ベネズエラの放送について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 05:17 UTC 版)
「こんにちは大統領」の記事における「ベネズエラの放送について」の解説
「こんにちは大統領」など、チャベス大統領自身の番組や、チャベス大統領の意にかなう放送局、テレビ番組は問題なく放映できたが、反チャベスの報道は事実上不可能になっていたのがチャベス時代のベネズエラであった。チャベスに批判的であった放送局「RCTV」は放送免許更新不許可(その後も衛星で放送は続けていたが、最終的には放送局自体が閉鎖に追い込まれた)となり、また、チャベス批判を行っていたラジオ局は閉鎖に追い込まれるなどしている。2010年6月には、高まる報道管制の中でチャベス批判を行っていた唯一のテレビ局「グロボビシオン」の社主が海外へ事実上亡命した。これにより、ベネズエラのメディアからチャベス批判は完全に抹消される結果となった。こうしたチャベスの独裁的、強権的な手法には懸念、批判の声も挙がっていたが、貧困層を中心にチャベスに対する支持は、2013年にチャベスが現職のまま亡くなるまで根強かった。
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