チャベス
1.学習・師事歴
母方の祖父から、インディオの血を受け継いだチャベスは、幼くして父を亡くしている。音楽の手ほどきを兄から受けた。後に、アスンシオン・パーラ、マヌエル・ポンセ、ペドロ・ルイス・オガソンらに師事した。その多くが、ピアニストになることを目的とした指導であり、作曲の指導はほとんど受けていない。しかし、チャベスは、「名演奏家こそ最高の教師」と考え、師の作品の分析に精を出した。また、12歳の時に、エルネスト・ジローの著作を通じて管弦楽法を学び始め、16歳になると、フエンテスに和声を師事している。チャベスは、このフエンテスの指導により、「ドイツやフランスの(音楽の)学術書の煩雑で不必要な部分を見分けることができるようになった」と手紙に書き残している。
2.文化との関わり
チャベスは、幼い頃から休日にはトラスカラ地方へ出かけており、年を重ねてからも、プエブラやハリスコ、ナヤリー、ミチョアカン、グアナファト、オアハカ等の遺跡を何度も訪れている。
Weblioに収録されているすべての辞書からチャベスを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からチャベスを検索
- チャベスのページへのリンク