルバムの販売前にインターネット上で発表されて人気を博した曲で、中でも他の収録曲に先駆けて発表された「Packaged」は発売当時ネットで70万回以上再生された実績を持っていた[1]。同人盤はコミックマーケット73[2]及びとらのあなで販売されたが、瞬く間に完売し[3]生産が追いつかなかったため、新たに新曲や未発表曲などを追加した商業流通盤がメジャーレーベルから販売された。

従来にも初音ミクを音源として用いたインディーズレーベルCDや、同ソフトのキャラクターや名義を用いた同人CD、限定販売CD[4]、ゲームソフト同梱CD[5]が販売された前例はあったが、一般流通のメジャーアルバムで初音ミクのイメージキャラクターと名称を使用したものは、この「Re:package」の商業流通盤が最初である[6]。商業流通盤の初回限定版ジャケットに解説文を寄稿したUSEN番組プロデューサーの岩瀬英紀は、同解説文で「合成音声ヴォーカルによって100%コンピュータ内で制作された完全なるDTMメジャーアルバム」は、このアルバムが世界初の快挙なのではないかと述べている。

メジャーレーベルから商業流通盤のCDが発売されることが発表されると、人気漫画家ゆうきまさみがブログ上でlivetuneの曲を賞賛しCDの発売を紹介した[7][8][9]ことが注目される[10]など、インターネット上での反響を呼んだ。それ以外にも、Men's egg2008年8月号、Ranzuki2008年9月号に裏表紙全面を使った広告が掲載されるなどの広告活動が行われた。発売1週目で2万枚を売り上げ、オリコン週間チャートで初登場5位[3]を記録すると、毎日.jpまんたんウェブは「マンガやフィギュア、コスプレなどで人気の初音ミクだが、本業の音楽でも高い人気を裏付けた[11]」などと報じた。レーベル担当者はこの人気について「発売前から口コミで話題にはなっていたものの、TOP5に入るとは驚き」と述べている[12]

2010年9月15日には「Re:MIKUS」と共にSHM-CDとして再発された。また、初音ミク発売10周年にあたる2017年8月31日から配信もスタートしている[13]

トラック

  • 特記以外、全作詞・作曲 - kz

商用流通盤

  1. Anthem
  2. Packaged - デビュー曲。
  3. over16bit!(Full ver.)
    作詞・作曲 - kajyuki
  4. シューティング☆スター
    作詞 - yae 作曲 - kajyuki
  5. 虹色
  6. 作詞 - yae 作曲 - kajyuki
  7. Light Song - 商業流通盤にのみ収録。
  8. リラホルン
    作詞 - Elina、yae 作曲 - kajyuki
  9. 日々の夢想い
    作詞 - Elina 作曲 - kajyuki
  10. ファインダー
  11. ドキドキ♪ハートチューン
    作詞 - yae 作曲 - kajyuki
  12. ストロボナイツ
    作詞 - yae 作曲 - kz
  13. Last Night, Good Night - 商業流通盤にのみ収録。
  14. Packaged(piano ver.) - M2のピアノバージョン。
  15. our music - 商業流通盤にのみ収録。

同人盤

  1. Anthem
  2. over16bit! - short ver.が収録されている
    作詞・作曲 - kajyuki
  3. シューティング☆スター
    作詞 - yae 作曲 - kajyuki
  4. 作詞 - yae 作曲 - kajyuki
  5. packaged
  6. 虹色
  7. リラホルン
    作詞 - Elina、yae 作曲 - kajyuki
  8. 日々の夢想い
    作詞 - Elina 作曲 - kajyuki
  9. ファインダー
  10. ドキドキ♥ハートチューン
    作詞 - yae 作曲 - kajyuki
  11. ストロボナイツ
    作詞 - yae 作曲 - kz
  12. packaged(piano ver.)

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ a b ビクター盤の「Re:package」パッケージ解説文より。
  2. ^ 2007年12月29日 - 12月31日に開催。
  3. ^ a b 『初音ミク』をフィーチャリングしたアルバムがTOP10入り”. ORICON STYLE (2008年9月2日). 2008年9月2日閲覧。
  4. ^ 初音ミク名義でフロンティアワークスから発売された音楽CD「CVシリーズ VocalCD Volume01 初音ミク『星のカケラ』」は、コミックマーケット73とアニメイトのみで販売された。
  5. ^ トリノホシ 〜Aerial Planet〜
  6. ^ 「初音ミク」CDデビュー ビクター全国発売へ ソフトで制作の15曲収録『北海道新聞』2008年8月21日付朝刊、第10面
  7. ^ ゆうきまさみ (2008年5月22日). “ニコニコしてる場合じゃなかろーに”. ゆうきまさみのスケッチブック. 2008年11月17日閲覧。
  8. ^ “ゆうきまさみも初音ミク曲に夢中”. ITmedia. (2008年5月26日). http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/26/news080.html 2008年11月17日閲覧。 
  9. ^ ゆうきまさみ (2008年6月11日). “忙中ニコニコしてみた”. ゆうきまさみのスケッチブック. 2008年11月17日閲覧。
  10. ^ “仙台のクラブで「初音ミク」イベント-livetuneのkzさん出演”. 仙台経済新聞. (2008年9月6日). http://sendai.keizai.biz/headline/299/ 2008年11月17日閲覧。 
  11. ^ 渡辺圭 (2008年9月3日). “初音ミク:初のメジャーアルバムがオリコン5位に”. まんたんウェブ (毎日新聞社). http://mainichi.jp/enta/mantan/archive/news/2008/09/03/20080903mog00m200018000c.html 2008年11月19日閲覧。 
  12. ^ “初音ミク、デビューアルバムがオリコン初登場5位”. ナタリー (株式会社ナターシャ). (2008年9月2日). http://natalie.mu/news/show/id/9331 2008年11月22日閲覧。 
  13. ^ 初音ミク10周年記念日に「Re:Package」「Re:MIKUS」が配信スタート”. 音楽ナタリー (2017年8月30日). 2017年8月31日閲覧。
  14. ^ 起用されたのはトイズファクトリーから発売された『Re:Dial』に収録されたバージョン。

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Re:package」の関連用語

Re:packageのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Re:packageのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【リパッケージ】の記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのRe:package (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS